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絶対に認めないから!  作者: 真姫
4章 グリード編
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私は反撃をする!②

 「...ありがとう、怪我も拘束も消えて楽になった...」

 「これからどうする?逃げる?それとも...リウムを捕まえる?」

 「...逃げてもいいけど...エルフをどうにか抑えたいかな...後リウムには直接お礼もしたいしね...」

 「そ、そう?...じゃあある程度この先の予定を...」


 なんて話していたらドアの前の廊下ぐらいから足音がしてる、もう戻ってきた?それとも他の様子見?どっちにしろミツキはもう手錠も外しているし見られたら処理しないと...


 「入るぞ、飯は食ったか?」


 中に入ってきたのは男性のエルフだった、見た事は無いけどセリフからして私達の様子見みたいな感じかな? 最初はそのまま入ってきたが怪我が治って拘束が解けているミツキを見て一瞬固まった後にすぐ仲間を呼ぼうとした させないけどねっ


 「なっ...おい!逃げ出してるぞ!..」

 「大人しくして?...あんまり手荒にしたくないかな...」

 「魔法は使えないはず...どういうことだ?」

 「まぁまぁ...」


 叫ぶ前にまず結界魔法で遮音しちゃう、これでこの人が部屋から出て仲間を呼ばない限り音が外に届く事は無い、つまりこのエルフさんは私達を倒すか私達が抑える前にこの部屋を出ないといけない訳なんだけど...出来るかな?


 「...くそ...どうやって拘束を解いたが知らんが大人しくしろ、今なら」

 「うるさいっ」


 何か喋ろうとしていたけど私は思いっきり魔力弾を押し付ける、魔法を使うなんてもったいない、魔力を込めて弾の様に使うだけで簡単に骨折とかしちゃうからね


 「ぐっ!?」

 「ミツキ?この人はミツキの事傷つけた?」

 「...んー...見た記憶は無いけど...多分違う人じゃない?...」

 「...まぁとりあえずいっか」


 ミツキの事を傷つけたエルフは全員同じ目かそれ以上にひどい事をしてあげないと...ね?


 「...もしかして怒ってる?...」

 「え?まっさかー...ふふふ」

 「...なるほど...怒ったら怖いタイプだね?...」

 「えー?だから怒ってないよー?」

 「...ところでこの人どうしようか...」

 「適当に私達に使ってた手錠でも使って拘束しちゃおうか」


 魔力弾をくらってそのまま気絶しちゃったみたいだね、とりあえず鎖でグルグル巻きにした後に念のため魔法が使えない様に吸魔石を使って拘束しちゃおうね そして適当に部屋の隅にでも投げておこう 邪魔だし


      ◆◇◆◇


 「...うーん...どうしようか」

 「...とりあえず...リウムを抑えたいから...こっちから行ってもいいかも...ここが何処か分からないから一回見失ったら追えなくなる可能性もあるし...」

 「...にゃるほど...」

 「...じゃあ行こうか、お礼参り...」

 「うん!同じ目に合わしてあげよう!」


 ミツキの事を傷つけたエルフ達には全員同じ目に合わしてそのままこんな国出ちゃおう リウムさんには特にね...ミツキも私が居なかったら恐ろしい怪我を残す羽目になったからね じっくりお礼をしてあげないと...ね?

毎日21時に投稿しています!


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