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大阪買い出し紀行

寮で暮らすための生活必需品、買い出してこなきゃだわ!

「はとー、着替えまだー?」

部屋割と窓が合ってない6号車オハネ78-21。部屋を仕切る壁とまどとの隙間からピコちゃんが声をかけてくる。

「んー、ピコちゃん、ピンク系とグリーン系、どっちがいいかなぁ…」

「はとにピンクは小学生になっちゃうから、今日はグリーン系にしとき。」

「うん、わかったー! って小学生とかひっどーい!!」と二人で笑う。


”んー、みどり色かー”

ごそごそと段ボールを

”これかなぁ”

若草色のかぼちゃパ、じゃなくてキュロットスカート。きゅっと締まった裾には白いレースで、たしかにこれはかぼちゃパンツ。

”ちょっと肌寒いかなぁー”

黒いタイツをはいてから、キュロットをはき直して、

”乙女な清楚感は重要よねっ!”シャツは白いブラウスにした。

かぼちゃぱんつの裾の白いレースは黒いタイツとのコントラストが視線を吸い寄せる。柔らかいシルエットの白いブラウスと、かぼちゃパンツキュロットのまるいシルエット、その上から

”やっぱり春だし、ピンクは外せないわよね!ちゃんとグリーンもいれたし、だいじょぶよね!”

とさくら色のカーディガン。ブラウスの下にピンクのボーダーのタンクトップ。

今日はお外だし、風でわしゃわしゃにならないように、髪は横で細い三つ編み、後ろでまとめて髪留めにピンクの八重桜の枝一振り 。のような意匠の髪留め。それと、まえがみは作るのがポリシーです。


「ピコちゃんおまたせー!」

「あ、はとちゃん」

部屋をでると急かしてきたピコちゃんはおらず、月光くんが待っていた。

「月光くんもお待たせ。ピコちゃんは?」

「さっきお兄さん(駒種先輩)が来て、なんだか箱を渡してたよ。」

「駒種先輩、なにを渡したんだろう?」

「たぶん、洋服じゃないかな。」

603号室のドアが開いて

「ねぇ~はとぉー、これ、似合うかなぁ…。」

悪くない、悪くないけど、これは…

いわゆる、アリスのドレス。木綿で肌触りは良さそうだし、細かい水色と白のチェック模様はピクニックに行くなら申し分ないかわいらしさ。

ボリューム感のあるヘアスタイルとボディラインをお持ち(く、くやしくなんかないもん)のピコちゃんは、とっても素敵に着こなしている。

”それにしても駒種先輩、ピコちゃんが可愛く見える洋服をご存知すぎるわね!”


うーんでも、うん、そうか。

「ピコちゃん、ご飯好き?」

「大好きー!」

「お買い物のあと、ご飯だけど、それじゃ食べるの、むずかしくない?」

「おぉ! それは考えてなかった。着替えてくる!」

 ”ですよねー、その染みがとれなさそうな木綿の生地で、スカートも袖もふわふわで、ご飯食べるには気を使いますよねー”

「うーむ、はとはパンツルックかー。月光も、まぁズボンね、当たり前か。3分待ってて。」

ぱっと部屋に戻ったピコちゃんはきっかり3分で部屋を出てきた。

さっきのアリスモードほどではないけど、フリル多めのデザインのグリーンのショート丈のワンピースの下には黒のサイハイソックス。

そこにおっきなレンズのぽん太くんを斜めがけで、黒髪のツインテールには緑の刺繍の白いリボン。

リボンがとカメラが活発そうな感じで、これは元気系の高校一年生っぽい!

うん、似合ってる!

