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絶対に認めないから!  作者: 真姫
3章 ルクロン少女編
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私は交流会に行く③

ついに明日は交流会!頑張るぞ!...なんて思えたらどれだけよかったのだろう、一応交流会だから特に何かする訳でも無いんだけど沢山の知らない人と会って喋るなんて考えたら胃がキリキリする...


 「...ふぅ...明日かぁ...クラス代表っていうから何をするのかとおもったけどただ代表同士で喋るだけかぁ...」

 「ただっていうか...一応あちら側からも4名代表が来て4対4で喋るっていう割と重要なイベントなんですけど...」

 「でもそんな大事な代表同士が未だに顔を見合わせてないなんてどういう事?」

 「それは...殆ど本番ぶっつけ本番になりますが頑張りましょう!」


 ルクロン側がこんなんでどうするんだろう 一応代表なんだから二クラス足並みを揃えてしっかりして欲しいんだけど...まぁ予定が合わないならしょうがない、忙しい生徒だって居るだろうしね


 「一応明日の流れを確認しましょうマルガ様」

 「うーん..いいよー」

 「まず...ルクロン側と相手側で集まって大きな挨拶があります、この時にマルガ様と相手方の代表が挨拶をします」

 「なんで私なのかしら...学校長とかいろいろあったでしょうに」

 「相手方の希望らしいです、そしてその後に生徒達による交流会」

 「...これが一番大変よね...うちの学年だけとは言えニクラス全員と相手方のクラス全員を面倒見るんだから...これは先生方に頑張ってもらいましょう」

 「そして最後に代表同士による....4対4の交流ですね」

 「これが一番嫌だな...誰が来るか分からないし相手方もどんな人が来るか分からないし」

 「これを無事に乗り切った時にやっと交流会が終わったと言えますね...!」

 「...(諦めたいし出来るなら私もただ参加する人になりたいけど...クラスの陰謀で代表にはなるし、相手方の希望で学校の挨拶もしないといけないし...よく分からない)...疲れるなぁ」


 まぁ初めての学校の行事だし真面目にやるけど...生徒に全部投げすぎじゃないか?なんて思うけどドロシーの疲れた顔を見たらあながち投げてる訳でも無い気がして言うに言えないんだよね、やるけどさ

 それに相手方の国も私はいまだに分かってないんだけど結局何処なんだろう?


 「そういえばミルちゃん?」

 「どうしました?」

 「相手方の国って私聞いた覚え無いんだけど知っている?」

 「確か...誰かから聞きましたがベスティア...だったと思います」

 「ベスティア!?」


 ベスティアってミツキが居る国じゃないか...って事はママが言ってたのはこれ?でもミツキは生徒って訳でも無いしなんなら共和国で卒業した後殆ど冒険者だったし流石に学校関係者としている線は少ないし...多分だけどママが言っていたのはこれじゃないな

 ただベスティアって分かったからにはちゃんとやる気出さないと、いつ何処でミツキにみられるか分からないからね


 「ベスティアに何かあるんですか?」

 「ううん、知り合いが居るだけよ、気にしないで」

 「そうですか...これは実質国の代表になりますし頑張らないとですね...!」

 「そうね...といっても結局私達は子供だからよっぽどの事をしない限り大丈夫なはずよ、安心してやりましょう」


 そう、結局は子供同士の簡単な交流会なのだ、国がどうとか種族がどうとかとは言わずに結局楽しければいいのだ

 難しい事は全部大人に任せてしまえばいい 子供の私達は楽しめればいいんだからね 私が子供らしいかは放置しておいてね

毎日21時に投稿しています


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