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遺書は書きましたか?  作者: 鱧湯
2/2

登場

「ねえあれ見て」赤毛の少女が指を指す

そこには、上級生と見られる男が、新入生の銀髪少女に厳しい罵声を浴びせていた。

「お前には才能が無いここを今すぐ立ちされ」

「でも、兄さん学年でトップレベルの成績をとりました…」 少女が言葉を詰まらせながら言う。

どうやら兄妹らしい。 

「王家で在りながら主席ではないだろ」

「……」少女は何も言えず下を向いていた。

「私をこれ以上失望させるな!」 

 声を荒らげると、腰から剣を抜いた。

「王家の恥晒しが」

剣を振り下ろそうとする だが少女は動こうとしない 

男は呆れた用に少女に剣で斬りかかる

カキインと剣と剣が重なり合う。 

俺は止めに入っていた。そしてもう一人黒髪の少女が止めに入っていたが少し様子が変だ。   

上級生の男は冷静に「何だお前らは」

黒髪の少女が「えへへ戦いの匂いがしたもので」

笑いながら答える。俺はその少女に少し恐怖を覚えた。

男が次に俺に視線を向けて力強く剣で攻撃を繰り出した。俺は受け止めるが少し後ろに飛ばされてしまう。

男は流れる用に、黒髪の少女に斬りかかるその瞬間

「そこまでだ!」と上級生3人が止めに入た。 

「邪魔をするなアイク」

アイクと言う男性はいかにも優しそうな人で微笑んでいた。

「いくらキミだとはいえ見逃せないな、それでもまだ辞めないと言うなら僕が相手になるよ」

男は少しバツが悪そうに「今日のところは引いてやる」男は学園に戻っていった。

「災難だったね」と俺達に優しく言った

同時に少し離れた所から見ていたジャック達が近づいてきた。

「でも驚いたな急に飛び出して行くんだから」 

「ああ体がつい動いてしまって」

アイクが仕切る「みんなもうすぐ入学式が始まってしまう急いで会場へ行ってくれ。」

周りで見ていた人達に呼びかけた。

俺達に視線が戻る「色々聞きたいことはあるだろうけど僕は先に戻らないといけないから。」

俺は手短に、お礼を伝えておいた「ありがとうございました。」「気にしなくていいよまた会えると思うからその時詳しい話しを聞かせてね」と学園へとさっていった。

銀髪の少女はこっちを睨みつけて足早に会場へ向かって行った。

赤毛の少女は「何あれ王族はお礼もいえないの!」怒ったように言う。

黒髪の少女は「もっと遊びたかったなー」と残念そうに言う。

俺は色々ツッコミたい所はあったが 周りを見てみるとあと俺達だけになっていた。

「俺達も急いだほうが良さそうだな」

2人は頷き会場へ向かった。




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