3-(1)魔界
遅れてすいません
魔界は私が想像していた所とは全然違っていた。人の形をした魔物たちが本当の人間の様に生活をしていた。
「ここから歩いて城まで行こう」
ユーアストはナオレイアを見た。
「人間界と一緒だね」
「そうだね、魔物だって一生懸命生きているんだ…人間の様に怒ったり泣いたりできる」
ナオレイアは魔物達を見た。
「…すてきな所だね」
二人は歩き出した。
「あ!ユーアストさまだ!!」
「ほんとだ!」
人の形をした魔物の子供がユーアストに抱きついた。
「おー、久しぶりだな!母さんは元気か?」
「うん!ユーアストさまのおかげなの!」
「ありがとう!」
子供達が家に入っていった、そして子供の母親であろう女性が出てきた。
「ユーアスト様、本当にありがとうございました」
「気にするな、といっても無理だろうな」
ふと、ナオレイアと女性の目が合った。
「あら、はじめまして」
ふわりと笑った女性にナオレイアは見惚れた。
「は、はじめ…まして」
「ナオ、この人はジュリス・ラデオさん。ジュリスさん、こっちはナオレイア…人間界の姫君」
ジュリスはまあ、と呟いた。
「姫君ということは、もしかしてミナユーイア王国の?」
「は、はい」
緊張しながらナオレイアが答えるとジュリスはふふ、と笑った。
「ジュリス・ラデオです、よろしくね」
「ナオレイアですこちらこそよろしく」
ジュリスと別れ、ナオレイアとユーアストは魔界城に着いた。ユーアストはそのまままっすぐに歩き、大広間に着いた。
「お、帰ってきた!お帰り~」
「お待たせタツ」
大広間には1人の少年が居た。
「ナオ、紹介するね…彼は魔の三邪神の一人、破罪神タツータ」
タツータはユーアストの隣に立った。
「初めまして姫、気軽にタツータと呼んでね」
「初めまして」
ナオレイアは少し緊張しながらあいさつをした。
「ユージはまだ帰っていないのか?」
「あぁ、もうすぐ…お、帰ってきた」
扉が開いた。
「さすがに僕達が最後だね」
「…ユージアが遅いから…」
ユージアとユーリスが大広間に入ってきた。
「ユーリ!?」
驚いているナオレイアにユーリスは困った表情を浮かべていた。そしてナオレイアの近くに行きユーアスト達を見た。
「魔の三邪神がそろった…やることは早くやりなさい」
鋭い声でユーリスが言った、そしてナオレイアの手を握った。
それを合図にユーアスト、ユージア、タツータ…魔の三邪神の周りには魔法陣が現れた。そして一瞬のうちに3人の姿が消えた。
「ユーリス様」
1人の侍女が一礼した。
「行こうナオ」
ユーリスはナオレイアの手を握りながら歩き出した、侍女も後ろから付いていった。その間、ナオレイアは頭の中が混乱していた。
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