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絶対に認めないから!  作者: 真姫
3章 ルクロン少女編
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私は魔法の授業を受ける!

 算術の授業はテストをして採点したらそれで終わりみたいだ 今日の分は皆の実力を測る事がメインなのかな?私は10分で終わったせいで殆どの時間を窓を見て過ごす事になったけど 次は一体何の授業だろう?次こそ授業らしい授業が来るといいな!


 「...次の授業って一体なんだろう...」

 「次は...確か魔法学だった気がするよ、だからドロシー先生が来るのかな?」

 「た、確かそれが終わったらお昼ですよね、ここの学食楽しみなんですよね..!」

 「そうなの?それだったらもったない事をしたわ、メイドに作らせちゃった!」

 「魔法学...まぁドロシーの授業だし真面目に聞こうかな」


 多分ドロシーの授業じゃなかったら算術と同じ運命をたどっていただろう 具体的に言うとずっと窓を見るっていう ママとパパがなんでこの年から学校に行った方がいいって言った意味も分からないままやる気がどんどん消えていく これだったらミツキを探しにベスティア行った方がましだったよ...?


         ◆◇◆◇


 「はいはい、という訳で私の授業よ」

 「何がという訳なんですか先生」

 「特に気にしなくていいわよ、皆は魔法についてどれくらい知ってる?」

 「...僕はあんまり魔法について明るくないな...魔力と術式を使って魔法を撃てるとしか」

 「私も魔法にはあんまり詳しくないですね...魔力ってそもそも何でしょう?」

 「魔法学ではそう知識を皆に教えたいと思っています、もしかしたら知ってる人も居るかもしれないけど最初は復習のつもりで頑張ってほしいな、もしやる事が無いなら別途で課題を出します」

 「...課題って何があるのかな...?」

 「マルガ様は課題をするんですか?流石です!」

 「いや...単純に気になって...」

 「課題は..うーん、特にまだ決めてないんだけど...そうだねぇ..今日は課題は無いから私の手伝いをして貰おうかな?」

 「大人しく授業を聞いときます」

 「あらら...釣れない...まぁいいわ、じゃあこの中で魔法を使えるって人は手をあげてみて?」


 私は手をあげようか悩んだけどドロシーがこっちを見てくるので一応あげておいた 出来るけどあんまりこういうの手をあげたくないよね こういう時一番後ろの席でよかったなんて思ったり、皆基本前を向いてるから誰が手をあげてるかなんて分からないもんね?

 私以外に手をあげている人は...見たところ二人かな?ルーナと知らない子だ、自己紹介の時何も聞いてないのがばれるかもしれないからあんまり見ないでおこう


 「三人か...まぁまぁ...じゃあ今日の授業はこの三人を使いつつやるからね」

 「えっ...」

 「任せなさい!」

 「...」


 ルーナ以外、つまり私ともう一人の子が嫌そうな顔をしながらドロシーを見ている そうだよね、魔法が使えるか聞かれてやる気が出るのなんて熱血な子ぐらいだよね、私とこの子が普通


 「手伝ってくれたら成績がどんどんプラスになるわよ」

 「やる...」

 「やったわ!」

 「げっ...」


 もう一人の子はどうやら現金な様だった 私は成績がプラスにならなくてもいいから皆の前に立ちたくないんだけどこの子はただメリットが無いから嫌だったみたいだね、じゃあこの二人に任せようかな


 「それじゃあこの二人に簡単な魔法を使って貰います、二人ともなんでも初級魔法を使って貰える?」

 「はいっ!...火よ...ファイヤー!」

 「水....球体...ウォーターボール!」

 「はいっ、という訳でこの二人が今使っているのが初級魔法って言われる奴ね、魔法は基本的に魔力という体にある燃料を消費して使う事が出来ます、ただ使いすぎると体力と一緒でかなり疲れるので注意しましょう」

 「...そっか、普通は魔力切れがあるのか...」

 「因みに魔力を限界まで使うと気絶したりとても体調が悪くなったりします、体験談です」


 限界まで魔力をつかったら気絶するらしい、私は確か一日中使った時にそのままぐっすり寝た記憶があるけどその時が一番使ってたはずだからまだ限界まで使った事は無いね、そういえば昔鑑定魔法を使った時に計測不能って出ていたけど今使ったらどう見えるのかな、お家帰ってみたら少し調べてみよう

毎日21時に投稿しています


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