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絶対に認めないから!  作者: 真姫
3章 ルクロン少女編
110/239

私はママとお話をする!②

 「じゃあありがとうママ...」

 「むしろあんまり説明できなくてごめんなさいね」

 「...ママなりに考えがあると思ってあきらめる...」

 「うふふ...学校がんばってね?ちゃんとドロシーの話は聞くのよ?」

 「うーん、善処する!」

 「じゃあ頑張ってね?」


 私はママに抱き着いて顔を擦り付けた後にママの顔を見る 久しぶりに抱き着いたけど相変わらずいい匂いがする よし、明日から頑張るぞ


 「行ってきます...」

 「はい行ってらっしゃい」


 そのまま転移魔法を使って寮の部屋に帰る 多分メリーは料理を作ってるのかな、なんて思いながら部屋に帰るとなんでか知らないけどドロシーも居た...なんで居るの?一応私の部屋だけど


 「おかえりマルガちゃん」

 「おかえりなさいませ、ソフィア様とはお話出来ましたか?」

 「うーん...最低限聞きたい事は聞けた...かな?」

 「じゃあご飯を食べましょうか」

 「というかなんでドロシーが居るの?いや、居るのはいいんだけど...」

 「うーん、普通にお邪魔しに来ただけ、というか疲れるから癒しが欲しいのよ...」

 「私を癒しに使わないでよ...別に嫌ではないけど...」

 「一緒にご飯食べるだけだから安心していいよ、それに私も仕事があるからね」


 ドロシーが仕事をしているのを見ると昔と違いすぎて少し笑ってしまう 多分ドロシーは一人暮らしをしているはずだから一人で食べるより皆で食べたほうが楽しいんだろうね 私も一人で食べるよりは皆で食べたいからね それに私もお昼ご飯食べてないからお腹空いちゃったよ...


          ◆◇◆◇


 ご飯は美味しかった、一家に一台メリーが居たらなんでも出来る気がする、私は特に何もできないから空間魔法で荷物持ちしとくね

 ドロシーはご飯を食べたらそのまま帰っていった、どうやら仕事がまだ残ってるらしくてご飯を食べたらすぐに学校に戻っていった、定時帰りとは一体なんだったのだろうか、大人って悲しい


 「...今からどうしようかな」

 「やる事が無いなら家事の手伝いでもしますか?」

 「明日の準備でもしようかな!?」

 「あんまり人前で魔法を使わないでくださいね?というかあんまりじゃなくてほとんど絶対にです、分かってますよね?」

 「...んー、一応分かってるよ...明日からの授業が何なのか全く分からなくて何準備すればいいんだろう...眠っちゃうか...」


 明日は算術と魔法学以外で頼みたい、もしそれなら先生には悪いけど図書館で過ごさせて貰おう。共和国と同じ道のりを辿っている気がする...!まぁ学校に行ってたらミツキと会えるらしいから学校を辞める事自体はあり得ないけど


          ◆◇◆◇


 二日目の朝はメリーに起こされて朝食を食べる、昨日ずっとミツキの事を考えて居たから全然眠れなかった...もしかしたら学校で寝ちゃうかもしれない...でも学校を休む事は体調不良じゃない限りメリーが許してくれないから一応学校には向かおう...メリーってもしかしてスパルタなのだろうか


 「マルガ様...すっごい眠そうですけど...」

 「...うん...圧倒的にねむい...眠ってても放置してね...」

 「マルガちゃん!眠そうだよ!今日も頑張ろうね!!」

 「.......そうだね」


 ルーナはもしかして元気全開熱血娘なのかな?昨日からそんな気はしていたけど、そもそも私は朝弱いからそんな元気出ないけどね 今日の授業は一体なんだろう 私の中で半分楽しみで半分は眠気が襲ってくる、頑張らないと

毎日21時に投稿しています


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