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絶対に認めないから!  作者: 真姫
5章 ホルマ編
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私はお昼寝をする!

 うーん?気づけばまた寝ていた...最近気づけば眠っている事が多いな...眠くなるっていう実感も無いまま気絶している気分だ...

 どうしよう?もしかして何かの病気なのかな?それともまた誰かに薬を盛られたのかな? とりあえず起きて周りの状況を見ないと、なんて思いながら頭をあげようと思ったらいきなり頭をぶつけた ぶつけたんだけどとっても柔らかかった、あれ?どういう状況?


 「...むにゅっ...なに?...」

 「...ん?起きた?...」

 「あれミツキ...え?」

 「...手紙を書いてご飯を食べた後崩れる様に眠ったけど...疲れてるなら疲れているって言えばいいのに...」


 どうやら私はミツキに膝枕をされていたみたいだ うーん,,,崩れる様に寝ていたって...そんな疲れていた記憶無いんだけどなぁ...病気かな、いきなり眠るっていう... リーアに聞いてみよう


 「ん..ごめん...」

 「...大丈夫だよ...平気?...」

 「うん、休んだら元気になったみたい、もともとそんな疲れた記憶無いけどね」

 「...リーアに聞いてみる?...本当に大丈夫?...」

 「うーん...そんなに心配しなくてもいいと思うけど...一応聞いておこうかな...リーア?」

 「はーい?どうしたの?」

 「実はね...」


 リーアにいきなり気絶するように寝てしまった事、私はそんな疲れてないし消耗して無い事も伝えた 流石にこれでリーアが病気か何かは断言出来ないと思うけどまぁ...何かわかったらいいな程度


 「それって普通に魔法の使い過ぎで疲れたんじゃない?聞いた所緊張の糸が切れた瞬間崩れて眠ってるし...」

 「えー?でも私魔力はまだ沢山あったよ?」

 「魔力は沢山あっても体はまだ8歳だよ?疲れも溜まるしそれに魔力って出すだけでも疲労は溜まるからね?」

 「...ふーん?...」

 「それに今までになかった?沢山魔法を使って一気に疲れがくること」

 「...あったと思う...うん」

 「そんな感じ、分かった?」

 「うーん、まぁ気絶する様に眠る理由は分かったしいいかな?」

 「...目も覚めたら出発しようか...西に向かって」

 「うん、分かった」


 なるほど...そんな感じで眠っちゃうのかぁ...私の体まだ子供だしなぁ...なんかこう...魔法で成長する事って出来ないのかなぁ?そしたらぼんきゅぼんっの体に成長して...って出来るんだけど...出来ると思うけどなぁ...


 「リーア?なんか...体を成長させる魔法とかって無いの?」

 「あるにはあるけど教えないわよ?」

 「えー...早く大人になりたーい」

 「我慢しなさい、そんな理由で使ったらきっと後悔するから、その年ならむしろちゃんと寝て休憩しなさい」

 「ぶー...分かったよ」

 

 まぁ教えて貰えないよね、私もダメ元だったし...うーん早く大人になってバンバン魔法を使ってもピンピンしている体になりたいな、そうしたら私って最強じゃない?


 「考えてる事がなんとなく分かるけど...マルガちょっと前まで捕まってたからね?」

 「うぐっ...分かってますー」

 「ならいいけど」


 最強って思った瞬間に伸びた鼻を折られました...まぁあんまり調子に乗らない様に旅を続けて頑張っていこうかな

毎日21時に投稿しています!


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