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絶対に認めないから!  作者: 真姫
4章 グリード編
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私はグリードに行く!①

 目を開けたら目の前に大きな西瓜...胸が...二つ...というより私が胸に埋められてる? でも柔らかいし気持ちいいな...最高級枕ってこんな感じなのかな...二度寝しよ...


 「...マルガ...枕にするのは別にいいけど...起きたなら起きて...」

 「にゃっ!?べ、別に柔らかくて気持ちいなんて思ってないよ!?」

 「...ふーん...」

 「な、なにその目...起きるから...」

 「...別に?...気持ちいいならいつでも貸してあげるとは思ったけど...」

 「ぶっ!?」

 「...ふふ...親の前でくださいって言われたからね...」

 「その話はもうやめてー!」


 恥ずかしくて聞けたものじゃない、ミツキの口から直接聞くと恥ずかしすぎて顔から煙が出そうだ このネタで弄るの禁止!


 「...準備して...今日は魔の森深く入るしそもそも野宿するかグリードに行くかだから...まぁあんまり宿に荷物残さない様に...」

 「分かった、じゃあ朝ごはん沢山注文していい?」

 「...いいけど...あんまり多くはダメだよ...」

 「はーい」


 何品か多く注文できるならして空間魔法にお持ち帰りして貰おう、今日は多分野宿コースだからその時にご飯として食べよう...ミツキにはどうしてもって言うなら食べさせてあげよう


       ◆◇◆◇


 「...朝ごはん美味しかった...もう一回食べたい」

 「...戻る予定無いよ?...さっき宿の受付の人にも伝えたでしょ?...」

 「そうだけどさぁ...あのご飯美味しい...」

 「...何品か空間魔法に入れたでしょ?...我慢我慢...」

 「...しょうがない、今日のお昼と夜に食べちゃおう...」

 「...食べすぎはだめだからね?...」

 「分かってるよー!」


 食べ過ぎて太りました!なんてなったらミツキにどんなハードダイエットが実行されるか...ただでさえ体力が無いのにそんな事をされたら毎日死にかけちゃう...多分魔法でサボってもミツキなら気づいちゃうだろうし...うーん食べ過ぎダメ、絶対


 「ギルドにはいかなくても大丈夫?」

 「...まぁ大丈夫でしょ...特に伝える事も無いし...」

 「そうだね...じゃあ行こうか...楽しみだなぁー、あのエルフに仕返しするの」

 「...ちゃんと魔力は追えてる?...後そこはグリードっぽい?...」

 「ばっちり追えてるよ!グリードかは分からないけど似た魔力が沢山あるからとりあえず街は確定かも!」

 「...そう...よかった...どれくらいかかりそう?...」

 「うーん...歩いて行って何も無かったら明日のお昼には着くと思うよ?」

 「...分かった...」


 魔の森リベンジ...別に昨日は負けた訳じゃないけど...なんとなく二回目だからリベンジって気持ち...それに今回はあの魔獣の群れみたいなのにも遭遇しないだろうし、とんとん拍子で進んでグリード着いちゃおう エルフ...美形多そうだな...


 「...マルガ...鼻の下伸びてるよ...どうしたの?...」

 「にゃんでもないよ?」


 ミツキは最近私が少し邪な気持ちに入ったらすぐに見抜いてくる...それが女の子の事とかだったらなおさら...ちょっと鋭すぎてもしかして心読めるんじゃないかってちょっと疑ってる...そういう魔法とかあるのかな...

毎日21時に投稿しています!


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