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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
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私は吸魔石を掘り出す!

 サラさんに挨拶をしながら外に出る まだ暗いし陽が昇る様子も無い 


 「はぁ...外は寒いし暗いし...眠い」

 「そりゃそうでしょうね、取りあえずどうするの?」

 「というか吸魔石って一体何処にあるの?」

 「大体は鉱山とかで取ったり...うーん、地中にも埋まっているらしいわ」

 「...探索魔法で探せるかなぁ?...」

 「探せるとは思うけどもう一回サラに聞いてきたら?」

 「...それもそうだね」


 結局ギルドに戻りサラさんの元へ なんかすぐにギルドを出たのにすぐ戻ってくるの少し恥ずかしいな


 「どうしたの?忘れ物?」

 「聞き忘れた事があって...吸魔石って普段何処で取っているんですか?」

 「あー...そういう事ね?一応代表的なのがえっとね?ここの近くに森があるのは知っている?」

 「は、はい」

 「そこの森に行く道に少しだけ整備された道があるんだけどその道をまっすぐ行くと鉱山があるのよね」

 「そこにあるんですか?」

 「でもそこで取れないから依頼が出たはずよ?まぁ行ってみるなら最初はそこだと思うわよ」

 「なるほど...ありがとうございます!」

 「何度も言うけど無理はだめだからね?」


 サラさんが何度も言う忠告を聞きながら外に出る 目的地も決まったしゆっくり向かう事にしよう! 出来るだけ安全志向高めでね ちゃんと探索魔法も全開で使いながらね


      ◆◇◆◇


 「...暗い時に行く森って怖い...」

 「なら明るい時に行けばいいじゃない...」

 「う、うるさいなぁ...」

 「そろそろ見えてくるんじゃない?」

 「うーん...暗くてあんまり見えないけど...あれかな?」

 「多分そうね、道をまっすぐ行ったらあそこに行くだろうしね」

 「うぅ...いこっか...」

 「そこまで怖いなら本当に昼に行けばいいのに...最近マルガがよく分からないわ」

 「...探索魔法で...生物探知にして...うーん?特に反応ないなぁ...?」

 「両方使う事はできないの?魔石と生物」

 「...出来るかもしれないけど私が疲れるから少しやだ」

 「なるほどねぇ、取りあえず生き物の感知は無かったんでしょ?じゃあ魔石だけでいいんじゃない?」

 「そうだね...」


 探索魔法の指定を魔石にしてゆっくりと森を進む 地面とか鉱山の中から割と沢山の反応がある 本当に最近取れてないのかなぁ? 少し掘れば出てきそうな奴も沢山あるけど それとも単純にギルドに回っていないだけだったりして でも学校も足りないって言ってたしなぁ よく分からないなぁ...


 「到着...割と沢山ある..」

 「そうなの?具体的にはどれくらいありそう?」

 「うーん...たくさん...」

 「全く具体的じゃない情報ね...」

 「本当に沢山あるんだもん、数えたくないぐらい」

 「取りあえず土魔法で掘り出して空間魔法の中に入れておけばいいわよ、さっさと終わらして帰るんでしょ?」

 「50個ぐらい割と簡単かもしれない...出来るだけ沢山取ってノアに沢山お金貰おう...!」


 土魔法を使おうとするといつもより沢山魔力を使う感触...あれ?なんで?いつもより魔法を使う疲労感もデカい気がする? なんでだろう?


 「リーア?なんか魔法使ったらいつもより魔力沢山使うんだけどなんでか分かる?」

 「あなた...いい?ここには沢山吸魔石があるでしょ?吸魔石の特性は?」

 「...沢山魔力を吸う?」

 「そうでしょ?そんな所で魔法を使ったら魔力を吸われるに決まっているでしょ?」

 「じゃあなんでリーアは私に土魔法を使うように言ったの?」

 「だってマルガが手でも道具を使っても掘れる訳ないじゃない、というか道具持ってきてないでしょ?」

 「それもそっか?取りあえず沢山掘ろうっと」


 土魔法を使ってゴリゴリに壁を削りながら魔石を掘っていく このペースで進めば一時間もかからないかも? 以外と楽な仕事だったかも? でもなんでこんなにあるのに吸魔石が不足するんだろう?何か原因があるのかな?

毎日21時に投稿しています~


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― 新着の感想 ―
[良い点] 作者さん、更新はお疲れ様です! しかし、何故主人公さんがバレずに行きたいのかをよく分かりませんね。主人公さんは歳が小さい、而も体力が弱いので、普通は心配ですね。 引き続きも期待しています!…
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