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絶対に認めないから!  作者: 真姫
4章 グリード編
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私は反撃をする!③

 「...よしっ」

 「...覚悟はいいね?...」

 「任せて?」


 準備が整ったら思いっきりドアを開けて外に出る、そこには男が戻ってこなくて不思議に思っていた仲間がドアの前に居たのかな?ドアに思いっきり顔をぶつけて倒れてしまった アーカワイソウダナー


 「...なにこの人?...」

 「気にしたら負けだと思うよ?」

 「...行こう...」


 リウムはどうやら奥の部屋にいるみたい...魔力が特徴的だからすぐに分かる...ただなんだろうこの建物?とっても深いし下と上どっちもあるんだけど...よく分からない建物だね、リウムさんは一個下の階の一番奥の部屋だから...まずは階段を探すところからかな?


 「...マルガ道案内よろしく...もしくわ探して欲しいもの...」

 「下の階に行く階段を探して欲しいかな!」

 「...了解...」


 途中途中何回もエルフと出会うが出会う度に結界で音を消してその度に魔力弾をぶつける作業が続いてる、途中はミツキも戦う気満々だったけどちょっとしたら戦闘は私に任せて階段を探したり警戒したりしてくれてる、ありがたい...


 「...どう?...ありそう?...」

 「私は分からないかな...音は消してるけどそろそろ気づく人とか居そうだし...ちょっと急いだ方がいいかも?」

 「...了解っ...じゃあそろそろ...壁壊してもいいんじゃない?...」

 「...あー...その発想は無かった」


 案外ミツキってガサツなのだろうか、普通は壁をぶっ壊すって発想出てこないと思うけど...まぁバレるなら派手にバレてもこっそりバレても一緒だもんね、面白そうだしリウムの所に直行しちゃおう 殴り込みだー!


      ◆◇◆◇


 「どんどん壁をぶち壊した訳だけど...次壊したらリウムの所...だと思う」

 「...行くよ...」


 私の返事を待たずにミツキは壁をぶち壊した...というか今魔法を使わずに壁を壊したけど...身体能力だけで部屋の壁を壊すってどんだけ?...ちょっと怖いね


 「...リウム...居るよね?...」

 「あらら~?どうやって...というか壁を壊さないでください~」

 「...壊して不都合ならもっと壊せばよかった...」

 「困りますよ~、この施設作るのに二年以上かかったんですよ~?」

 「...ちゃんとあの結界は壊したから...すぐには使えないでしょ...」

 「というかどうやって抜け出したのですか~?ちゃんと拘束はしてたしミツキには割と深手を与えたはずなんですけど~」

 「...やっぱりリウムがミツキを傷つけたんだ...」

 「そうですよ~」

 「...どうして?...」

 「どうして...ですか?...うーん...ミツキはちょっと身体能力が高くて厄介なので....でしょうか?」

 「それだけ?」

 「後は~...傷ついたミツキを見ればマルガちゃんも戦意を失ってくれると思ったのですが...逆効果でしたね~」

 「...最後に言いたい事はある?...」

 「言いたい事は沢山ありますが最後じゃないので大丈夫ですよ~」

 「...」


 リウムは気の迷いとか国を背負った責任とかそういう理由で歪んだ...って勝手に思っていたんだけどどうやら最初から歪んでいたのを私達の前だと隠していただけみたいだ でも私達がやる事は簡単 リウムを倒して旅の続きを楽しもう!

毎日21時に投稿しています!


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