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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
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私は食事をする!

 さぁ何が美味しいのかな...というか何処がまずお店なのか...いい匂いがする所に釣れれる様に歩いていこう なんでか知らないけど懐かしい様なにおいが...懐かしいって事はルクロンとか共和国の料理でもあるのかな...


 「...食事処...割とあるけど...どうする?...」

 「私の直感に全てを懸ける...!」


 見た目がすっごい和風みたいなお店があったからちょっとそこにしようかな...そもそもこの世界で和風ってすっごい違和感だよね...お城とか国の姿はすっごい西洋寄りなのに...まぁこの世界に和風も洋風も無いだろうけど...これは前世の記憶がある私だけが感じる物なのかな?


 「ここ!」

 「...分かった...」

 「...ふむ...」


 中に入ると人は全然おらず店員が少し暇そうにしながら掃除をしていた...ただ私達が入るとすぐに近くによってきた


 「いらっしゃいませー、席は空いてるので好きな所どうぞ~」

 「...じゃあ適当な席で...」

 「うーん...綺麗なお店」

 「綺麗なのはお客さんが全然来なくてすることがないから掃除しているだけですね!ははは!」


 店員さんの自虐が割とえげつなくて笑えない...お客さんが来ないのってお店としてダメなんじゃない? うーん、もしかしてだけど外れ引いちゃった?まぁ入っちゃった以上は食べるけど


 「料理の名前が全部聞いた事ない...」

 「...何個か聞いた事はあるけど...食べた事無い...」

 「お姉さんのおすすめありますか?」

 「ありますよ~、それにしますか?」

 「お願いします!」

 「...じゃあ私もそれで...」


 いったいどんな食べ物が来るのか...お店は綺麗だし店員さんも態度はいいから別に悪いお店では無いと思うんだよね... まぁいい匂いはするし楽しみに待っておこうかな


      ◆◇◆◇


 「おまたせしました、お姉さん特性ご飯です~」

 「...これは?...」

 「え!?これって...?」


 私達の前に出てきたのは紛れもなく卵かけご飯...TKG...え?というかこの世界白米あるの!?卵があるのは知ってるけど...それに横にある容器にあるのは醤油...?見た目は完全に醤油だけど...醤油があるって事は大豆があるって事、大豆がある事はそれ以外にも沢山の大事製品が...!

 落ち着こう、久しぶりに和食をみたせいでとっても興奮してしまった 見た目が卵かけご飯なだけでもしかしたら全く別物かもしれないし取り合えず食べてから...うん、落ち着いて落ち着いて


 「...これはお米に鳥の卵をかけて調味料をかけた逸品ですね、魔族相手だと凄い人気なのですが他に国の人たちにはあんまりで...」

 「,,,まぁ...食べてみるけど...」

 「いただきます!」


 一口すくって口に運ぶと前世でも食べた事のある卵かけごはんの味がした、つまり見た目通り白米だしちゃんと醤油って訳...


 「これって魔族の国だったら普通にあるんですか?」

 「そうですね~、沢山の人が知ってますしお店に行ったらあると思いますよ?」

 「...なるほど...」

 「...ん...苦手では無いけど...なんか独特...」

 「美味しい...沢山食べたい」


 懐かしい...同じ料理ってあるもんなんだね...それとも私以外にも転生した人が居るのかな... 仮にそうだとしても私は自分から転生していますなんて言わないけど...

 取り合えず魔族の国は食事的に言えば私にとって最高の国かもしれない...和食が沢山あるのなら素晴らしい国って言っても過言じゃないからね

毎日21時に投稿しています!


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