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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
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私はお風呂に入る!

 結局休憩しては私がちょっと歩いて休憩してっていうのが続いてすぐに夜になってしまった 自分の体力不足が分かったと同時にこの二人は根本的にどSなのかもしくわスパルタって事が分かった 怠け者の私としては非常に困る事が分かってしまった それに歩いている間疲れて何回も汗をかいていたんだけどリーアがずっと見張っているせいで浄化魔法を使えなかった おかげで服も汚れているし汗もかいているしで最悪だ...


 「...疲れた...リーア?そろそろ浄化魔法は解禁してもいいんじゃない?」

 「私は別にいいと思うけどミツキが頑なに却下するから、ね?」

 「...マルガ、汗かいて汚れて嫌でしょ...お風呂入るよ...」

 「何処にもお風呂なんて無いし浄化魔法さえ使えば一瞬だけど...」

 「...お風呂は前マルガが使えるって言ったからね...期待してるよ...」

 「そういう時には魔法を使わせるの!?」


 なんて自由の利く制限なのだろうか、浄化魔法を使ったり強化魔法を使うのはダメだけどお風呂を作る為に魔法を使うのはオッケーなのか

 正直お風呂なんて土魔法で造形した後に水魔法でお湯をぶち込んで終わりだから全然疲れないけど...これで言われるままにお風呂作るのなんか癪だから何かしら条件を付けさせたい...


 「ただではやらないもんね」

 「...ふーん...まぁいいけど...」

 「あれ?いいんだ?」


 なんか怖いぐらいにあっさり下がったけど何かしら策とかあるんだろうか ミツキは水魔法が少し苦手だった記憶があるからお風呂は作れないと思うんだよね


 「...リーアが簡単に作れるから...」

 「任せて?ご飯食べている間にちょこちょこっと作っちゃうよ」


 まさかのリーアに全部任せる戦法だった 確かにリーアは私に魔法教えれるくらいに魔法の知識あるけど...それはちょっとずるくない? リーアが作るのならば多分だけど造形にすらこだわって作る気がする、なんかズルをされた気分だ...



 「という訳で先にご飯でも食べておいて、ちょっと周りに見られない様工夫しながら作るから」

 「...分かった...期待している...」

 「期待もしたくないし変に作らないでね!?」

 「大丈夫大丈夫、任せて?」


 どうしよう、すっごく不安だ リーアがどんな風に作るか全く想像できないから不安で仕方ない、なんならご飯を食べずに妨害しに行こうかな...うーん...でもここは一回素直に従って二回目から不満点を言えばそれっぽくなるよね よしこの案で行こう とりあえず今回だけは素直にお風呂に入って...二回目だね、二回目から文句を言っていこう


 「...じゃあご飯作るからマルガ材料頂戴?...」

 「今日は出来ているご飯を食べよ?」

 「...それでもいいけど...」


 何にしようか悩むときは簡単、空間魔法に手を入れて何も考えずに取り出すと大体ランダムでご飯が出てくる 今回は共和国で沢山買い占めた料理が出てきた 共和国懐かしいなぁ...ミツキと初めてあった場所だし私が初めて外に出てもいいってなった国だからなぁ... 懐かしいね


 「...これ...懐かしい...」

 「ミツキも覚えていた?」

 「...マルガと食べ物を食べに行った所のやつ...美味しかった...」

 「そうだね~...懐かしい...」


 食べ物を食べて懐かしくなっていたけど私この後に大変な試練が待っているんだよね...どうにかリーアを空間魔法で封印してみようかな...多分簡単に出てくるだろうし仕返しされそうだからやらないけど...うーん...一回目は耐えるって言っちゃったけど...やっぱり嫌だなぁぁぁ!

毎日21時に投稿しています!


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