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東方の天使 西方の旅人  作者: あしなが犬
第一部 流離う翼
13/174

第13話 人間というものの定義 1

 貴方は化物の姿をした人間

 私は人間の姿をした化物


―――どっちがまだ人間らしい?



【人間というものの定義】



 断罪の牢獄エヴィラ・アメンドの牢の中で初めて明かした夜から一週間、エンリッヒとの戦いによる怪我は大分良くなっていたが、この一週間続けて拷問部屋に招かれているので、新たしい怪我が徐々に増えていっていたりする。

 ただ天使たちは何故だか私を殺さないように命令されているらしく、死なない程度には手を抜いてくれている。(まあ、それでも満身創痍まんしんそういであるには違いないのだが)

 拷問部屋にいる以外は牢屋に閉じ込められ何もすることがないので、ともかく体力温存のために寝ている。

 まあ、寝てばかりいるのも暇なのでそれ以外は寝転がりながら、ここに着てからのことを色々考えていたりする。

 正直考えるのはこれから先、自分がどうなるのかとか?

 考えてもどうしようもない事は分かっていても、自分が喧嘩を売った相手が万象の天使さまともなれば、ビクビク怯えるのも当然だ。

 しかして、私はハクアリティスの夫というのが万象の天使、その人であることを聞いた驚愕きょうがくから立ち直って、ミシアに聞いた更に詳しい話を思い出す。





「――まあ、ハクアリティスが故意に自分のことを黙っていたかどうかは、この際置いといてだな。それでどうしてハクアリティスを黒の雷オルヴァラが奪取したという事実で、君らはそんなに喜ぶんだ?ハクアリティスを拉致らちしたとして、それからどうするつもりなんだ?」

 確かに天使長である万象の天使の妻ともなれば、人質として価値はあろう。

 しかし、そうはいっても所詮しょせんハクアリティスは人間なのだ。

 それにハクアリティスの態度からもこう言っては悪いが、ハクアリティスがそれほど天使に大事にされていた様子はなかった。

 万象の天使自体を人質にしたわけでもあるまいし、ハクアリティスを拉致らちしたからといって天使たちが彼らの思い通りになってくれるとは考えられなかった。

「そ・それは・・・」

 私の質問にそれまで嬉々ききとして答えてくれていたアルムが、はじめて戸惑った様子を見せた。

 今までの話は私みたいな田舎者はともかくとして一般的に知られている常識だったのだろうが、これから先の話は誰もが知っている話ではないあまり黒の雷オルヴァラ以外には知られたくない話ということなのだろう。だが、

「ハクアリティスが黒の雷オルヴァラに捕まっているということは、私は君たちの仲間のせいで拷問を受けないといけないわけだな。」

「な――」

「・・拷問が続けばつい言ってしまうかもな。」

 私の言葉に牢の空気がピンと張り詰めた。

「私じゃない黒の雷オルヴァラがハクアリティスを奪取してるとか?それに、ハクアリティスの反応を消している理由も知っているとか?・・・言ってしまうかもなぁ。」

「やめてっ!」

 アルムが叫ぶ。

「折角、黒の雷オルヴァラとは関係なさそうな私が、天使たちはハクアリティスを逃がしたと思っているのに、もしそうだと分かったら黒の雷オルヴァラへの厳しさは更に増すだろうな・・・」

 白々しく私は言葉を連ねた。

「どうして、そんなっ!同じアーシアンじゃない!だったら、少しくらい・・すぐにアラシ様が助けに来てくれるわ。」

「どうして?拷問を受けるのが誰でもない私だからさ。誰だって理由も分からないまま命を張るのは嫌だろ?もし助かる道があるなら、それにすがり付くのは人間の正しいあり方だと思うがな。」


―――もし話さなければ、天使に私が知っていることを全部話す


 それは黒の雷オルヴァラに対する明確な脅してあるが、私は何の躊躇ためらいもなかった。

 大体、仲間が助けに来てくれるといっても、確かに彼らには仲間に対する信頼は絶対だろうが、私はそんな見ず知らずの人間をそう簡単に信じられるほどできた人間ではない。

 まあ、ハクアリティスを逃がしたのが私である以上、知っていることを話したところで私への拷問が減るとは思えなかったし、彼女らが知っていることを聞いたところで、こうして牢に入っていては何の役にもたたないのだが、それでも未だ彼女と行動を共にしているエヴァのことが心配だった。

