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絶対に認めないから!  作者: 真姫
3章 ルクロン少女編
105/239

私は授業を受ける!

21時に予約投稿していたはずが・・・!

 自己紹介が終わった所で今から授業なんだけどどうしようかなぁ...皆がそわそわしながら私の周りが立っている 簡単な自己紹介しかしていないんだけどどうしてこんなに注目されているんだろう...


 「えーと...皆どうしたの?」

 「マルガ様に興味があって...」

 「僕もね、ルクロンの王女様に会った事が無くて興味があるんだ?」

 「私も入学式でマルガ様と少ししかお話出来なかったのでお話したくて...」

 「...(最初の挨拶で印象に残った三人だなぁ...ちょっと怖いかも...目がキラキラしている)...」

 「王女様は今まで何処に居たんですか?」

 「...私は今までお城に居たり別の国に居たりしたよ、お城に引きこもっている時期もあったけど...」

 「マルガ様マルガ様」

 「...なに?...ユーナ...さんだっけ?...」

 「はい!ユーナです!マルガ様はメイドとかって連れてないんですか?」

 「一応寮に一人居るけど...学校には連れてきてないわね」

 「マルガ様は年はいくつですか?」

 「私は...確か8だったかな?あんまり覚えてないや?」

 「なら同い年ですね...!頑張りましょう!」

 「僕は一つ上ですね...」

 「マルガ様と一緒のレベルになれるように頑張ります!」

 「わ、私特に何もできないからね?」


 なんで私のレベルこんなに高く設定されているんだろう?何もしていないし...まさか昨日の挨拶ってそういう罠とかあったの?一番優秀な人があそこで挨拶するみたいな...生徒を代表してみたいに言ってたし...まさかだよね?


 「何もできない人はあそこで生徒を代表して挨拶しないと思うよ?」

 「そうだよ...えーとシルク様?」

 「シルクでいいよユーナくん、確かあそこは点数が高かった者かそれ以上に優秀な成績を残した者が生徒代表で挨拶出来るはずだからね、そこに登ったマルガ様は何かしらで優秀だよ」

 「私とお話した時は何も教えてくれなかったのに...マルガ様ってそんなに優秀なんだね...」

 「...なんか同級生なのに様って付くのすっごい嫌だから...様付けないで欲しいな?」

 「じゃあ僕は...マルガと呼ばせて貰っても大丈夫かな?」

 「わ、私はマルガ様でお願いします...恐れ多くて無理です....」

 「私はじゃあマルガちゃんって呼ばせて貰うわ!」

 「...まぁ呼びやすい呼び方でいいけど...やっぱりあそこで挨拶ってそういう意味なんだ...知らなかった」


         ◆◇◆◇


 最初に始まる授業って一体どんな授業なんだろう?歴史?それとも算数?最初から魔法の練習とか?とっても楽しみだなぁ...?でもつまんない授業なら外を眺めているだけで終わっちゃうかも...ちょっと不安だけど楽しみ


 「最初の授業って何か知ってる?...えーとシルクくん」

 「シルクでいいよマルガ、次の授業は...確か算術だった気がするよ?」

 「...木を眺める授業かなぁ...」

 「だめですよ、マルガ様?...い、一応授業なんですよ」

 「...分かったよ...一応ちゃんと授業受けるよ」


 正直算術って聞いた時点であんまり授業を受ける気がしないなぁ...前世の記憶がある時点でこの世界の算術はあんまりレベルが進んでないのが分かるから共和国に居たときも楽しいって感じなかったし...もしかしたらこの学校も共和国と同じになっちゃうかもね?

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