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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
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番外編 私は大人

という訳で半年ぶりぐらいの更新です 正直全く小説を触れてなかったですが久しぶりに書いてて楽しかったです

 朝早く起きて仕事の準備を始める

 私が朝早く起きれる様になるなんて誰が想像しただろうか そして私が人に物を教えるなんて誰が想像できたのかな ただ私はドロシーに憧れていたのである意味先生を目指すのは間違っていないというか正しい道だ ただ問題は...というか問題になりえるのは私がかなりぐうたらで正直先生として一体どうなんだろう?と思う人だっているのかもしれない 

 ただ私だって大人になったのです、早起きできますし魔法で歩くことをサボるような人間でもありません というか元々人間でもありませんけど

       ◆◇◆◇


 今は共和国ではなくルクロンで二人暮らしをしている 私とミツキの二人暮らしだ 新婚の様にイチャイチャしながら過ごしているが最近はミツキは出張・・・出張というか長期で依頼を受けているせいで一か月程帰ってきて居ない それのおかげでついに自炊が出来る様になってしまった ミツキが帰ってきたら私の最強の手料理を食べさしてあげよう きっと気に入って食べてくるはずだ


 そして朝の準備が終わるとまずは出勤 といっても私は非常勤というかなんというか非常に自由な存在で行きたい時に学校に行って質問がある子や分からないことがある子に対して教えている そして私は全ての魔法に対して適正があるので学校側からも非常にいいお賃金で雇って貰ってる まぁ最初は真面目に働こうとしたんだけど私が一週間で根をあげてしまいすぐに変えて貰った だって毎日朝早く起きてそこから子供たちの面倒を見るなんて正直無理だったので....


という訳で一応契約として一週間に二日は最低で出る、というものだが一週間の何処で出るかは自由だけどね 最近はぎりぎりまでやる気が出ないせいでリーアに「さっさと出勤しなさい、このサボり魔」と怒られながら週の最後に出勤する羽目になっている 悲しい限りだね


 そうして出勤をして最初にやるお仕事は通常の授業が何処まで進んだかのチェックだ といっても私が知らないことをしていたら困るってだけでこれは別にしなくてもいい ただ子供達の為にこういう準備をするのも大事な事だと私は思っている


       ◆◇◆◇


 そして後は授業を見ながら後ろからちょこちょことアドバイスをしたり聞かれた事に答えたりする うんうん、子供の悩みは聞いてて可愛いし教えていると可愛い子供達が先生先生と集まってきて楽しいね


 そんなこんなで授業が終わると私はお役御免だ さっさと退勤して帰宅して温かいご飯を作ろう 学校に呼ばれて緊急で出勤しないといけないという事以外はもう学校に用はない 子供は好きだけど仕事は結局嫌いなのです


 お家に帰るとまずは食材をチェックして何を作るか考える 空間魔法に沢山の食材と調理された料理が入ってるので面倒な時は料理を取り出して食べるし余裕がある時は一から作って食べる これが大人というものだ......


 「...ただいま...」

 「おっ、おかえり~...今回のお仕事は長かったね...」

 「...疲れた...ところで何をしている?...」

 「手料理...だけど?」

 「...死刑宣告?...」

 「失礼な!」


 失礼だね、ミツキは私が料理を作っただけで死刑だなんて 美味しいしある意味天国には行けるけどそんな絶望した顔しないで欲しい 本当に美味しいんだから


 「騙されたと思って食べてみてよ、子供の時とは違うんだから」


 そういいながらお皿に盛って渡してみる 私の自信作だ


 「...あむ...騙された...」

 「え!?」

 「...マルガはこれが美味しいと思ったんだよね...はぁ...バカ舌は子供の時から全く変わってない...」


 ひどい 散々な言われようだ 正直メンタルがぼこぼこになったけどこれぐらいじゃ挫けない 明日からまた料理を作ってリベンジだー!


 「...明日からはまた私が作るから...」

これでこの話は最終回にしようと思います 短編みたいなのを書くのに憧れていましたがあんまり更新出来なかったので完結にしておきます


この話をこれまで見てくれて本当にありがとうございました。

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