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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
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私は和食を作る!

 「という訳で今日は私が食事を作ろうと思います」

 「...私が作るからマルガは大人しくしていてもいいよ?...」

 「今回も美味しいから安心して!」

 「...まぁ...じゃあ任せるけど...」

 「大船に乗った気持ちで待っていて!」

 「...泥船じゃないといいな...」

 「何か言った?」

 「...特に何も...」


 今回作る一品はお味噌汁にホクホクのお米、そして最後は...うーん...お肉貰ったし塩コショウを使った焼肉にしようかな まずは買ってきた商品を出して、そしてまずはご飯を炊きます お米を砥ぐの久しぶり...感動で泣いちゃいそう... 半泣きになりながらお米を砥いでいく ある程度綺麗になったら...まぁ簡単な鉄の入れ物を即興で作ってファイアボールを作って炊いていく こういう時魔法って便利だよね

 お米を炊いている間にお肉を一口サイズに切っていきます...このお肉何のお肉なんだろう...まぁ焼肉にするから何でもいいけど... 一口サイズに切った後は即興フライパンの下にファイアボールで温めておく こんな感じで手際よくどんどん料理を作っていく 今回も自信作だね


      ◆◇◆◇


 「...マルガの手際が良すぎる...慣れているみたい...」

 「そうねぇ...自信作って言ってたけどルクロンとかであの料理作ってたのかしら?」

 「...見た事無いけど...でもリーアが知らないって事は無いんじゃない?...」

 「まぁそうだよね...うーん...本当に小さい時に教えて貰ったとか」

 「...可能性としてはそれくらい...」

 「後で教えて貰おうかな」


      ◆◇◆◇


 出来た ご飯のおかず焼肉にお味噌汁、そしてホカホカの真っ白な白米...早く食べたいけどミツキとリーアと一緒に食べたいから我慢我慢 こういうのは雰囲気も大事だからお皿に綺麗に盛り付けて持っていこう お皿そんなに持ってなかったけど即興で作っちゃえば問題無いでしょ 楽しみ


 「作ったよ!今回も絶対に美味しい!」

 「,,,見た目はとってもきれい...それにいい匂い...」

 「あら本当?前と違って大丈夫そう?」

 「え?前も美味しかったんだよね?」

 「勿論よ?個性的で凄い味だったわよ?」

 「...取り合えず食べようか...」


 机にお皿を置いて一緒に食べる まずはお味噌汁を口に含む


 「あちちっ...猫舌なの忘れてた...うー...」

 「...美味しい...」

 「...ふー...ふー...」


 自分で作っておきながら熱い物が食べれず冷ましているのは少し滑稽で恥ずかしいな...ミツキとリーアに見られているし....よしある程度冷めた...!


 「...ん~...これこれ...!」

 「...この汁物も美味しいし...このお米?って奴も合うね...」

 「...美味しすぎて泣きそう」


 美味しいのもあるけどやっぱり自分で作って食べるってなると自炊したかったっていうのもあるからなんか感動しちゃう うるうるしながらご飯食べているのとっても変なんだろうなぁ

 こうやって前世にあった食べ物とかを食べているといつかリーアとミツキには私の転生の事を話すべきなのかなとか考えちゃう... どうなんだろう、やっぱりそういう所はちゃんとすべきなのかな どうなんだろう

 あ、ご飯はちゃんと完食しました 美味しかったです

毎日21時に投稿しています!


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