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絶対に認めないから!  作者: 真姫
3章 ルクロン少女編
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私は舞台で挨拶をする!①

 ついに交流会当日、正装にして...って訳じゃなく一応学校同士の交流会なので制服での参加だ、といっても皆目立たない程度に化粧をしたり少し豪華なアクセサリーを付けたりとやる気満々だ、私?私はいつも通りだよ 出会いなんて要らないもの


 「...はぁ...気が重たい...疲れた...」

 「マルガ様、頑張りましょう!」

 「ミルちゃんは元気でいいね...私はあんまりやる気が出ないよ...なんで知らない人と喋らないといけないのよ...」

 「私は沢山の人と知り合って友達を沢山作りたいです...人見知りなんですけど...頑張ります!」

 「頑張ってね...後あんまり私の事教えないでね...」

 「どうしてですか?沢山紹介しようと思っていたのですが...」

 「...そしたら沢山私の所に来るじゃない?...」

 「...なるほど...でも私は沢山の人に囲まれるマルガ様が見たいので沢山紹介しようと思います...!」

 「この子鬼だわ...」


 いつからミルはこんな子になってしまったのだろうか、もっと言う事を聞いてくれる優しい子だったんだけどなぁ 気づけば人見知りらしい場所が何処にもないただの可愛い眼鏡っ子になってしまった

 それはさておき、当日になり会場には沢山の人が集まっている この会場に居る子供は二種類の制服しか居ない、ルクロンの制服とベスティアの制服の子だ ベスティアの子皆ケモミミが付いていたり尻尾...角の子も居るなぁ ミツキに会ってからすっごいケモミミの子がかわいく見えるんだよね...これがケモナー...! まぁ女の子だけじゃなくちゃんと男の子も居るんだけど


 「...人が沢山だなぁ...」

 「あっ、マルガ様、この後マルガ様も挨拶があるので準備をお願いします...」

 「...ミルちゃんがちゃんとクラス代表やってて私辛い...もっと私の仕事減らしていいのよ?...」

 「だめですよ、私はマルガ様をサポートするってこのクラス代表で決めたんですから」


 ミルちゃんに促されて舞台裏に入る ベスティア側の代表ってどんな人だろうなぁ...


 「初めまして...マルガ様...でよろしいかしら?...」

 「えっ..ミツキ...?」


 そこに居たのはミツキの様な人だった 金色の狐耳に尻尾...そして胸にある大きな西瓜 うん、そこはあんまり凝視しちゃだめだね、ただミツキほど若くなく多分だけど50代くらいの人だろう、少し全体的に老いを感じる


 「...ミツキ?」

 「あぁ...ごめんなさい、私はマルガ・ルクロンといいます...お名前を聞いてもいいですか」

 「私の名前はチナツといいます...今回一緒に挨拶をしますがよろしくお願いしますね」

 「はいよろしくお願いしますチナツさん...」

 「...なるほど、確かにあの子が言った通り美人ですし...凄い落ち着いていますね...」

 「あの子...?」

 「あら失礼、なんでも無いわよ...それじゃあ挨拶だけど...」


 そのままチナツさんと打ち合わせを開始した といっても簡単な打ち合わせで誰が先に挨拶するのかっていうのと何分喋れるのか、どういう風に喋れるのか ある程度打ち合わせをして終わる まぁ長く話す内容な事でも無いしね 因みに私が先に挨拶をすることになった どっちかっていうと嫌な事は後に伸ばして放置するタイプなんだけど今回はチナツさんの要望で私が先だ どうやら後に挨拶がしたいらしい

 何も考えてきて居ないけど多分なんとなくで何とかなるでしょう 今までみたいにね

毎日21時に投稿しています


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