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パラダイム・パラサイト   作者: kawa.kei
紹介 十一章終了時点

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357/1442

356 「紹介Ⅱ」

グノーシス教団関係。


 クリステラ・アルベルティーヌ・マルグリット


 元聖堂騎士。 ウルスラグナでは最強の一角。

 生まれ育った孤児院で人体実験を行っているのを知って離反。

 その際に助けたイヴォンの為に教団の不正を明るみにするべく、王都で教団に反旗を翻した。

 真っ直ぐな性格と言えば聞こえはいいが、基本的に小難しい事を考えずに正面から行く脳筋。


 イヴォン・トリエスタ・マルグリット


 マルグリット孤児院でクリステラに救われた子供。

 賢い子なのでクリステラがやっている事とその意図を察しており、感謝と心配をしている。

 能力は高かったので余計な物を見なければ無難にシスターになって出世コースを歩んでいた。

 近々、外を出歩けるようになりそう。


 エルマン・アベカシス


 聖堂騎士(仮)。 クリステラの所為で人生が八割がた詰んだ男。

 日々悩まされる胃痛はストレスを生み、ストレスは毛根に多大なダメージを与えて死滅させる。

 有り体に言うと更に生え際が後退。

 最近は頭を掻いた際に指に大量の髪が絡みつく悪夢にうなされている。

 ちなみに胃痛を直す為に覚えた治癒魔法は凄まじく上達し、どんな劣悪な環境、状態でも問題なく発揮できるその腕は国内でもトップクラス。

 騒ぎは一区切りついたので身の振り方を真剣に考えている。


 ジョゼ・オルティース


 クリステラの元世話係。 聖騎士。

 剣の才能があり戦闘に関しても未完成ながら高いセンスを見せていた原石。

 性格は明るかったが親友の死と上司の離反ですっかり豹変してしまい別人のように変わり果てた。

 

 ゼナイド・シュゾン・ユルシュル


 聖堂騎士。 オールディアの復興責任者をクリステラから任された。

 元々ある領の令嬢で、いわゆるいい所のお嬢さん。

 幼い頃からしっかりと戦闘技能を仕込まれたので若くして聖堂騎士にまで上り詰めた。

 どっかの天才()と違って傲慢さはないので、部下にも信頼され、順調に実績を積んでいる。


 グレゴア・ドミンゴ・グロンダン


 聖堂騎士。 オールディアの復興に従事。

 エルマンとは歳が近いので比較的付き合いが長い。

 実は主人公と同じタイミングで辺獄に飛ばされており、部下を喪わずに帰還した有能。


 マネシア・リズ・エルンスト


 聖堂騎士。 ゲリーベの街での防衛責任者。

 イフェアスとは良き友人で、それ以上でもそれ以下でもない。

 炎上する街から何とか脱出に成功したが、余りにもおぞましい物を見過ぎたせいで時折、悪夢にうなされている。

 当初は一生独身を貫くと言っていたが精神的に参っているので今ならチョロい女。

 

 エイジャス・コナー・ラオス


 普段は神父だが、本業は審問官と言った異教徒の排除や背信者の処分を行う裏の仕事を請け負っている。

 教団の非人道的な実験等、表沙汰にできない実験や物資の調達はこの部署の仕事。

 早々に逃げ出して現在消息不明。


 葛西(かさい) 常行(つねゆき)


 転生者。 異邦人という人外の聖堂騎士。 カメレオン人間。

 元々専門学生で通学中事故死。

 姿を隠しての奇襲が得意。 武器は肉厚の剣だが、舌を鞭のように使う。

 ホームシック。 おうちに帰りたい。

 行く所もないので未だに教団に居残っている。


 三波(みなみ) (あかり)


 異邦人。 蛍人間。 元々大学生で通り魔に刺されて死亡。

 自分に酔うタイプの厨二病。

 鎧から発射される光線は自分で発光し、その光を鎧が収束して撃ち出している。

 技名は自分でつけた。 ポージングは自分で考えた。

 敵など来る前に倒してしまえばいいと持ち場を勝手に離れる無能。

 取りあえず動けなくなっている所を保護された。


 北間(きたま) (じん)


 異邦人。 蟷螂人間。 元々高校生で通学中の電車の脱線事故で死亡。

 歳が近かったので藤堂と仲が良かった。

 両手は普通に五指があるが、必要に応じて鎌に変形させられる。 

 飛び出していった藤堂を追いかけようとしていたが、散らばったジネヴラと動けない三波の事もあってその場に残った。


 為谷(ためがい) 皆江(みなえ)


 異邦人。 蝶人間。 元々医療関係施設の事務員で、出勤中の事故死。

 加々良の手下A。 羽からの鱗粉攻撃を多用する支援ポジション。

 迂闊に主人公の間合いに入った結果、腕を引っこ抜かれた。

 あの後、負傷した仲間と一緒に離脱。


 六串(むくし) 鉄也(てつや)


