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絶対に認めないから!  作者: 真姫
2章 共和国編
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私は試合を観戦をする!

 「ふぅ...負けちゃった!」

 「マルガさん凄かったですね?本当に3歳か疑うレベルで」

 「強かったけどどっちかって言うと普通に魔法を使われたのが一番悔しいかな!」

 「ああぁ...マルガさんと対戦するとそういうリスクがあるのは正直嫌ですね~」

 「リウムはどうやって戦う予定?」

 「うーん、接近戦になるとマルガちゃん強そうですから遠くからちまちましましょうかね」


 何か私の話をしているみたいだけど混ざっていいのか分からなくておどおどとしてしまう..ここで対人スキルの無さが出てしまっている...どうしよう?


 「マルガちゃんこっちおいでー!一緒に観戦しよ?」

 「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ~」


 警戒してた訳じゃなくてただどうしていいか分からなかっただけなんだけど...行っていいのなら素直に隣に座って観戦しよう、一人より三人で見たほうが楽しいもんね、多分


 「じゃあミツキとカエデの一対一を始めるぞい?」

 「....いつでもいいよ...」

 「大丈夫です...」

 「じゃあ行くぞ~、ルールはさっきと一緒じゃ..はじめ!」

 「ふっ...」


 開始の合図と同時にミツキさんがかなり後ろまで飛んで距離を取った それに対してカエデさんは...杖を構えている?ツバキさんは木でできた剣だったけど双子のカエデさんは杖みたいだ、形はハリーポ〇ターの杖と同じと言えば伝わるだろう


 「...狐火...」

 「さっそく...じゃあ...水よ...」


 カエデさんが杖を構えながら小さい声で詠唱をするとカエデさんの周りに拳大の水が沢山出てきた 多分5個ぐらいかな?それに対して距離を取ったミツキさんは周りに沢山の火が出ている 何が珍しいと思ったのだけど珍しいのは火の色だ とっても綺麗な水色をしている

 

 「...最初は...ランス...」

 「げっ...シールドっ」


 狐火が槍状に形を変えるとかなり早いスピードでカエデさんに向かっていった ただ槍状に形が変わったのをみた瞬間にカエデさんは水を盾状にして火の槍を防ぐ それで終わるミツキさんでは無いのかいつの間にか横から距離を詰めていた狐火が大きく爆発してカエデさんを飛ばす


 「ぐっ...風よ!...」

 「...無駄よ...狐火...ランス...」

 「それは効かないわよっ...」


 カエデさんが飛ばされた後に風の魔法を使って着地したみたいだがそこを狙ってミツキさんが火の槍を飛ばすがまたもカエデさんは水を使って防ぐ


 「...その水がやっかい...どうにかしてあげる...」

 「..火よ...」

 「狐火...華」


 最初に仕掛けたのはカエデさんだ、周りに火を浮かせると一気に距離を詰めた どうやらジリ貧になる前に火属性で勝負を仕掛けようとしたみたいだ それに対してミツキさんは綺麗な華の形をした水色の火をどんどん地面に設置している あれがどんな効果があるのかは分からないけど槍とかに変化したり爆発出来たりする辺り多分威力が高い種類の魔法なんだろう、きっと


 「...それは...怖いわね」

 「..ふっ..怖いなら棄権すればいい...」

 「...水よ...」


 かなり警戒してか火を残したまま水属性の魔法を華に向かって打つとまるで水がすり抜けたかの様に地面に落ちる あれ?今当たったと思うんだけど...?


 「なっ...くっ!?」

 「ミツキさんストップ!ミツキさんの勝ちです!」

 「....よし...」


 いきなりカエデさんの横で爆発したと思ったらシルフィ先生が止めに入った ミツキさんは素直にやめて周りに設置されていた華がどんどん消えていく 最後の水に関しては当たったと思ったけど...多分何か仕掛けがあるのかなぁ?


 「ね?マルガちゃん?ミツキの魔法は珍しいでしょ?」

 「...確かに..なんか魔法っていうより..違うものに感じたけど...」

 「まぁミツキさんは自分の魔法に関してはあんまり人に教えないですから...」


 カエデさん対ミツキさんはミツキさんが勝った かなりミツキさんは余裕がある勝ち方をしていたので真似したいな あそこまで余裕があると敵として当たった時に何処から崩していいか全く分からないんだろうな

 

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