最果てなるゴリラ
「おっ、おい、やめろって、、、」
「ウホッ?」
「いや、だから、こんな場所でっ。。。」
「ウホホっwww」
「あっ、ちょっ、まって、ホントにっww
ホントに、ヤバイですからっww
ね、ねぇっ、ちょっと。。。ダメだってwwwww」
「ウホッ、ウホホホッwwwww」
「アーッッッ.....wwwww」
。。。
あぁ
もう、何度目だろう。。。
いけないことと、知りつつも。。。
もう辞めなくては、と思いつつも。。。
気が付いたら、
毎晩、ここに足を運んでしまっている自分がいる。。。
この路地裏の暗がりに。。。
あのゴリラの注いでくれる。。。
プライスレスな愛情を求めて。。。
。。。
今日も、僕は。。。
また、情けなく、ヘコヘコと。。。
此処に、来てしまっている。。。
そして、リアルタイムで、
そう、まさに、今、
眼前で。。。
ゴリラが、、、巨大な、
歴戦のメスゴリラが。。。
妖艶なハンドシェイクで。。。
。。。
「うっ、ちょっ、、、
今日は、なんか、いつもより、
ハッスルしてますね。。。ぅくくっ。。。wwwww」
「ウホホッ、良いことあったからねっ」
「えっ、なんすか、いいことって、、、うくっっっwww」
「ウホッホwww
教えな~いwww」
「あ、いや、ちょっ、やば、やばい。。。
強いっ!!強いって。。。!!w」
「ウホッwww
昨日は、物足りない、って、
抜かしてたくせにっw」
「あ、いや、その、加減、って
あるじゃーないすか。。。?w
わかんないすよ。。。?ま、まぁ、ゴリラ界での、
その、物差し、ってゆーか、マニュアルってゆーか、
さじ加減っ、てゆーか。。。うくくっwww」
「お黙りっ」
「アーッッッ.....wwwwww」
。。。
こうして、また、夜は、更けてゆく。。。
僕は、いつになったら、
この桃源郷を、抜け出せるのだろう。。。
優しい虐待は、もうたくさん、なんだけどね。。。
ウククッッッ。。。wwwww
。。。
。