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第一話 ~引っ越し~

新作です!カクヨムでも同じものを投稿しています!

俺の名前はローディオ・スイス、今日40歳になる。


俺は結婚もしてなければ友達も居ない。その為誕生日プレゼントも誰にも貰えない・・・



そこで俺はある事を思いついた。『結婚もしてなければ友達も居ない。』という事は俺は他人にかける金が一切ないという事だ。


それなら金は仕事をコツコツやっていけば金は貯まる。


そしたら『高級住宅街に家を買おう』そう俺は思った。


それで俺は高級住宅街に家を買った。



そして俺が住む町は『ユーデット・プロード区』だ!


このユーデット・プロード区はこの国で一番金を稼げる『勇者』が多く住んでいて正に俺が望む高級住宅が並ぶ町


そして今日遂に引っ越しの日がやってきた!!長い間この日を待ち望んでいた。


俺が今まで住んでいた町とは遠いため飛行機で向かう。




仕事は俺が今まで勤めていた仕事場の、ユーデット・プロード区支店に行くつもりだ。


都会な為、流石に支店があると判断した結果だ。まぁないわけないな・・・




5時間後 ユーデット・プロード区に到着




荷物は2日後に到着するとの事だ。




えーと俺の家は勇者学校の目の前だと聞いたから行くのは簡単だな。


歩いて行くか。




よし歩こう。だがなんか高級住宅街なのはそうなんだが歩く人の服装が明らかに違う件。




でもここだけの文化なのかもしれないし、あまり気にしないでおくか。




ん?なんだこれ?「第117期生 1月1日から3月31日まで募集中 試験はなし。だが才能がない場合はすぐに退学させる。何歳でもOK」




あぁ勇者学校の貼り紙か。俺は別に勇者になるつもりないからいいや




10分後 家到着!!




よし!家に到着したぞ!!!うん、豪邸だな・・・


荷物は最低限の物だけしか持ってきてないから早速お隣さんの挨拶から始めるか。




まずは右隣の家から挨拶始めよう。




ピーンポーン




「はい?」




「こんにちは!!隣に越してきた者です。」




「あぁ、なるほど。」




「まっまさか?」




「なんですか?」


 (なにこの人)




「私服を着ているという事はまさか・・・特級勇者の方ですか?」




「え?違いっ」


 (俺が特級勇者??何言ってんだこの人)




「そうですよね!?えぇやべー。僕の名前はヒル・ハウンです。4月から勇者学校に入ります!」




「ヒルさん、よろしくお願いします。ですが俺は特級勇者ではありません。」




「え?ではなぜ私服で?」




「いやそれは、一般人だからです。」




「え?この町は一般人の方は住めないはずですが・・・」




「そうなんですか!?」




「はい・・・もし勇者でなければ『死刑』という事になりますが・・・」


 (嘘だろ?おい。不動産屋が嘘ついたってか?これはすぐさま嘘つくしかないか?)




「ふふ、冗談ですよ(笑)私服なのは今日引っ越したから、まだ制服が届いていないからです。しっかり区役所に許可は取っています。」




「流石にそうですよね(笑)」




「お名前は?」




「ローディオ・スイスです。」




「スイスさんですか。失礼ですがご年齢は?」




「40歳です。元々は勇者ではなかったのですが、勇者になりたくて、勇者学校に入ることに決め、明日入学します。」


 (つい、嘘ついちまった。てか本当にここは勇者しか住んじゃダメな町なのか?)




「そうなんですね!では僕と同期ですか!よろしくお願いします!」




「ではまた~」




「はい!」


 (さっさと家に帰ろ・・・)




この町は勇者以外住んではいけないって・・・俺しっかり不動産屋に確認したし・・・もう一回プリントよく見よ。




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              引っ越し確認証




名前 ローディオ・スイス 年齢 39歳(引っ越し当日に40歳)




引っ越し先 ユーデット・プロード区




                同意書


※キャンセルは引っ越し当日2週間前まで


※勇者のみの区や街を選択する方は充分確認をしてからお願いします。




勇者のみの区 一覧




ユーデット・プロード区


アートン・ダグス町


ウーストン・フロウン町




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まっ・・・まさか、、、本当に勇者しか住めない町に来てしまったのか・・・?




どうすればいいんだ・・・これは本当に俺、死刑になってしまうのか・・・?


嫌だ、こんなところで死にたくないよ。


この方法を改善する方法は何かないのかっ!



そうだ、勇者学校の「第117期生 1月1日から3月31日まで募集中 試験はんなし。だが才能がない場合はすぐに退学させる。何歳でもOK」と書かれた貼り紙が新居に来るまでの道に落ちてたんだった。


今は3月31日・・・まだ間に合う。今から勇者学校に行って入学希望書を書けばいいはずだ。




『俺は・・・40歳ながら勇者になる!!!』







ブックマーク、評価、感想お願いします!これからよろしくお願いします!

今日中に第二話も投稿します!

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