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名無しとカレンな転生デスペラードを  作者: 芝森 蛍
魔王凱旋、或いは心の形
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アクトチューン

 刺し違え、理想のその先を交わし合う。

 その中に垣間見る彼と彼女の心の形に、懐かしさを覚えたのは何故だろうかと問うて。

 直ぐにそれが忘れかけていた過去の記憶だと納得した。

 互いを対等だと思い合い。限りを尽くして己に挑む。

 戦いは何時だって自分とばかり。その先に、酷く傲慢な独り善がりを押し付ける。

 まるでそれは悪態を吐き出して誰かの思いを(くじ)き満足する様な……そんな自己満足。

 だからこそよく似ていて、だからこそ反発してしまう事に、嬉しくなる。

 自分に問い続けるのに、それを肯定するのは目の前の何か。自分ではない、誰か。

 そのことが無性に誇らしく、心が奮える。

 それ故に、足りないことが惜しいと悔いて。

 この程度かと落胆し、感情を現実へと変えた。


 ────だってミノは──私のたった一人だから


 脳裏に浮かんだあの言葉。真実であり、まやかしだ。

 期待をしていたのに。求めていたのに。

 彼と彼女はそこに至らなかった。ここに辿り着かなかった。

 そのことが、悲しくて。

 けれども答えは変わらないまま、無慈悲な結果だけがそこに残る。

 繋がりが、途切れる。


 これでもまだ、君は気付くことがないのだろうか?

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