 異邦人。 ダンゴムシ人間。 元々工場のライン管理業務に従事していたが過労死。

 転生して最初に考えた事は労災下りるかな? 加々良の手下B。

 ザ・コアの砲撃を正面から受け止めて生存するという驚きの防御力を発揮。

 代償に深い傷を負ったが何とか無事に戦線離脱。

 ちなみにうるさいカミさんの顔を見るのが嫌なので元の世界に帰りたいとは思ってない。

 

 エイデン・アル・サンチェス


 聖殿騎士。 シジーロで姉と一緒に街の聖騎士を取り纏めていた。 シスコン。

 実力は聖殿騎士の中でも中の上に引っかかるぐらい。 実は微妙。

 本人は覚えていないが、子供の頃に姉に向かってボクお姉ちゃんと結婚すると連呼していた。

 何故か王都に呼ばれたので姉と一緒に向かっており移動中。


 リリーゼ・キアラ・サンチェス


 聖殿騎士。 シジーロで弟と一緒に街の聖騎士を取り纏めていた。 ブラコン。

 弓の腕はかなりの物で聖殿騎士の中でも実力は上の方。

 子供の頃、弟に何度もプロポーズされた事を今でも覚えており、ちょっと意識している困った人。

 その為、早い所、彼女作れと思いつつ、できなくてもいいかなと複雑。

 何故か王都に呼ばれたので弟と一緒に向かっており移動中。





 

 ジネヴラ・リアム・ユーゴ・ウェンティア


 グノーシス教団 第八司教枢機卿。

 神の声を聞いて下々に伝えるのが仕事。

 天使の声を聞いて知識を得るという役目があった。 要は電波の解読。

 聖職者足らんと教育を受けていたお陰で振る舞いは確かに聖職者のそれだが、信念ではなく彼女に取って教義は常識という認識で今まで過ごしてきた。

 憑依に対する適性は高かったが、実行すると肉体が自壊するので聖堂の補助がなければ迂闊に使用できなかった。

 その点をアスピザルに看破され、クリステラに聖堂を破壊されて自滅。 死亡。

 

 

 ペレルロ・ディレイ・ワースン・アリアラ


 グノーシス教団 第八司祭枢機卿。

 ウルスラグナにおける、聖騎士の責任者。 聖堂騎士を任命するのもこの役職。

 力なき信仰は無力をスローガンに教団の武力強化を貪欲に進めた結果、テュケと手を組む事に同意。

 組織運営に関しては優秀ではあったが、天使の憑依適性はお世辞にも高くなかった。

 様々な実験を行って来たが、主人公を使った実験に立ち会った結果、交戦し敗北。 死亡。


 スタニスラス・エタン・アルテュセール


 聖堂騎士。 ムスリム霊山にある教団施設の責任者。

 エルマンの親友。

 重要なポジションだったので教団の裏の事情もある程度は知っていたが、何とか折り合いを付けて真面目に取り組んでいた社畜。

 資金繰りに困ってオラトリアムへ布教活動を行わせた結果、天才()が先走り襲撃される事に。

 最後の最後まで聖職者足らんと、自分の身を犠牲にして皆を逃がす時間を稼ぐ為に主人公に戦いを挑み敗北。 死亡。


 ヴォイド・ブラウ・ミスト


 聖堂騎士。 オールディアでの教団責任者。

 コネと裏工作で聖堂騎士になった雑魚。

 御前試合というお偉方を招いた試合でクリステラに瞬殺された事をいつまでも根に持っていた。

 ちなみに聖堂騎士の中では五指に入る程弱いので、誰とやっても高確率で負ける。

 ダーザインと組んで大悪魔を呼び込み強大な力を得ようと画策。

 ついでに問題解決を自分の手で成し遂げた事にしようという盛大なマッチポンプを行おうとしたが、逆に利用されて儀式の触媒にされた。 死亡。

 ちなみに所持していた専用装備は現在ディランが使用。


 イフェアス・アル・ヴィング


 マネシアと同様にゲリーベの街の警備責任者。

 彼女に気があり、定期的にモーションをかけていたが効果は無かった。 可哀想。

 彼の唯一の理解者は大枚叩いて買った愛馬。

 休日に乗り回すのがささやかな楽しみだった。

 クリステラが離反した際に瞬殺された上に愛馬まで盗まれた。 可哀想。

 最後は惚れたマネシアと民を逃がす為、愛と勇気を振り絞って殿を買って出たが、孤立した状態で圧倒的な狂気に触れて絶望。

 その後、彼の姿を見た者は居ない。


 藤堂(とうどう) 将隆(まさたか)


