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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
208/239

私は神に会う!

 あれ? 知らない空...なんで空を見ながら寝ているんだろう 確か宿で色々考えたけど結局何も決まらずに取り合えず吹雪が収まるまで大人しくしようって思って寝たはずなんだけど、まぁ夢だろう きっと

 雲一つ無い空だけど...周りを見渡してみよう 何もない草原...では無く地面が白い...白いって事は雪の上?よく分かんないけど...遠くにお城が一つだけあるし...他に何も無いし向かってみよう 本当に夢かな?


 「...あれ?距離感おかしくなっちゃったかな...全然近づかないんだけど...」


 どれだけ歩いても全然お城に近づかない...そうだ、魔法を使えばいいんだ 夢の中だからって忘れていた ただ遠いな...見える範囲に転移してって繰り返していこう


        ◆◇◆◇


 「...嘘でしょ?...」


 今割と大きい距離を転移したはずだ、それなのにお城が全然近づいてこない これはつまり私が動けていないかあのお城が大きすぎて距離感がバグっているか...流石に前者だと思いたい... リーアとか居たら色々聞こうと思うんだけど、流石に夢の中に来れないだろうけど...ちょっとお試しで召喚してみよう、うん


 「...リーア...おいで~?」

 「呼んだ?」

 「本当に来た!?」

 「マルガが呼んだのになんで驚いてるの?」

 「本当に来ると思ってなくて...夢の中なのに...」

 「あら?夢じゃないわよ?現実よ?」

 「...?」


 現実?何を言ってるのだろう この地面が全て真っ白な世界、周りにあるのはお城一つだけ 私の最後の記憶は宿で寝た記憶だ...うん、どう考えても夢


 「ここは神界、精神体しか入れない場所....簡単に言えば神様が居る場所ね...はぁ...時期が来たら話すって言った日にこれなのね...」

 「...じゃあ私は一応宿に居るの?...」

 「傍からみたら寝てるように見えるはずよ」

 「えーと...つまりあそこのお城に神様が居るの?」

 「そうよ、ほら行くわよ」


 神様がいる場所、精神体しかこれない場所...どんな所にあるんだ?...どんな神が居るんだろう...知らない事だらけだ... つまりここが誰も知らない神が封印されている場所か 邪神もここに封印されている... 邪神が気になってきた 神話どおりならあの九尾が封印されているはず?


 「今からあのお城に行くけどあんまり物を触っちゃだめよ?」

 「はーい...」


 初めて神様に会うけど 自分を鑑定した時は本当に沢山の神様達に見られているみたいになってたり沢山加護を貰っていたけど どんな感じの神なんだろう ちょっと...というかかなり楽しみ 本当なら邪神とかも見たいんだけど 多分みたいって言ったらリーアにすら反対されそう...


 「どうやって行くの?」

 「転移よ、私はあの場所を知っているからそこまで飛ぶわよ」

 「なるほどね...」


 確かリーアは神様達と話した事もあったみたいだし...うん、仲とかいいのかな 今のうちに性格とか聞いておこうかな... 後は神様に対して何がダメとか...かな


 「何か気になる事でもある?」

 「色々...神様の性格とか...後はやっちゃダメな事?」

 「性格...はまぁ自分で確かめてちょうだい、やっちゃいけない事は封印を解いちゃダメっていうのと...後は直接聞いてちょうだい」


 結局教えてくれたの封印解いちゃだめってだけじゃない リーアが手を繋いで転移の準備をしている リーアでもすぐに飛ばないって事は本当の長い距離なんだ... 歩いて向かってたら恐ろしい時間かかったんだろう リーアを呼べてよかった...!

毎日21時に投稿しています!


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