「あ、にぃにぃ?」とスカートをめくって、ワンピースボリュームに隠れていたウェストポーチから端末を取り出す。だよねー、そのショート丈だもん、下にはケミカルウォッシュのキュロットをはいている。

でもぽん太くん(カメラ)の斜めがけは、となりを歩くちっぱいさん(たとえばわたし)がさみしい気持ちになるから是非やめるんだ、ピコちゃん。


当の自分は小学生ギリギリコーデなのを棚に上げてこっそり採点モードのはと。

はとの場合は小学生ギリギリコーデが実際似合っちゃうのだから、それでいいっちゃいいのかもしれないけど。


折り返しのついたアンクルブーツ、ちょっと背伸びしてつま先は細めでヒールは4cm。色合いは背中のランドセルとお揃いの皮の飴色。

ストラップをちゃんとちょうちょ結びするとかわいいんだ、このブーツ。

足くび丈のくつしたのレースのフリルと相まって足もとにちっちゃい羽がはえてみるたい。

デッキで靴ひもを結わえて、ヌメ皮の3wayをランドセルに背負って、手すりにつかまって後ろ向きに階段を降りる。


昨日と同じく、

「えいっ!」

ピコちゃんが元気よくデッキから飛び降りてくる。さすがにぽん太くんは押さえてる。

「とぅっ!」

月光くんも飛び降りてくる。

月光くんまでかけ声出して、なんだか二人ともノリノリだ。


ピコちゃんの白いスニーカーはストラップが緑で、春っぽい色彩感がある。


ちなみに月光くんはコーデュロイの灰色パンツに、茶色のネルシャツ。

どうかなー、高校生年代的にはちょっと野暮ったいかもなー。でも、派手じゃないおとなしめのチョイスも私は嫌いじゃない、かも。デートのときはコーデしてあげればいいしね。って、デ、デートじゃないわよ、今日はあくまでも生活必需品の買い出し。先輩も引率で着いてきてくれるし!


マコちゃん、ちわちゃん、雨竜くんがホームで待っていて、「僕たちも一緒に行っていい?」もちろん一緒に行くことに。


雨竜君とマコちゃんは二人とも細身のジーンズに白いワイシャツの組み合わせだけど、胸元を大きく開いたワイルドな雨竜くんと、細身のベストをあわせたマコちゃんと、それぞれに趣味の方向が違っておもしろい。

おとなしめの月光くんとは対局に、パステルカラーを着こなすチワちゃん、うん、6人見事にばらばら。


「みんなそろったー?いくわよー。」アイリス先輩が呼ぶ。

ワインレッドの膝丈ワンピースで生成木綿のレースのまるい襟、オフホワイトの前あきカーディガンに足もとは黒のストッキングにショートブーツ。お姉さんっぽい!

ジーンズと紺色のシャツにスエードっぽい栗色のジャケットの碓氷先輩、お兄さんっぽい!


新大阪までてくてく歩いて、北港のテーマパーク方面に直通する快速に乗車。向かう先は終点の駅の一つ先のにある貨物駅、そこに隣接したアウトレットショップ。

電車は臨港の旅客扱いの終点駅に着き、でも線路はその先の臨港貨物駅まで伸びていて、ご一行は線路沿いを200mほど歩いてアウトレットショップを中心にしたショッピングモールへ向かう。

その道すがら、


「はーい、みんな注目ー」

アイリス先輩が振り返り、後ろ向きに歩きながら、

「さくら寮は移動しますからねー。

火気だめでーす。石油ストーブとか火鉢とか絶対NGでーす!

急制動で倒れてくるとすっごーく怖いので、家具は固定してくださいね。今日のお店は寮生御用達なのでちゃんと固定できるのがありますよ。

それと寮列車は北海道から九州まで隈無く走り回ります。でもさくら寮の空調は弱いです。布団は重要ですからね~。」

ヒールのついたブーツで後ろ歩きとかしちゃ「きゃっ」アブナイデスョ。妙高先輩がこともなげにアイリスの身体を支えると苦笑いで彼女をみて、彼女はばつの悪そうな照れ笑いでこたえる。


