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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
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私は堕落する!

 満足満足...美味しいご飯を食べた後は幸福感が最高潮にあるからいいね... ミツキとかリーアも美味しそうに食べてくれたしそれも嬉しいのかも 私やっぱり料理の才能あるんじゃないか? これからまた何回か和食を作ってみようかな...ただ私の記憶にある和食ってどれも簡単な物ばっかりなんだよね...やっぱり元の世界のレシピ本だったりそういう物を手に入れないと作りたい物が作れないしこれはちょっと検討しないとね

 

 さて、ご飯も作ったし今日はやる事終わったから後は寝るだけなんだけど...今のうちに明日やる事でも考えておこうかな とは言っても観光ぐらいしかやる事無いけど...うーん...何か買い足したい物がある訳でも無いし...明日のうちにこの街を出てホルムを目指すのも全然ありだし...まぁ相談とか特にしてないからもしかしたらミツキとかやる事あるかもしれないけど...ミツキはご飯食べた後いつもお風呂に入るしミツキが帰ってきたら相談してみようかな


       ◆◇◆◇


 「...ふぅ...」

 「ねぇミツキー?」

 「...なに?...」

 「私的には明日のうちにこの街を出ようと思っているんだけど...どう思う?」

 「...うーん...明日?...」

 「ん?何か不都合とかあるなら全然残っても大丈夫だけど...何かあるの?」

 「...そうだね...ちょっと明日も買い物したいから明日まで残って明後日なら...いいと思うよ...」

 「にゃるほど...じゃあ明日は自由って事でいい?」

 「...いいけど...どうか迷子と誘拐には気を付けてね?...」

 「私を何だと思ってるの...大丈夫だよ」

 「...信用が無さすぎる...」


 言われると確かにってなっちゃう部分もあるけどそんなに心配しなくても私には転移魔法があるんだから...迷子になろうと誘拐されようとこの宿に帰ってこれるんだから

 こういうのを油断って言うのかな...でも何とかなるし...私の天敵はあの魔法陣みたいなので魔法事態を防がれる事だからそれ以外は特に問題無いと思うんだよね 吸魔石も私には効かないし 自由時間...何しようかな 久しぶりに何も考えずぐうたらする時間にしてもいいかもしれない


    ◆◇◆◇


 「...じゃあ買い物行ってくるけど...本当に迷子はやめてね...夕方には宿に帰ってきてね...」

 「大丈夫大丈夫、分かってるから!」

 「...心配...行ってきます...」

 「いってらっしゃい~」


 さて時間が余ったけど取り合えずパパに対して手紙を書きながら何かやる事でも決めようかな 最近のパパに対する手紙も殆ど日記みたいに一方通行になっているからそろそろ一回転移して会いに行ってもいいかも 普通にルクロンがどうなってるか気になるしパパとかメリーとかドロシーとか...色々気になるし...うーんでも旅に出たのに簡単に会いに行ってもいいのかな...ちょっとそこら辺よく分からないんだよね なんて思いながら手紙を書き終わると手紙を転移魔法で飛ばしてそのままベッドで横になる うーん、今日はこのままぐうたら虫になっちゃおうかな

毎日21時に投稿しています!


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