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絶対に認めないから!  作者: 真姫
4章 グリード編
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私は確認をする!

 ちゃんと私が送って手紙パパに届いたかな...一応怪しまれない様にパパの机に送ったけど...心配だな...確認してこようかな?


 「...ミツキー?ちょっといい?」

 「...ん?...」

 「ちょっと心配事があって...数分くらい離れても大丈夫?」

 「...手紙の確認?...」

 「う、うん...一応...物だけを届けるって初めてだから...ちゃんと届いてるか確認したくて...」

 「...行ってらっしゃい...」


 さっさと転移魔法でルクロンに飛んで確認しちゃおう、もしパパが確認して無いならさっさと確認して貰って...よしっ


 「転移ー」


       ◆◇◆◇


 「...あれ?部屋真っ暗だ...そんな時間じゃないと思うんだけど...」

 「...誰だ...?」

 「...あれ?パパ?もしかして寝てた?...」

 「ごほっごほっ...もしかしてマルガか?」

 「あっ...パパだ、髪の毛ぼさぼさだしひげも伸び放題だし...どうしたの?」

 「...あぁ...ソフィアが亡くなってからね...少し俺も風邪を引いたみたいでね...最低限の仕事だけして少し休んでいるんだ」

 「...なるほどね...パパは私が送った手紙見た?」

 「...ん?そんな手紙あったか?...」

 「やっぱ見てないか...というか届いてるかな...ちょっと確認するね...」

 「...」

 「...あ、あったあった...一応届いてるのか...こういうのってパパに届けたいときもっとおすすめの場所とかある?」

 「......ん?なんだ?」

 「え?だからー...こうやってパパに何か届けたいときパパがすぐに気付く場所とか無いの?」

 「...そうだなぁ...一番いいのはこのベッドにあったらすぐにマルガからって気づけるし最悪一日の間に気づけるから...まぁ今俺が寝ているベッドに転移させてくれればいいぞ」

 「分かった!、じゃあ後でこの手紙読んでね!後風邪は早めに治してね!」


       ◆◇◆◇


 パパ風邪とか言ってたけど泣いた痕あったしやっぱりママの事まだ引きずってるのかな...私はとっても引きずってるけどね? とりあえず私の転移魔法で物も送れるって事が分かったし何か困ってときはこの魔法もうまく使おう...!


 「ただいまー...」

 「...おかえり、手紙は届いてた?...」

 「届いてたよ...いい匂い...」

 「...今日から料理は私がやろうかなって...」

 「え?私もするよ?」

 「...大丈夫大丈夫...マルガは色々準備とかしてるし私がやるよ...任せて?...」

 「そこまで言うなら任せるけど...いつでも代わるよ?」

 「...マルガは料理しなくてもいいよ...これから私が作るから...」

 「そう...?」

 「...うん...その代わりマルガはテントの準備とか色々お願い...」


 なるほど、役割分担だったらそういう事になるのか、これは素直に聞いて私は準備でもしておこうかな、明日は一日歩くだけだし今日はご飯を食べて準備してさっさと休憩してしまおう

 今日のご飯はなんだろう、ミツキの手料理...何が出てきても美味しい気がする...!

毎日21時に投稿しています


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