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姫と破壊神  作者: 森崎優嘉
第2章 出会い
8/21

2-(2) 勝手に話を進めないで!

「貴方、私が想像していた破壊神よりもぜんぜん違うのね」

「…どんな想像してたんだよ」

ナオレイアとユーアストは庭を歩きながら話していた。

「それは~…本みたいに人間に害を与える見たいな?」

「僕はそんな事したくないよ、人間は一生懸命生きているんだ、その一生懸命さを壊したくない」

ナオレイアは笑った。

「貴方は優しいのね…あ、そうだ!ねぇ、貴方のことをユーアって呼んでいい?私の事はナオって呼んでくれていいわ」

「ああいいよ、よろしくねナオ」

「こちらこそよろしくねユーア」

そして二人は笑い合った。風が吹いた、ユーアストはその風に眉をひそめた。そして周りを見た。

「ユーア?」

ナオレイアはユーアストを見た。ユーアストは笑うとナオレイアの頭を撫でた。

「気軽くナオに触れないで」

「別にいいと思うよ?あの二人、お似合いだし」

ナオレイアとユーアストは声がする方を見た、そこには1組の男女が居た。ナオレイアは女の方を見て、ユーアストは男の方を見て驚いた。

「ユーリ!?」

「ユージ!?」

ユーリスは苦笑いをした、隣には破断神ユージアが腹黒い笑みを浮かべていた。

「ナオ、何で部屋から出てしまったの…」

「仕方ないさ、それが運命だ」

「黙りなさいこの腹黒が」

睨みつけてくるユーリスにユージアは苦笑いをした。



そんなやり取りを見ていたナオレイアとユーアストはお互いを見た。

「ねぇユーア、私の親友の隣にいる人は誰?」

「破断神ユージア、僕と彼、あともう一人破罪神タツータっていう奴がいてね3人を合わせて魔の三邪神と呼ばれているんだ。」

「へ~え」

ナオレイアとユーアストはまだ言い合いを続けている二人を見て溜息をついた。


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