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絶対に認めないから!  作者: 真姫
3章 ルクロン少女編
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私はママとお話をする!

 「あぁ...その話ですか」

 「うん...本当は7歳から学校に行けたはずなのに8歳からがいいって言われたから今来てるけど...というか8歳から行った方がいいって言われなかったら多分学校に通ってないけど」

 「それは...一応知っていますが...ちょっと言っていいのか分からないですね」

 「パパが知ってる?それともママ?」

 「ライル様も一応は知っていますがちゃんと全容を把握しているのはソフィア様だと思いますね」

 「ママか...今から聞きに行こうかな」

 「今からですか?あぁ、空間魔法ですか。」


 そう、私には空間魔法があるからどんなに遠くても知ってる場所なら一瞬で行くことが出来る だから今からお城に聞きに行ってまた帰ってくることも出来る 


 「今から行くのはいいですけど夕飯には帰ってきてくださいね?もし夕飯が要らないなら早めに連絡をしてください」

 「分かった...リーアはどうする?」


 そういって空間魔法からリーアを出しながら考える、個人的にはリーアには着いて来て欲しいけどリーアはどうするのかな?


 「私はマルガが行く所だったらどこでも着いていくよ?」

 「...リーア結婚しよ?」

 「殆ど結婚してる様な契約してるからもういいかな?」

 「じゃあリーアも行くとして...行ってきます」

 「はい、行ってらっしゃいませ」


 空間魔法で転移する時、昔なら一回空間魔法で別空間に入った後に行きたい場所に空間魔法を使って移動していたけど今は練習と多分空間魔法のレベルが上がって殆どテレポートみたいに一瞬で移動できるようになった こんな事が使える事を知っているのはママとパパとメリーとドロシーぐらいだ。

 空間魔法で転移するときに一番気を付けないといけないのは転移先だ 壁の中に転移したらどうなっちゃうんだろう?予想出来るのは私の形に空間が開いて私が壁に埋まっちゃうんだと思う、試したこと無いけど もう一つ気を付けないといけないのは周りに人が居るか居ないか。 なんでかっていうとこの魔法は普通に使われている魔法じゃないから色んな事聞かれると思うんだよね ちょっと...じゃなくてすっごい面倒くさいからいつも人が居ない所に移動するようにしてる


 「...ママの部屋ならママしか居ないと思ったけど...」

 「ママにもメイドは居るから...どうしてそこで最後に詰めが甘いのかな?」

 「...ママ...説明任せた!」

 「まぁいいわよ...それでどうしたの?」


 ママがメイドを下がらせながら私になぜ帰ってきたのかを聞いてくる 聞くことは決まっているんだけどその前にメイドが居る事は誤算だった どうしてママの部屋に行っちゃったんだろう 悲しい


 「ママがどうして今学校に行かせたのかずっと気になっていて」

 「ああぁ、そうねぇ...そういえば説明してなかったわね」

 「うん、それにベスティアに行くことも反対...というか止められてたし...」

 「そうねそうね...うーん、全部伝えちゃうとあんまりおもしろくないのよね...どうしようかしら」

 「出来れば全部教えてほしい...ミツキがどうなっているかだけでも教えて欲しい...」

 「...ミツキさんは元気よ、それにそんな急がなくても会えるわよ」

 「ほんと!?いつ!いつ会える!」

 「いつかはちょっと...分からないけど..ちゃんと学校に行って過ごしてたら会えるわよ、それは絶対よ」

 「そう...それなら...まだ頑張れる...でもなんでこの時期かは教えてくれないの?」

 「それは色々あってね...?まぁ大体は面白そうって理由なんだけどね...」

 「...まぁミツキに会えるって分かったからいい...まだ大丈夫...うん、明日から頑張る」


 聞きたい事は最低限聞けたのかな?...本当はなんでこの一年置いたとかも聞きたかったけど教えてくれないならしょうがないし、ミツキに会えるのが分かっただけでも私的には満足...ただなんで学校に居るだけで会えるんだ?そこを教えてほしかった

毎日21時に投稿しています


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