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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
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私は冒険をする!②

「じゃあ...行くよ?」

 「そういえばどんな依頼を受けているんですか?」

 「...最近は護衛か...探索...後は採集だったり?...」

 「私登録しただけだけど一緒に受けれるのかな?」

 「...一緒に受けれる依頼探せばいいよ...」

 「ミツキさん...ありがとっ...でもいいの?」

 「...その代わり私のお願い聞いてもらうから...ギブアンドテイクだね...」

 「そのお願いは...?」

 「...今教えたら今からだけど...大丈夫?...」

 「...ま、任せてくださいっ!」


 どんなお願いされるんだろうか ミツキさんのお願いならどんなお願いでも聞きたいけど...恥ずかしい系とそもそもできない系は嫌だなぁ


 「...ふふ...どっちにしようかな?...」

 「まさかの複数形?...出来るなら優しい奴で...?」

 「...両方聞いてみて選んでもいいよ?...」

 「...そ、それで...」

 「一つは...私の事を呼び捨てにして?」

 「...う、うん?」

 「...もう一つは...私と一緒にベスティアに来て貰おうかな?...」

 「...ベスティア...ん?」

 「...私の実家に来て...一緒に挨拶しよ?...」

 「えっ!?あ、挨拶って一体どんな挨拶?」

 「...婚約しましたって?...最近帰っても無いし...」

 「な、なるほど...わ、私としてはどっちでもいいけど」

 「...じゃあ両方...」

 「えっ」

 「...両方...どっちでもいいならどっちもやってもらう...」

 「...わ、分かった...」


 優柔不断でどっちでもいいとか思っていたら両方やる羽目になってしまった まぁどっちも出来るんだからいいんだけど...ベスティアって獣人の国だよね? ママとパパ許してくれるかな? 一回週末の休みの時に遊びに来たっきり一回も来てないんだよね 一回確認してからベスティアに行こうかなっ


 「ベスティアに行くのは依頼終わった後にママ達に確認取ってからでもいい?」

 「...もちろん...じゃあギルドいこっか...」

 「うんっ、ミツキさ...ん」

 「さん付けしたら罰ゲームでもする?」

 「流石に勘弁してくださいいぃ」


 そんな事をしたら恐ろしい勢いで罰ゲームが溜まっていく 流石にそれは勘弁してほしい


      ◆◇◆◇


 「久々にギルド来たなぁ...前登録した時以来...」

 「...そうなの?...マルガは学校忙しい?...」

 「ううん、全然...授業がほとんど無くなってから本を読んだりしてる」

 「...そう、じゃあこれから私と沢山依頼を受ける?...」

 「うん!」

 「あっ、マルガちゃんお久しぶりです!」

 「サラさん?」

 「覚えてくれたんですね、ミツキさんみたいに忘れられていると思ってました」

 「忘れないよ...?」

 「今日はどうしました?ミツキさんの付き添いですか?」

 「...どっちかっていうと私が付き添い、マルガが出来る依頼をお願い...」

 「うーん...マルガさんってランクは確か...」

 「最低のままだよ?確かFだっけ?」

 「そうですね、Fランクでしたら...薬草採取とかどうですか?」

 「...まぁ最初だし...そんなもんよね...」

 「初めての依頼...」

 「因みに薬草は通常依頼じゃなくて常設してあるギルドからの依頼だからちょっと違うけどね?」

 「ありゃ?」

 「取りあえず薬草採取で大丈夫ですか?問題無いならマルガさんで受理しておきますけど」

 「お願いします!」


 初めての依頼...楽しみ!ミツキさんがついて来てるけどね

毎日21時投稿頑張っております


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