 異邦人。 蟻人間。

 元々は高校生で、サッカーの試合中の接触事故で打ち所が悪く死亡。

 割と早い段階で保護されたので常識には疎く、ジネヴラの姫様ムーブにすっかりやられて主人公気取り。

 元の世界に帰ろうとか口では言っていたが、帰る直前にジネヴラに君を残してはいけないとかやって好感度を稼ごうとしていた。

 女に幻想を抱いてる童貞。 君は俺が守るとかいって持ち場を離れた無能。

 本人は真っ当な事を言っているつもりだろうが、人の言葉を鵜呑みにし続けた結果、言葉に芯が全くなく、結果としてアスピザルと夜ノ森を同時に怒らせるという神技を披露した。

 その調子でジネヴラを殺された勢いのまま衝動的にアスピザルを狙ったが、本気で怒らせてしまい瞬殺。 死亡。


 加々良(かから) (いわお)


 異邦人。 バッファロー人間。 

 元々警備員で、業務中のトラブルで死亡。

 ギブアンドテイクを信条としており、対価に見合った労働をと教団の依頼を積極的に引き受けて来た仕事人。

 手下からの人望も厚くそこそこ有能で、転生者の中でもかなり強かった。

 自分は死んだと割り切っているので帰還は望んでいない。

 それなり以上に鍛えていたので大抵の相手になら負けないと自負していたが、規格外の化け物を相手にしてしまい敗北。 死亡。


 香丸(こうまる) (りゅう)


 異邦人。 猿人間。 元々鳶職で安全帯の使用を怠り事故死。

 加々良の手下C。 意外と情に厚く、仲間がやられると真っ先に反応する。

 身軽さを活かしたフットワークが武器だったが密着されたのでどうにもならず、主人公に嬲り殺しにされた。 死亡。


 ヘレティルト・ハウ・ブックス


 聖殿騎士。 本編未登場。

 ヴォイドによるマッチポンプの犯人に仕立て上げられる予定だったので人知れず殺された。

 死亡。


 サリサ・エデ・ノエリア


 クリステラの世話係。 聖騎士見習い。

 各方面への手配等の事務関係に才能を発揮した有能。

 反面、剣の腕は辛うじて水準に届くレベルなので、戦闘では雑魚。

 美人で強いクリステラ様の信者。

 憧れの彼女に近づく為に聖騎士を志したが、素直にシスターやってれば死なずに済んだ。

 クリステラの影武者として主人公の目を誤魔化したが捕捉されてあっさり殺された。 死亡。


 リック・サクハイス


 グノーシス教団の抱える学園の生徒。

 肩書きは一応、聖騎士見習い。

 正義感が強く、周りに女の子がいっぱいいる。 四章の実質主人公。

 四人ぐらいの女に恋愛フラグを立てていた。 全員死んだけど。

 悪魔召喚の触媒に選ばれ使い潰されようとしていたが精神力(主人公補正)で自我が復活、一矢報いる事に成功したが、あっさりとやられてしまう。

 その後に現れたナニカと契約する事によって治療を施して貰い再度復活。 因縁に決着を着ける。

 全てが終わった後、取り立てに来たナニカの借金を綺麗事で踏み倒そうとした結果、消された。 死亡。


 サニア・イサース


 オールディアにある宿の看板娘。 リックのヒロインA。 ロリ枠。

 攫われたり人質にされたりと一番ヒロインムーブしていたが、リックの目の前で首を切断された。 死亡。


 アンジー・イサース


 オールディアにある宿の女将。 サニアの母親。

 未亡人。 リックのヒロインB。 年上枠。

 気が付いたら殺されてた。 死亡。 


 レフィーア・ロナ・シプート


 学園の生徒。 聖騎士見習い。 リックのヒロインC。 同級生枠。

 そこそこいい所のお嬢さん。

 結構美人だったので見た目だけなら一番ヒロイン力が高かったかもしれない。

 友人に裏切られて殺される。 死亡。


 マルーア・マーゴ・シェリーファ


 聖殿騎士。 学園の教官を務めるそこそこ経験豊富な聖殿騎士。

 リックのヒロインD。 隠しルート枠。

 無計画にノコノコとヴォイドの部屋へと行ってあっさり殺される。 死亡。

 

 ペントス

 

 モブ。 ファミリーネームは要らな――なし。

 怪獣大決戦の実況の為だけに用意された一般市民。

 用が済んだ後、戦闘の余波に巻き込まれ退場。 死亡。

 

まだ続きます。

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― 新着の感想 ―
エルマンとイフェアスがあまりにも不憫すぎて草生える
[一言] リックくん4章で確かに実質主人公してたけど お膳立てされた箱庭の人形劇内ではですよねぇ だから演目終わった後は補正切れてあっさりだったと 仮に借金踏み倒せてもその後親友とヒロインDの魔力尽き…
[一言] 他キャラも大概だけど特に藤堂くんボロクソ書かれすぎで笑った
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