表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ1巻 3月27日発売】【Web版】奈落の底で生活して早三年、当時『白魔道士』だった私は『聖魔女』になっていた  作者: tani
第一章 オルフェノク地下大迷宮脱出編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/190

ステータス確認

───────────────


《名前》リリィ・オーランド


《性別》女性 《年齢》18歳 《職業》『聖魔女』


《称号》〝魔道を探求せし者〟


《ステータス》 《基礎±補正》

 レベル 1,082

 生命力 12万4481《10万9981+1万4500》

 魔 力 20万6772《15万6772+5万》

 持久力 11万4812《10万312+1万4500》

 攻撃力 1    《5万1021-40万9083》

 防御力 11万9387《10万2387+1万7000》

 精神力 20万2311《15万2311+5万》


 スキル

 『生命力自動回復』『魔力自動回復』『持久力自動回復』

 『消費魔力半減』『魔力障壁』『魔力障壁自動発動』

 『獄炎魔術』『氷獄魔術』『暴風魔術』『地烈魔術』

 『神雷魔術』『聖光魔術』『暗黒魔術』『召喚魔術』

 『浮遊魔術』『空間魔術』『毒魔術』『麻痺魔術』

 『石化魔術』『治療魔術』『全属性耐性』

 『状態異常耐性』『魔力感知』『鑑定』『隠密』

 『隠蔽』『回避』『悪食』『五感強化』

 『魔術威力上昇』『状態異常付与成功率上昇』

 『思考加速上昇』『治癒効果上昇』

 『長文詠唱破棄』『並列詠唱』『多重詠唱』

 『聖魔女の加護』『白亜の魔道』『漆黒の魔道』


───────────────


 目の前に表示された半透明のパネルにはこのように書かれています。


 これが普通ではないとこは私も理解しています。

 今はどうか知りませんが、私の知る限りでは人間でこのようなステータスを見たことがありません。

 ただ世界は広いですし、私みたいなステータスを持っている人間も普通にいるかもしれませんね。

 

 では、全てを解説するには時間がかかりますので必要な部分だけ説明していこうと思います。


 まず私の職業について。

 三年前の私は『白魔道士』をやっていました。

 それが今では『聖魔女』というものになっています。

 実は何故このような見たことない職業になっているのか知らないのです。気がつけば『聖魔女』の職業になっていました。

 条件を満たせば上位職業に生まれ変わる、などと言った話も耳にしたことがあります。 

 そして特定の条件を満たすことで『白魔道士』は『聖魔女』へと生まれ変わるようで、



───────────────


 上位職業『聖魔女』

 条件・職業『白魔道士』を上位職業『聖女』へと昇華させる

   ・職業『黒魔道士』を上位職業『魔女』へと昇華させる

   ・一定数の魔術を使用する


 権能・『聖魔女の加護』 

     ├魔力、精神力にステータス+15,000の補正

     └攻撃力にステータス-(魔力+精神力)の補正

   ・『白亜の魔道』

     └『治療魔術』使用時の魔力消費50%減少

   ・『漆黒の魔道』

     └『攻撃系統魔術』使用時の魔力消費50%減少

   ・『消費魔力半減』

     └魔術発動に必要な魔力を更に50%減少させる

   ・『魔力障壁自動発動』

     └敵意のある攻撃に反応して魔力障壁を自動展開


───────────────


 このような感じです。

 改めて見返して色々と言いたいことがありますが、とりあえず「なんですか、この常識外れの職業は!!」の一言で片付けましょう。


 それにしてもやはり不思議です。

 人は職業を一つだけしか持てません。

 しかし『聖魔女』になるには『白魔道士』だけでなく『黒魔道士』であることも必須条件です。更にその二つを上位職業へと昇華させる。


 不可能な話ですよね。

 でも何故か私はその条件を満たした。


 そういえば、拠点としていた建物にあった本。

 暇潰しと思って読んでみたことがありました。

 内容は一文字も読めなかったのですが、ある日を境に読めるようになったような。その時から『黒魔道士』が使える魔術も使えるようになった気がする……。


 もしかしたらその本が私に『黒魔道士』の職業を与え、知らず知らずに『白魔道士』が『聖女』へ『黒魔道士』が『魔女』へ昇華して『聖魔女』になったのかもしれませんね。


 ひとまず『聖魔女』に関してはここまでにして──次は何にしましょうか。


 称号についてはこれもまた知らぬ間に付いてました。


───────────────

 

 称号〝魔道を探求せし者〟

 条件・魔術を累計100,000回使用する 


 権能・全ステータス+8000  

   ・『長文詠唱破棄』

   ・『並列詠唱』

     └別種の魔術を同時に使用可能

   ・『多重詠唱』

     └同種の魔術を最大50個まで同時に使用可能


───────────────


 どうやら私は三年間で魔術を100,000回も使用していたみたいです。

 大体平均で一日に91回もの魔術を使用していた。もしかするとそれ以上の可能性もあります。

 まあ、こんな化け物みたいな魔物が徘徊している場所では死に物狂いで魔術を使用していたのでしょう。


 ちなみにステータスの横に表示されている数値はスキルや称号、武器によって加算される数値です。素のステータスと合計した数値が私のステータスになります。


 ステータス値の説明をしたついでに。

 どのステータス値も高過ぎて、逆に目立っているのが攻撃力。

 これは『聖魔女の加護』のマイナス補正によるもの。

 私の『職業』が『聖魔女』に変わり、それで得た他のスキルも魔術を使う者にとっては、大変ありがたいスキルばかり。

 その代償として『聖魔女の加護』には魔力と精神力の合計値だけ攻撃力がマイナスされる効果があるのかも?

 

 しかし、ステータス値はマイナスにいくことがないため、私の攻撃力は最低数値である1になるわけです。


 参考までに攻撃力最弱の魔物は〝ミニマムアント〟という魔物で攻撃力は3です。

 そう、私の拳は攻撃力最弱の魔物未満なのです。

 どんなに殴っても相手に与えられるダメージは1か0になります……。私の拳は虫以下……。

 更に魔力と精神力の合計値ということは、職種によってステータスの伸びが変わる──私の場合は攻撃力は伸びにくい──ので今後レベルが上がっても攻撃力は一生このままでしょう。


 いやいや、私には魔術があるので関係ありません。魔術をバンバン使えば解決なのです。そう考えないとやっていけません。


 さて、ステータスも確認したところで地上へ向かうことにしましょう。

※2025年2月10日(月) 一部加筆修正

 消費魔力について、わかりやすく

(例:『必要魔力』100 ×『魔道系スキルによる半減』50% × 『消費魔力半減』50% = 『必要魔力』25)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
★書籍版公式ページはこちら!! 書籍、電子書籍と共に12月9日発売予定!

奈落の底で生活して早三年、当時『白魔道士』だった私は『聖魔女』になっていた4
― 新着の感想 ―
もし、魔法を封じられたりしたら、子供よりも抵抗できないから気を付けないとね
誤字報告では、追記部分は報告出来なかったので、 こちらに失礼します。 最後の追記の消費魔力について 例:『必要魔力』100 ×『魔道系スキルによる半減』0.5% × 『消費魔力半減』0.5% = 『…
[気になる点] 白亜の魔道と漆黒の魔道に消費魔力半減を追加したら、治癒魔術と攻撃系統魔術の消費魔力が0にならない?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