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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
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私は学校長に会いに行く!①

 「...マルガってお城に住んでたの?...」

 「あれ?マルガちゃん説明して無かったの?」

 「え?..うん」

 「...もしかしてメリーの娘とか?...でも獣人だし..」

 「残念ながら私の娘でもないですね、殆ど娘みたいなものですけど」

 「...まぁいいわ、挨拶すればいいんだもの...」

 「次の長期休暇で帰っちゃう?」

 「うーん...帰ろうかなぁ...」

 「そういえばミツキって帰省しないの?ずっと私達の家に居るけど」

 「...たまには帰ろうと思ってるけど...ちょっと面倒に感じてる...」

 「じゃあ次の休暇は私達全員ルクロンに帰省しましょうか、マルガもたまには家族で過ごしたいでしょ」

 「私はドロシーとかメリーも家族だと思ってるけど...」

 「本当の家族でしょ?親子は仲良くしていた方がいいわよ」

 「...分かった」


 そういうものだろうか 私としてはママとパパとドロシーとメリーはあんまり変わらないんだけどなぁ...? 正直どっちが時間として多く過ごしているかと聞かれたらドロシーとメリーだもん ううん、よく分からないなぁ 取りあえず次の長期休暇が楽しみだ


 「...明日はノアの所に行って依頼が終わったのを連絡しようと思う、その後にギルド行くけど」

 「...一人で行く?...」

 「一人でいこうかな...」


 なんて言ったらミツキが意味ありげな目でこっちをずっと見ている まるで連れていけと言わんばかりに見てくる そんなに連れて行って欲しいなら言えばいいのに 可愛い


 「...明日一緒に行く?」

 「,,,行こうかな、マルガが一人だったらもう心配だからね...」

 「じゃあ今日はまだお昼だけど寝る...夜になったら起こして?」

 「...分かった、カギは閉めないでね?後で一緒に寝るから...」

 「はーい...」


 朝早くから起きてお昼まで頑張ったからもう眠い 生活リズムとか言ってられないくらいに眠いから一旦寝てしまおう 子供は昼寝するものだからね!


 「ミツキ?どうしたの?」

 「...結局誰が好きか分からなかった...」

 「ああ...」

 「うーん...本当に分からないの?」

 「...分からない....教えてドロシー...」

 「教えてあげたいけどマルガちゃんの意志を尊重しないと行けないからね」

 「...ひどい...」

 「大丈夫よ、そのうち分かるはずだから」


       ◆◇◆◇


 「...........」

 「...どうしたの?マルガ...」

 「...外が明るい...私...どれくらい寝てました?」

 「...一日中かな?...今は朝だよ...」

 「夜に起こしてっていったのに...」

 「マルガが気持ちよさそうに眠りすぎて誰一人起こせなかったわよ?」

 「リーアまで...まぁいいけど...とりあえず準備して学校に行かないと...」


 そんなに気持ちよく寝てたのだろうか まさかよだれを垂らしながら...もしそれだとしたらかなり恥ずかしいんだけど まぁいいか


 「...学校行きたくない...なんで...ノアが直接行けばいいじゃない...」

 「...学校に行く日毎日文句言ってる...学校嫌いなの?...」

 「嫌いじゃなくて...なんで朝早く起きて...朝はもっと眠ってたい...」

 「...それくらい頑張ってよ...というかマルガは夜遅くまで起きすぎてる...何してるの?...」

 「別に何もしてないよ?...ただ本を読んでたら気づいたら朝陽が登ってるだけで...」

 「...完全にそれが原因じゃない...よかったね、私と一緒に寝るから夜更かしさせないよ?...」

 「空間魔法を学校のどこかに繋げようかな、そうしたらぎりぎりまで寝れる...」

 「...はいはい、さっさと行くわよ...」


 ミツキさんが辛辣! 一日中寝ていたみたいだしお腹も空いている 簡単な物を食べて学校に行ってノアからお金を貰ったら美味しいご飯を探して街を散策しに行こう また「人魚の刺身」に行って食べてもいいかもね

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