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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
75/239

私はミツキさんと話し合う!

今回は少し短めです

「...じゃあ私はマルガと二人っきりで話してくる...」

 「はいはい、ちゃんと逃げないよう掴んでおくんだよ?」

 「...任せて、もう押してだめなら引くなんてしない...」

 「えっ、何の話?」

 「...こっちの話、行くよマルガ...」

 「わ、分かった...」


 今度はミツキに抱きしめられながら二階に行く 自分の部屋に向かっているだけなのに処刑台に向かう様なこの気持ち ちょっぴり悲しい


 「...マルガ?...沢山聞きたい事あるし話したい事あるから今から沢山喋ろう?...」

 「分かりました、私も聞きたい事もありますし」

 「...そう、まず私から聞いてもいい?...」

 「勿論ですっ、なんでもとはいいませんが言える範囲なら答えますよ」

 「...好きな人って誰?...」

 「ノーコメントで!!」

 「...なんで...」

 「それもノーコメントです...」

 「...せめてヒント...私に関係する?...」

 「...ま、まぁするんじゃないでしょうか...?」

 「...私と知り合い...?」

 「...むしろミツキさんが一番知っているような?...」

 「...ふぅん?..まぁいいや」

 「いいんですか?私としてはありがたいんですけど...」

 「...次の質問、私の事どう思う?...」

 「ど、どう..え、えと...」

 「...好きか普通か嫌いかで言うと?..」

 「す、好きですよ?..う、うん」


 ミツキさんは一体何が聞きたいのだろう? 聞きたい事があるとは言っていたけどもしかして好感度チェックとかだったりする?それだったら内心だから言えるけど好感度は最大限ですよ!! 恥ずかしくて言えないけどね!!


 「...そう...マルガの場合待ってても無駄っぽいし...言うね?」

 「何をですか?」

 「...好きよマルガ...この世で一番好きだし一生愛してるわよ...」

 「えっ?...」

 「...どうしたの?...」

 「..い、いや..私三歳だよ?...」

 「...まぁ早いとは思うけど...先につば付けとこうかなって...今日みたいに...いきなり消えるかもしれないし?...」

 「それは...ごめんなさい...」

 「...なんでこっそり行こうとしたの?...」

 「それは...ええと...迷惑かなって?私の依頼だし...それに...」

 「...それに?...」

 「...これくらい大丈夫かなって思ってた」

 「...それは...まぁ今回は帰ってきてくれたけど...次からはせめて教えて?...後成人するまであんまり一人で依頼に行かないで欲しい...」

 「成人って何歳だっけ?」

 「...成人は15歳から...だから後もう少し待って?...」

 「10年とちょっとかぁ、長いなぁ」

 「...ちゃんと待てる?...」

 「頑張るけど、成人までどうしようかな?」

 「...別に一人で行かなければいいじゃない、それとも一回私の国に行く?...」

 「それ楽しそう!あー..その前に国に一回戻ろうかな?」

 「...それでマルガが聞きたかった事って...?」

 「あー...聞こうと思ったんだけど...大丈夫かな?それより押してだめなら引くって何に対してなの?」

 「...あぁ...私ってマルガに出会った後割とぐいぐい行ったでしょ?...」

 「はい、私が何するにしてもすごかったですね」

 「...それで反応がいまいちだったから...いったん離れてマルガの反応を伺おうかなと思って...」

 「なるほど...だから前まであんなに冷たかったんですか..私嫌われたと思ってすごいびっくりしました...」

 「...私がマルガを嫌う事は無いよ...絶対に...」


 どうしてか知らないけどミツキさんは結局ミツキさんなんだなって安心した 勝手に嫌われたと思ったけど聞いてみたら結局私の勘違いだしね もう少し成長して成人くらいまでになったらミツキさんの国も行ってみたいしミツキさんをルクロンにも連れて行きたいな というか私が国王の娘って知ったらどんな反応をするんだろう?とっても楽しみになってきた

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― 新着の感想 ―
[良い点] 作者さん、更新はお疲れ様です! まぁ、確かに迷惑を掛けたくないかも、けど黙って行くべきじゃないでしょう。やはりその歳は幼過ぎます。 百合百合イチャイチャは最高に素晴らしいです!!告白してし…
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