「隼人、そっちだと布団ってどんな感じ?」

「そっちって?」

「俺、冬は氷点下30度の国の出身だからさ、この先暖かくなったらどんな布団にすればいいのかわかんないんだよ。」

「タオルケットと、木綿のシーツ、かなぁ。肌触りがよければ大丈夫だよ。それに九州だって雪の降る地方があるって知ってた?」

「まじで!?南国、マンゴー、パイナップルのイメージだったよ。」

「そっちみたいに積もったりはしないけどね。で、冬のそっちの布団ってどうなの?」

「北海道は寒いのが当たり前だから、家自体が温かいんだよ。だから布団がすごく厚いとかそういうことはないと思うよ。」

「そうなんだ。そうだよね、寒いと分かってれば家自体の保温を良くするよね。」

「うん。じゃないと外気温氷点下30度とか無理だって(笑) でもタオルケットかー。北海道じゃあんまり売ってないんだよなー。」

「それは今日、見ていけばいいんじゃない?」

などと、南国さんと極寒さんが意見交換してる。


はとの背中でランドセルからぴりりりと着信音がする。「んー、だれだろう?」

はとはランドセルから端末を取り出してディスプレイをみて、

「あっ!つばめおねーちゃん!」

名前を確認すると、すぐに電話にでた。

「もしもし、はとです。つばめおねーちゃん!」

「元気そうだね。今日、入鋏式だよね?新幹線の中?いま電話できる?」

「おねーちゃん、入学式は昨日だよー。」

「あらら、一日間違えたかー。ごめん、うっかりしてた。じゃぁ今日買い物の日?」

「そうそう、いま駅降りてお店に向かってるところ。何で知ってるの?」

「あはは、毎年恒例だしね。」

「そうなんだー、あはは。そうだ、おねーちゃん。寮のお部屋、決まったんだけどお布団なんだよ。引き出しもないし、どんなの買ったらいいの?」

「おー!推薦しておいた甲斐があったかー。さくら寮の7号車!」

「ちがうよ、6号車だよ。」

「おしいっ6号車かー。6号車は今年車体更新のはずじゃなかったかな?」

「うん、新しいよ!お部屋がね!床も壁もみずならで、すっごくステキ!あとあとロビーはさくらなんだよ!アイリス先輩の実家のウィスキー樽で作ったって碓氷先輩が言ってた!」興奮気味にはとが話す。

「更新された車体は碓氷さん設計なのかな。うん、はと、その部屋は当たりだ。きっと乗り心地いいよ。」

つばめは碓氷妙高は知らないけれど、総研でのインターンや博士論文の研究において碓氷の父とは知り合う機会があって、その息子の妙高がさくら寮にいることは聞いていた。

交通学園の卒寮生はそのまま鉄道業界に残る人が多く、寮列車の改装や運用では資金もそうだがそれ以上に設計、施工も卒寮生の手に寄るものが多く、それも自身の部屋があった車両に手を出すことが多い。多くの卒寮生の自身が過ごした列車寮の改良や運用に、資金、アイデア、設計に作業も寄付している。

車齢100余年を数える77系客車はそれだけ多くの卒寮生を送り出していて、長い寮列車の経歴で今残っているオリジナルの部品は外板と貫通路やデッキの扉くらいかもしれない。

台車?台枠?そんなオモシロソウナ大モノ、手を出されないわけがないだろ?ここはそういう学校だぜ。


「で、おねーちゃん。引き出しとかお布団とか、どんなの買えばいいのかな?」

「タンスは私が使ってたのでよければまだ使えるぞ?送っておこうか?。」

「うん、ありがとう!」

「でも布団って学校のがあるだろ?」

「うん…、よく寝れなかったの…。」

「シーツも洗ってくれるし楽なのに。じゃぁ布団は家で使ってたのを送ってもらうんだな。タンスはすぐに送っておく。布団は自分で家に電話しろよな。じゃぁな、うちの学校は楽しいぞ。存分に楽しめ!」

