表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
姫と破壊神  作者: 森崎優嘉
第3章 魔界
14/21

3-(2)秘密

ユーアスト達3人は魔界塔の最上階に飛んだ。

「ユーリス嬢も姫も綺麗になったね~」

「当たり前だろう?ナオだしな」

「ユーリスはこちらの血も混ざっているからな」

タツータが思い出しながら呟くとユーアストとユージアは当たり前の様に言った。

「…ユーリス嬢はともかく、姫は巻き込まれて大変だよね」

「仕方ないさ…すべてはナオがこの世に生まれた時に始まったのだから」

ユーアストは悲しい表情を浮かばせながら目を瞑った。

「…その『すべて』のバランスを保つ役目がワータス家、つまりはユーリスの役目。彼女も色々苦労したからね、今は良くなったけど昔はユーリス自身のバランスが取れていなかったから…」

ユージアはその時を思い出しながら言った。彼女がまだ幼かった頃、毎日笑顔で話していた…ユーリスの笑顔はとても美しく綺麗だった。しかし時が経つにつれワータス家の役目が彼女を苦しめユーリス自身のバランスを崩した…自身バランスを崩したユーリスは笑顔になる日が少なくなっていき、いつの日か彼女は笑顔になることは無くなった。ナオレイアとミナリーゼに会ってからは少しは笑顔を見せるようになったものの、未だにバランスは崩れたままの状態である。

「僕は…ユーリスの笑顔を足り戻すために、ユーリスを守らなければならない」

ユージアは手を握り締めた。

「…ユージアがそんなこと言うのは珍しいよね…ユージア、何かあったら僕に相談してね?ユーアストも」

「ありがとうタツータ」

「僕だってナオを守らないと!」

本当に珍しいよユージア、とタツータは思いながら二人を見た。

「二人とも、戻ろうか」

そして3人の姿は塔から消えた。





ナオレイアはいろんな疑問を持ちながら静かにカップに口をつけているユーリスを見た。

「ねぇユーリ、どういうこと?ユーリはこの件の事何か知っているの?」

するとユーリスはカップをソーサーに戻してナオレイアを見つめた。

「この件、って?」

「魔の三邪神の事とか、私とユーアの事とか」

ユーリスは窓を見た。

「私からはまだ何も言えないけれど…言えることは…」

ユーリスはナオレイアを見た。

「私達がこの世に生まれてからすべてが始まった。…今はまだこれしか言えない」

「すべてが始まった?」

ユーリスは頷いた。

「ナオは、もうすぐ分かるよ…もうすぐじゃないかもしれない、今かもね…そうでしょう?破壊神」

ユーリスは窓を見た。ナオレイアも釣られて窓を見るとユーアストがいた。

「ユーア!?」

ユーアストは窓から室内へ入った。すると扉からはユージアとタツータが入ってきた。

「ただいま~」

タツータはのん気に入ってきた。

ユーリスはユーアストを睨んだ。

「…破壊神、ナオに『すべて』を話す事を許可します」

「いいのか?」

ユーリスは頷いた。

「遅かれ早かれ絶対に知ることになるのだから」

ユーリスはそう行って立ち、ユージアの隣に行った。ユーアストはユーリスが座っていた椅子に座った。

「ナオ、黒き魔女…守護神から許可が出たから君にすべてを話すよ」


長くなりそうなのでここできります。

誤字・脱字があったらお知らせください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