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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
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私はゆっくりする!②

 そう言えばママが妖精と契約しているのは聞いたけどどんな精霊か見ていない...私は見せたんだから見ても大丈夫だよね?


 「ママの精霊ってどんな姿してるの?...見てみたい...」

 「私の精霊は..うーん...見せたいのはやまやまなんだけどママの精霊は気まぐれだから今は来れないみたい」

 「光の精霊...多分..えーとソフィアだっけ?ソフィアが契約している精霊ってもしかしてソラスかしら?」

 「!...よく分かったね...リーア...ちゃん?さん?...そうよ、私が契約しているのはソラスよ」

 「ソラスがよく契約したわね...あんな人見知りで契約出来るものなのね...」


 私は分からないけどリーアは知っているみたいだ 妖精姫だし知ってる妖精も沢山いるだろうしね ソラスっていう精霊も気が向いたら見てみたいなぁ


 「それでマルガちゃんはどれくらいこっちにいる予定なの?」

 「どれくらい要るんだろう...ドロシーかメリー知ってる?」

 「ミツキ何か聞いてない?」

 「...大体一週間か二週間ぐらいが限界...それ以上だと長期休みを超えちゃうから...マルガの場合卒業するならするで連絡が必要だし...そのままでも連絡が必要だから...」

 「らしい...よ?」

 「なんでマルガちゃんは自分の事を把握してないのよ...だから一週間ちょっと滞在する事になりそうだね、ソフィア様」

 「もっと居てもいいのに...じゃあもっと質問してもいいかしらマルガちゃん?」

 「え?...う、うん...怖い事じゃないなら...」

 「ミツキさんとはどういう関係なの?友達?」

 「えっ..と、友達...だと思うよ?」

 「...恋人になる予定...今は一方的な恋...」

 「あらあら...でもミツキさんはまだマルガに何も教えてないのよね?」

 「...まぁ...」

 「それならとっても楽しみね♪ママは期待しとくわ」

 「えっ...あ..うん?」


 何故か知らないけどミツキが応援されているのは分かった ま、まぁ私も好きだから一方的っていうより両想いなんだけど...私の踏ん切りがつかなくて結局言えてない...どうしよう


 「そうねぇ...これくらいにしようかしら?マルガちゃんも疲れているでしょう?」

 「え?う、うん」

 「じゃあメリー?マルガちゃんを部屋に連れて行ってあげて、ミツキちゃんも一緒のお部屋でいいわよ?」

 「あれ?ソフィア様?私のお部屋は何処になった?」

 「あれ?貴女の部屋は来た時に用意していたはずだけど...?」

 「でも私マルガちゃんの部屋でずっと寝ていたけど...用意してたんだ...」


 確かあの時のドロシーって私に部屋に来ていきなり私の部屋に住むとか言い出したから部屋なんて無いと思ってたのに...部屋あったんだったら私まだ一人部屋でもよかったんじゃ?


 「ママ?私別に一人でも...」

 「あら?それならメリーと一緒にしようからしら...」


 メリーは私を朝早く起こしたり運動させるって言った...ミツキは抱きしめたり撫でたりするけど基本甘やかしてくれる...ど、どうしよう そ、それなら...?


 「だったらミツキと一緒に眠る...」

 「そう?よかったわ♪ただ眠る前にまたパパと一緒にお部屋に行くからいきなりパパが部屋に入ってきてもびっくりはしないでね?」

 「うん、分かった」

 「じゃあメリーお願いね?」

 「はい、分かりました、マルガ様とミツキさん行きましょうか」


 メリーについて行って懐かしい私の部屋に帰る 殆ど端っこだから歩くの疲れるんだよね お城の中でも猫耳隠さないといけないの面倒くさいし...早く部屋に入って被り物取りたい


 「どうぞ、後で何か持ってきましょうか?」

 「うーん...とりあえず大丈夫かなぁ?」

 「...疲れた...」

 「何かあったら...そうですね...戻ってきたので少し挨拶をしてきますので基本的に部屋から出ない様にしてください、それと私以外は基本部屋に入れない様にしてくださいね?」

 「分かった...ふにゃぁぁ...」


 疲れていたのかベッドで横になると一気に眠気が来てしまった 疲れた このまま眠ってしまって明日からまたゆっくり過ごそうかな せっかくの休暇だもんね

毎日21時に投稿しています


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