「うん、わかった!ありがと、またね、お姉ちゃん。」


”うーん、買い物、なくなっちゃったなー。”と思いつつ、そろそろショッピングモールが近い。


「はと、お姉さんいたんだ。」

「さっきの電話のこと?、うん、いとこのつばめお姉ちゃん。この学校のドクターコースにいるって言ってたよ。今日探そうと思ってた引き出しはお姉ちゃんが使ってたのをくれるって。」

「そっか。にぃに、お兄ちゃんがおすすめの引き出しのある家具屋さんを教えてくれたから一緒に行こうかなって思ってたんだけど、それなら別のところまわる?」

「いくよー、いくいく! でも実はお布団もおうちから送ってもらおうかなっておもってて。そうすると今日はほしいもの、なくなっちゃたかもなの。ピコちゃんはおふとんとかどうするの?」

「私もはとと一緒。ふとんは家から送ってもらう予定。でもタンスは今日買って帰るつもりなんだー。月光はどうすんの?」

「僕は荷物持ちじゃなかったっけ?一緒に行くよ。」

「月光くんも買うものあるって言ってたよね、どっかいきたいとこないの?」

「あー、うん。制服を掛けておく衣紋掛けとか、あと掃除用具とかはほしいな。」

「あ、それはわたしもほしいかも。ハンガーと掃除用具!」

「じゃ、決まりね。同じ作りの部屋だもの、必要なものも似てるわ。先輩たちに聞きながらそろえていきましょ。お兄ちゃーん、買い物なんだけどー」

”あはは、アイリス先輩じゃなくって、駒種先輩に聞くんだ。でも兄妹のほうが聞きやすいか。”


ショッピングモールに着くなり、

”かーくんはこっち♪”と手塩先輩に引きずられていく雨竜くん。

駒種先輩が「じゃ、いこうか?」と誘うも「にぃにぃ、ちょっとまって」

「まこちん、ちわちゃん、どする?一緒に行く?」と声をかけたピコちゃん。

「同車だし、俺たちが案内するぜ。」と言う間宮先輩かのん先輩に二人は任せて、

「にぃにぃ、おまたせー!」

と小走りにピコちゃんが駒種先輩を追いかけていった。

「はとー、月光ー、はーやくー」

ピコちゃんに呼ばれてわたしたちも追いかけた。

”あとでレストランフロアに集合、”ってメールを書いて、とりあえずはピコちゃんのタンスを見に家具屋さんに。

ショッピングモールを家具屋さん、文房具屋さん、雑貨屋さんとふらふらしてるとあっと言う間のお昼時。”にぃにぃ、おなかすいた”のピコちゃんのおねだりに、”お、いい時間になってるな”と駒種先輩が

「そろそろご飯にしようか」と電話。

”うん、そうだね、デッキはまだ肌寒いよね、じゃぁとりあえずのたこ焼きゾーン前で。”

電話を切ると

「じゃぁ行こうか。2人はなにか食べたいものとかある?」

駒種先輩がわたしと月光くんに聞いてきた。

「大阪なので、コナモノが気になります。」と月光くん。

「コナモノ?」

「小麦粉で作るものだよ、たこ焼きとか、明石焼きとかラジウム焼きとか。」

「それ、全部たこ焼きじゃん!」

「ピコ、それは違う。関西出身の人の前でそんなことを言ったら大阪城から砲撃されるからね。」

「僕も聞いたことあります。大阪の守りは鉄壁だ。毎日お昼は大阪城の大砲の試射をしてる、って。たしか”お昼のドン。”って言うんですよね。」

「月光くんも”それ、道頓堀でも同じこといえんの?”級のわんぱく発言だな!お昼のドンってもうとっくにやってないからね。そもそも、大阪の守り、そっちは旧式のほうだ。今はソル・レイ・ビームの遠距離砲塔が吹田に出来てる。」

