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絶対に認めないから!  作者: 真姫
4章 グリード編
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私は対決をする!

 「あら~来ないんですか~?」

 「今から行くよっ!」

 「因みにこの施設って地下に出来てるんですよ~」

 「...それが?...」

 「エルフの固有魔法...植物魔法と相性がいいって事です」


 そういった瞬間大きな蔦?根?の様な物が壁を突き破ってリウムの周りに集まりだした、確かにエルフは皆この魔法を使えるけど...これって同じ魔法を使った場合どっちに支配権が移るんだろう?ちょっと気になるな


 「...だからそんなに余裕なんだ...そんな蔦...焼き切ってあげる...」

 「そんな簡単にはいきませんよ~」

 「まぁ私は...邪魔でもしておこうかな...」

 「2対1ですか~、構いませんけどね」


 そう言いながら蔦がミツキと私をめがけて鋭く飛んできた まるで切りつけるみたいなスピードで飛んでくる、私とミツキは軽く避けるが元々居た場所はまるで大きな刀で切った様な大きな切り傷が出来た 蔦なのに切れるってどれだけのスピードで動いてるのよ...さてはかなり魔力を込めているな?

 ただミツキも防戦一方は不味いと感じているのか蔦に火属性の魔法を使って焼こうとしているみたいだけど魔力を込めた蔦なだけあって簡単には焼き切れないみたいだね、ちょくちょく焼けてはいるけど決定打にはなってない感じだ...うーん何かしようと思ったけどこのままじゃジリ貧なままだな...ちょっと私も植物魔法試してみようかな


 「...こんな感じかな?」

 「っ...?...マルガちゃん?私に何しました?」

 「え?リウムには何もしてないよ?」

 「...いや...違うはず...じゃあ何をしたのですか?」

 「んー...内緒?」


 私が植物魔法を見よう見まねで使い始めたら明らかにリウムが操っている植物...蔦?の精度とスピードが落ちている、なるほど、お互いの魔法が干渉しあってうまく操れないのかな?ただリウムは何が起きているのか分からない状況だけど...これはチャンスかな?ただリウムが植物魔法に頼り切ってる様には見えないんだよね...


 「どうやら...マルガちゃんに何かされたみたいですし...植物魔法で制圧するのは諦めますか」

 「...他に手でもあるの?...」

 「勿論ですよ、むしろこちらの方が自信がありますよ?」

 「...?...」


 いったい何を使う気だろう?植物魔法以外って事は...エルフはそれ以外にも固有魔法みたいな物があるのかな?何なのだろう?ちょっと気になるな...


 「...来なさい!」


 リウムが大きくしゃべるとリウムの部屋の隅から二体の狼の姿をした魔獣が来た...これが自信のある...といっていた物の正体?魔獣を操れるって事?


 「私達の国ではですね、どうにか森の魔獣を操れないか研究していてですね?これがその成果です、ついに使役魔法を開発しました」

 「...ふーん?」

 「あら?マルガちゃん、あんまり驚かないですね?それとも対応策でもあるのですか?」


 魔獣かぁ...この国に来る前ならとっても脅威だったかもしれないけど...ちょっと今は魔獣に対して脅威が無いんだよね、あの主を倒してしまったせいで威圧が付いちゃったし...うん...ただそれは使役されている魔獣に対しても聞くのか試したいよね


 「...あら...こっちの方も動きがにぶいですね...私の不調でしょうか?」

 「...うーん...少なからず効いてるのかな?...」

 「...何をしたのか気になる所ですが...とりあえず魔物のえさになるか大人しくして貰います~」


 狼の魔物?が私達に向かって飛んできたんだけど動きが恐ろしく鈍いから魔法を使わずに魔力弾だけで簡単に制圧が出来るよね、やっぱり威圧が聞いてる状態で無理やり来ても戦力にならないって事だね、これが奥の手だとしたら...リウムは次どうするのかな?

毎日21時に投稿しています!


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