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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
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私は冒険をする!①

今回少し短めです

好きって事が分かったけどどうしたらこのもやもやが消えるんだろうか 一番いいのは多分ミツキさんに直接何しているか聞くのと私の気持ちを直接伝えるの両方なんだけど 私には多分無理 多分というか絶対に無理 どうしよう...


 「どうしたらいいかなリーア?」

 「うーん、私だったら直接伝えるけど...マルガはどうせヘタレだから言えないでしょ?」

 「...そうだけど...」

 「だから今はこのままでいいんじゃない?」

 「そう?」

 「直接言えないんだったらどうにか出来る問題じゃないしね、ただ今度はマルガから歩み寄ってみたら?」

 「...頑張る!」


 なんて言ったけど次から顔を見て話出来るだろうか まぁ多分無理だろうけどね


        ◆◇◆◇


 考えてたら朝になっていた いつから寝ていたんだろうか 今日は確か授業が無かったからどうしようかな なんて考えていてずっと天井を見ていたら隣から呼吸音が聞こえる 誰だろう 


 「...」

 「...み、ミツキさん!?」

 「...おはよう...」

 「な、なんで居るんですか...」


 恥ずかしくて目を合わせる事が出来ない というか顔を見れない ミツキさんはこんな状態で私と話していたの?すごい...


 「...久しぶりに...なんとなく...」

 「そそ...そうですか?」

 「...はぁ...疲れた...」


 久しぶりにミツキさんが抱き着いてくる 久しぶり過ぎて心臓バクバクだし顔が近すぎて恥ずかしい 大丈夫かな?変な顔してないかな というか寝起きだから絶対変な髪になってるよ...


 「...最近...魔法はどう?...」

 「あ..色んな魔法覚えましたよ、沢山」

 「...そう...これからも頑張ってね...」

 「あの...ミツキさん?」

 「...ん?...なに?...」

 「ミツキさんって...卒業してから何してるんですか?」

 「...知りたい?...」

 「は、はいっ!知りたい...です」

 「...まぁこの前まで内緒って言ってたけど...別に特別な事はしてないよ、最近また冒険者ギルドに顔出して仕事しているだけ...」

 「...なんで秘密にしたんですか?」

 「...付いてきそうだったから?...」

 「ぐぬ...否定はできませんけど...今は付いていってもいいんですか?」

 「...まぁ...ぎりぎりなんとかなるかな...?」

 「...も、もしかして...誰かとパーティーとか...組んでいるんですか...?」

 「...ん?組んでないよ?...」

 「よかったぁ...」


 他の人とパーティー組んでいたら嫉妬していたかもしれない 我ながら面倒くさい女になりそうでちょっと反省


 「...マルガも冒険者やる?...」

 「学校が終わったらやろうと思ってましたけど...最近暇だしやろうかな...?」

 「...一緒にやろ...?」

 「分かった!私もやる!」


 自分で思うけど私は多分ちょろいんだろうな 一緒に冒険に誘われただけでこんなに心がワクワクしているしミツキさんと二人っきりなのが嬉しい やばい 今顔がニヤニヤしているかも


 「...じゃあ顔洗ってご飯食べたら...行こ?」

 「うんっ」

 「...ふわぁ...」


 今日はミツキさんと沢山いろんな事をして出来るならこの気持ちを伝えたいなぁ 帰ってきて伝えるのがいいのかな?それともギルドで仕事が終わった後がいいのかな? やばい!緊張してきた!

毎日21時投稿頑張っています!


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