「にぃにぃ、それ、いっつも言うよね、残念でしたー、太陽の塔は太陽光を使ったビーム発射台じゃないですぅー」

「それはそうとピコ、ピコはなんか食べたいのある?」しれっと流して駒種先輩が強引に話を戻す。

「コナモンだよねー、じゃぁチーズスフレケーキ!とか! はとは?」

「キッシュとか、かなぁ」

「あー、いいよねー!チーズの聞いたアスパラとベーコンのキッシュとか! にぃにぃ、キッシュで!!」

駒種先輩は笑いながら

「ケーキとキッシュがコナモノかについては、お好み焼きとか食べながら、検討をすすめようか。」またもや強引にお好み焼きに誘導。

キッシュもチーズスフレも魅力的だけど、やっぱり大阪だし、お好みだよね。


海に向かって開けたレストラン街は3階で、夏場は気持ちよさそうな展望デッキの向こうには貨物駅の操車場と船とガントリークレーン。港湾貨物駅の景色が広がる。


客席は開放的で、好きなお店からキャッシュオンデリバリーできるメニューもたくさんある。

お好み焼き屋さんの一角、掘りごたつ式のお座敷には雨竜くんもまこちゃんも座っていて、間宮先輩がアルマイトのなべをかき回している。

「一度食べてみたかったのよねぇー」とにこにこのアイリス先輩。

「焼くよ!」

間宮先輩が鉄板いっぱいにお好みのタネをどーんと広げて、大きなお好み焼きを作り始める。

「こっちも焼くねー」

ちわちゃんの鉄板は先に具無しで焼き始めた。

「こっちの鉄板は広島風なんだー。」

ちわちゃんが馴れた手つきでキャベツを乗せる。


コテを両手に、準備万端で焼けるのを待ちかまえているピコちゃんに

「ピコちゃん、キャベツがしんなりするまでは焼きあがらないよー。」

と、ちわちゃん。


「おなかぽんぽんですぅ。」

すっかりきれいになった鉄板の前で はとが悲鳴を上げる。

間宮先輩と碓氷先輩、雨竜くんに月光くんもすっごくがんばった。

がんばったけど、ナベ2つのコナモノは存分にその満腹力を発揮、10人を満たしたナベは黄金色(アルマイト)の金属光沢すら誇らしげだった。


「コナモンはおなかにたまるのよねぇー」「ナベ焼き、やっと制覇できたわぁ」

満腹の笑顔で油断しておなかをなでているかのん先輩と、食べきった満足感で笑顔のアイリス先輩。

「いやぁ、もう食べらんない。帰りは歩いてダイエットしないと。」

なんていいつつ一休み。


けれど、続いて出てきた干しブドウ入りのチーズスフレケーキを残さず食べた女の子たちに、

「ほんと、スパイスと甘いものと素敵ななにかで出来てますよね、女の子って。」優しそうな笑みを浮かべて雨竜君がつぶやく

「最近はケミカルXも混ぜてるらしい。」と月光くん。

「あぁ、うちのピコもケミカルX、多めだな。」駒種先輩。

とりあえず、月光くんのほっぺつねっておく。

”ぶぅ、月光くんなんて子犬のしっぽが主成分のくせに。”


今日買ったものはお店から直接列車寮に宅送。今夜にも着くらしい。

40ftのコンテナ扱い荷物が船から直接コンテナ車に行き先別に荷捌きされるのを眺めながらの食休み、買い忘れをいくつか買って、おやつのコナモン(クレープ)をおみやげに帰路につく。

まだ明るかったしダイエットの運動もかねて、キタでお洋服屋さん巡りを少々。


寮に戻っての食堂の晩ご飯は、みんなが街に繰り出しておやつ食べてくることが前提なのか、料理担当の学生も街に繰り出す時間を作るためか、豚汁、おにぎり、小さめの煮込みハンバーグ、野菜サラダに、水なすのおつけもの。今日もバイキング方式で。


明日は日曜日。

お布団も引き出しも届くからお片づけの日ね。

うん、今日もたのしかった! 低反発いぬじろうを抱えて

「おやすみなさい。」


翌朝、パンケーキの朝食に「またコナモンかよ!」とかあったけど、おいしかったのでオッケーです。

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