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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
212/239

私は宿に帰る!

 「私達どうしよっか...帰った方がいいのかな」

 「まぁ帰る事は出来るけど...居といてもいいんじゃない?」

 「そうかなぁ...リーアがそう言うなら大丈夫だと思うけど」


 神様達は集まって今から話し合いをするみたいだし私達はいったんお邪魔になるはずだからその内に何か相談しようか、リーアは邪神について何処まで知ってるのか聞いておくのもありな気がする、私は全然知らないからね、話した事はあるけど


 「...リーア?リーアは邪神について何処まで知ってるの?」

 「私はあんまり知らないわね...邪神って言っても姿すら知らないし知識も特にね...」


 そうだよね、大昔に存在した神様なんて普通知らないもんね 私も知ってるのはあの巫女狐さんだけだし...神話を思い出す感じあの狐が邪神っていうよりあの狐の大元が邪神な訳だから、邪神から生まれた存在でさえ私を転生させる事が出来るんだからその邪神は普通に世界を壊せるんだろうな 邪神ってどんな姿をしているんだろう


      ◆◇◆◇


 「ごめんね、待たせたかい?」

 「うーん、まぁ待ったけど大丈夫だよ」

 「そうだねぇ...結論から言うとマルガちゃんが言った説で間違いは無いかな」

 「...邪神の封印が緩んでた?」

 「いいや、緩んでは無いけど少し封印が弄られていた...程度かな、いきなり邪神が出るような事は無いから大丈夫だよ」

 「よかったぁ...もし私のせいで何か起こったと思ってたから怖くて...」

 「仮にこれで封印が緩んでてもマルガのせいじゃないでしょ、どっちかっていうと封印を監視してないザルな神のせいでしょ」

 「リーアは言いにくい事をズバズバいうなぁ、まぁその通りなんだけど」

 「...じゃあ帰る?」

 「そうね、そろそろミツキも心配している頃だろうし、ずっと起きないからね」


 帰るとは言ったけどどうやって帰るんだろう 転移で帰れるのかな、精神体って言ってたけど転移で帰ったら体に戻れるのかな それとも...何かしら方法があるのか 教えてリーア先生!


 「ほら、さっさと戻しなさいよ」

 「分かったよ...神様に命令するのなんてこの世界で君ぐらいだよ」

 「そんな物よ、世界なんて」

 「はいはい、じゃあまた遊びに来てね~」


 マクが手を振りながら私達に何かしらの魔法を撃つと一気に視界が暗くなる 気を失う様な感じだ ただあんまり怖くはない、まぁ元の肉体に戻るんだろうなっていう感じだからね そしてちょっと長い間ふよふよしているなぁ... 気絶はしてるんだけど意識はあるっていうか 視界が暗い状態でずっと移動しているような感じだ 体に戻ったら吹雪は収まってるかな、収まってないと困るけど

 私はまだ勉強もしてないし観光もしてない、ちゃんと和食食べたいし沢山買いたい!貯蔵もしたい! 買ってルクロンでうはうはしたいです 

 とか色々考えてたけど長くない?ずっと視界は暗いしずっと移動している様な感覚なんだけど これってちゃんとホルマの宿に運ばれているかなぁ... ミツキも心配しているだろうしさっさと戻りたいんだけどな

毎日21時に投稿しています!


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