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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
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私は勉強をする!②

 まぁ特に問題がある訳でも無く身分の証明と魔力登録が終わった所で中に入れて貰った 中に入って一番最初に思った事は本の量がすごい...ルクロンの図書館と共和国の図書館、全ての本を合わしてもここにある本の量に勝てないんじゃないか...これがもし殆ど魔導書だとしたら魔法に精通している様な人が現れていても全然不思議じゃない なんなら居ると思うし そしてまだ見ていないから分かんないけどここは全てに関する本がある 勉強から趣味 色々な図鑑 説明書 とにかく全てだ 入り口の近くに小さい地図があるけどそこに大まかなカテゴリー分けがされている ここを見て目的の本がある所に行けばいいんだね?

 私が探している本は医学と精神体についてだから...そもそも精神体って何に分けられるんだ...? 魔法?神話? うーん、よく分からないけど取り合えず魔法から潰していって探すしか無いか 地道に頑張ろう


 「じゃあ私は魔法について勉強してくるね?」

 「...私はマルガの傍で本でも読んでおこうかな...」

 「何かあったら体を揺すってね、多分喋りかけても聞こえないから」

 「...分かってる...本読んでる時にマルガは耳が何処かに散歩しているから...」

 「散歩してるって...まぁその通りみたいな物だけど...」


 散歩して何処かに耳が飛んで行ってると思う それぐらい周りの音が聞こえないからね 


    ◆◇◆◇


 「うーん...魔法ってカテゴリだと多すぎるなぁ...もっと細かく分けてないかな...」

 「...こういうの大体属性で分けているか...最初の言葉の順に分けているかだけど...ここは属性みたいよ?...」

 「...って事は...普通じゃない属性はどうなっているんだろう?...」

 「...それは...多分その他とか...特殊魔法になっているんじゃない?...」

 「ちょっと探してみる」


 図書館が広いし本が多いせいでそもそも主要属性に関する本から抜け出すことが大変だ 本棚で特にしおりがある訳じゃないから何処からこの属性とか分かんないし 地道に探していくしかないんだけど目が疲れてくる 特殊魔法...ここだと空間魔法とか浄化魔法とかに対する文献もあるのかな、それとも魔導書? でもああいう特殊魔法って適正値が無いとそもそも使えないから知っていても意味は無いとかもあるけどね


 「あ、あった...ええと...精神魔法とは...まずはこれから行こうかな...」

 「...私は元から読む本決めていたけど...マルガの本はすっごい時間かかったね...」

 「特殊魔法って言うの?そんな魔法だからそもそもそれに関する本も少ないんだろうね、どっちかって言うとカテゴリー分けを探す方が疲れたけど」

 「...取り合えずそこの机で読もうか...」

 「賛成ー」


 ミツキが読む本は何だろうって思ったけど 家庭料理の本と薬の本、二つを取っている 家庭料理とかは分かるけど薬?...まぁミツキも好奇心で色々本を取るでしょ 

 精神魔法っていう魔法は初めて聞いたけど果たしてこれは精神体に関する情報が載っているのかな それとも全く別物か...うーん、まぁ調べてみないと分からないよね

毎日21時に投稿しています!


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