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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
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私は学校長に会いに行く!②

「歩きたくないなぁ...少しだけ浮遊魔法使えば...」

 「...そんな贅沢な魔法の使い方してるのこの世でマルガだけ...」

 「ミツキが手を引っ張ってるふうにして浮けば...」

 「...私は別にいいけど...」

 「よし...頑張ろう...」


 私は浮遊魔法を使いながら少しだけ浮く どら〇もんと同じように数ミリだけ浮いて簡単に移動をする 傍から見たらミツキが手を引いてるだけに見えるからとっても簡単だね さっさと学校に行ってノアから依頼金を巻き上げ...もとい貰いに行かないと


     ◆◇◆◇


 「...とっても久しぶりに学校来た...」

 「私いつ来たかな...」

 「...マルガからそのセリフが出るのは在校生としてどうなの?...」

 「...てへぺろ」

 「...さっさとノアの所に行って依頼の話をしよう...」

 「そうだね!」


 さっさと学校長室に行かないと 用事は終わらしてご飯を食べにいきたいなー... 出来るなら私がミツキさんの分を奢っていい所見せるんだ!


 「おじゃましまーす」

 「ついにマルガまでノックをしなくなってしまった...ミツキにでも似たのかの?」

 「...私に似たとか言わないでよ...私はちゃんと最初に聞くわよ...」

 「でも今開けたのミツキですよ?私じゃないですよ?」

 「おお、よかったの、ミツキは卒業しても相変わらずか、ところで何の用かの?依頼はやっぱ無理じゃったか?」

 「終わったから持ってきたよ!あれ?ギルドに持って行った方がよかった?」

 「どれくらい持って来たんじゃ?あとそれならなんでミツキもおるんじゃ?」

 「...私が居る理由はマルガの経緯を聞いて貰えば...」

 「じゃあ聞かせて貰おうかの」

 「えーとね...最初に鉱山に行ったら...」


 ここから私はノアに対して殆どの事を包み隠さず伝えた 鉱山に普通に魔石があった事 鉱山の中に噂になっていた盗賊が住み着いていた事 その鉱山の入り口を固める様にしてたむろしていた 盗賊が魔石を沢山取って金になるとか言ってた事 そして普通に誘拐された事


 「...何をしておるんじゃ...そこまで無理しなくてもよいのに...」

 「普通に魔法で掘ってたら普通に囲まれちゃった」

 「...だから心配すぎて私が一緒に居るだけ...付いてきただけだから気にしないで...」

 「なるほどの、でもその話の内容じゃとどうやって帰って来たのかと魔石はどうしたのかが分からんぞ?」

 「それは...内緒の方向で...」

 「ううむ...取りあえず無事でよかった...じゃあどれくらい取れたのかの」

 「...ええと、目を積むって貰っていい?」

 「かまわんぞ」


 ノアが目を瞑っている間に空間魔法を開きその中から沢山の魔石を落としていく 麻袋らしき物も落としてるからどれくらいあるか分からないんだよね そこはノアに数えて貰うか一緒に数えればいいよね


 「もう大丈夫かの?」

 「うん、もういいよ」

 「...学校長が可哀想に見えてきた...」

 「なんじゃこの魔石の数!?...というかこの麻袋もまさか魔石がぎっしりとか言うのか...流石にこれを数えるのは骨が折れそうじゃい...」

 「頑張ってね!」

 「...流石に同情する...」

 「まぁ...流石にこの場で数えるのも一苦労じゃしそもそも数が分からんから依頼金を渡すこともできないのぉ」

 「じゃあ...分かったら連絡して?またドロシーとかに」

 「分かった、そういえばもう一つ頼んだ人探しの方も任せたぞ?」

 「はーい、見つけたらねー」


 人探しの方は特に急ぐ必要も無いし気楽にね 依頼もほとんど終わっちゃったような物だし明日からどうしようかな~

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