第3話 クラスにうさぎ少女がやってきた・・・
「起きて〜お兄ちゃん」
「起きてよ〜もぉ〜〜」
『うっ・・うんそれ美味し・・・』
『はっ!!!』
僕は勢いよく起きた
目の前には妹が立っていた
『あれっなんで俺の部屋きてるの?』
「ご飯できたから起こしにきてあげたんだよ?」
『あっそうなの?』
「そうだよ」
あれ?
なんか忘れてる
たしか昨日・・・・
ちっ・・ちきゅう滅亡させにきたやつとあった気がする・・・
そういえば昨日の帰り道、
俺は衝撃を受けて頭が
いっぱいになって道端に倒れたんだ
僕はなんでここにいるの?
「お兄ちゃん倒れたんでしょ〜?」
『あっうん』
「凜さんが道端に倒れているのを見つけて運んできてくれたんだよ」
『あっそうなんだ・・・』
であの子一体なんなんだ!?
地球を滅亡させるって本気なのか?
てか月から来たって本当なのか?
頭のなかがぐちゃぐちゃになってあの子の顔が頭の中でクルクル回っている
詳しいことがきけなかったから明日、不三家に行って聞いてみよう
『てか今日学校じゃん!!!』
「ご飯作っといたから勝手に食べてね」
「私、先行くから」
『マジか・・・』
僕は急いで着替えはじめた
教科書をカバンに入れ、リビングに向かった
今日の朝ご飯は『ロールキャベツ』と『トマトスープ』と『果物の盛り合わせ』最近、野菜が足りてないので妹が僕専用に野菜中心のご飯を作ってくれる
ご飯を食べて、妹が作った弁当をカバンに詰め、勢いよく外に出た
〜燕二号で移動中〜
学校に着いて教室に向かうとみんなはまだ話しをしたり本を読んでいた
ぎりぎり間に合ったようだ
自分の席に着く
すると・・・
「おっ進二、おはよう」
『海斗、おはよう』
「今日もぎりぎりだったな」
『そうだね、危なかった』
と少し話していると
「進二、おはよ〜」
誰かが声をかけてきた
振り向くとそこには凜が立っていた
「昨日なにがあったの?」
『えっと・・・いろいろあってね』
『まぁとにかく昨日はありがとう』
「いろいろあって普通道端に倒れるかしらねぇ?」
「まぁ無事ならよかったけど」
『本当助かったよ』
「いやー朝からラブラブですな〜」
『冷やかすなよ!!』
「まぁがんばれや」
『だから、凜とは昔からの友達なんだって!!!』
と言った瞬間、凜の目が
悲しい目をしていたように感じた
『とにかくこれ以上話しを広げるなよ!!!』
「わかったって」
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなったので凜と海斗は自分の席に着いた
先生が入ってきて
「え〜このクラスにまた、新しい仲間が増えます」
「ざわざわざわ・・・」
すると女の子が入ってきた
「はじめまして、月 宇佐美です」
「これからよろしくお願いします」
あれ?うん?
えっと・・・・・・・
『えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!』
なんであの子がここにいるの!?
そこに立っていたのは、
昨日衝撃的なことさらりと言ってくれたうさぎ少女だった
みんなが一斉に僕を見を見ていた
ヤバッ、またやっちゃった
「どうした進二?」
『あっすいません、なんでもありません』
「じゃあ月さんには進二の隣に座って貰おう」
まーじーかー
クラスの男子は「いいなぁ」とか「あいつだけずるいぞ」と言ってるけど、この子が人類の敵なんて誰も思ってないだろう
うさぎ少女が近づいてきて
「これからよろしくお願いします」
『・・・・・・・・・・』
そして僕の横に座った・・・
〜4話に続く〜