 だからこそ、彼女の本当のところをきちんと把握しておきたいと思った。

「・・・・仕方ないね。」

「ミシアっ!でも・・・」

 声を上げるアルムをミシアはいさめた。

「やめな、アルム。この男が言っていることは正論だよ。確かに理由が分からないんなら、あたしだって命張れやしないよ。」

 しかして、私の訴えはどうやら受理されたらしい。

「一度しか聞かないから、よーくお聞き。」

 芝居がかったしゃべり方は、どこか滑稽こっけいでやはり牢獄には似つかわしくない。

 私は声を潜めたミシアの声がよく聞けるように耳をすませ、牢獄にはこちらの様子を息をひそめて聞いている囚人たちの息遣いだけが響いた。


「あの女はね、契約者なんだよ。」


「け・契約・・・者?」

 眉をひそめる私を見てミシアは更に続ける。

「あんたあの女の歳は、どれくらいだと思う?」

 しかし、続いた言葉は意外なもので私は表情を険しくした。

 それでも、ミシアの表情は変わらず真剣なままなので私は素直に答えた。

「見たところ18,9って所だろ?それがどうした?」

 私がそういうとミシアはにやりと笑う。

「やっぱりね。あたしは天使の花嫁の姿を見たことはないが、本来そんな若い姿のままいられるわけがないんだよ。あの女は正確には700歳はとうに越しているはずなんだからね。」

「・・・?」

 あの美しく若々しい女が700歳?

「あの女は人間じゃないのさ。天使と契約した契約者なのさ。」

 だから、その契約とは何だと尋ねれば、そんなことは知らないよとミシア。


―――ただ、契約を交わすとその人間と天使は繋がるらしいのだ


 繋がるという表現が正しいかは分からないが、天使と契約者は自分の持っている全てを共有することになるらしい、痛みも感情も命すらも。

 すなわち、それは天使と契約することで天使の不老不死すらも共有することができるということで・・・だから、ハクアリティスは700年生きようが、歳をとらずに若いままあることができるというのだ。

「万象の天使は自分の花嫁であるハクアリティスと共に生きるために、彼女と契約を交わしたってわけよ。・・・て事はよ?どういうことか分かるかい?」

 もったいぶるなと視線で送ってみると、せっかちだねぇと言われて白々しく溜息をつかれ、せっかちな男はもてないよと付け足された。(余計なお世話である)

「要は天使の花嫁の命は、すなわち万象の天使の命ってことさ。」

「そうか!では、ハクアリティスを人質にとっているということは、万象の天使を人質にとっているとい言うことになるのか・・・」

 しかして、私がやっと納得したように言うと、ミシアは一仕事終えたような清清すがすがしい表情を浮かべた。(本当に何処までも牢獄に似合わない明るい女性である)




 さて話を現在に戻し、以上の話を整理すればハクアリティスは万象の天使の花嫁というだけでなく、契約者という天使の命すらになう重要な存在であるらしいことが分かり、天使たちの中でのその重要性も推し量ることが容易だ。

 それに黒の雷オルヴァラたちの言っていることも曖昧あいまいな部分が多い。

 ハクアリティスさえ人質に取れれば彼女らは全て上手くいくと思っているが、彼女たちも具体的にどんな方法でそれがなされるか聞いていないようだし、実際にいつ助けてくれるかも全く分からないという。

 そんな作戦がうまくいくなどと、私がいくら世間知らずの田舎者でもすぐに分かる。

 結局、脅しを仕掛けた私を警戒したらしく、ハクアリティスの反応が消えた理由は教えてもらえなかったし、彼女たちから聞いた話を餌にして天使たちに交渉をして助けてもらうにも、黒の雷オルヴァラについての情報も少なかった。

 助けは今のところ何もない等しいし、自力で脱出するのも黒の剣ローラレライを取り上げられた今の状態では不可能だ。

 かといって、このまま何もしないままに拷問され続けるのは絶対に嫌だ。

 どうにかしてここを脱出したいと考えながら唸るっていると、遠くから近づいてくる足音が聞えてきて思わず身構えた。


―――そろそろ拷問の時間か?


 私を迎えに来るだけのために天使たちがやってくるわけではないのだが、毎日私を拷問部屋まで引っ立てる天使というのがやって来るのだ。

 ばくばくと心臓がなる音を聞きながら、やってくる人影を窺ってみる。

 しかし、それはいつもの天使というか天使ですらない人間だった。

 しかも、私の目の前をスルーして違う牢の前に立つと女性囚人を一人引っ立てていく。

 私の前を再び通り過ぎて、去っていく男と囚人女性。

 その様子を気がつれないように見つめていた私は、女性の表情が可哀相なくらい青ざめているのを見とめた。

「あの人は何をしたんだ?」

「ん?なんだい?」

「いや・・今の女の人すごい顔色が悪かったから、私みたいな目にあうのかと思ってな。それにしても、ここの看守って天使だけじゃないんだな。」

 二人の気配が全く消えてから私はミシアに話しかけた。

 ミシアの明るい気性からか、彼女には遠慮なく色々聞苦とことができた。

 アルムのほうは脅しまがいなことをしたためか、あれから警戒されてあまり会話をしていない。

「別にあの子は何もしてないよ。顔色が悪かったのは、あの子は多分戻ってこれないと思っているからだろうね。」

「戻ってこれない?」

「ここは天空騎士団アイッシュ・グランドの管轄ってのは知ってるだろ?確かにここの全ては、天使たちが管理しているんだよ。でも、時々ああやって天使じゃなくて、エンディミアンが囚人を迎えに来るときがあるんだよ。」

 確かにこの一週間で見かけた見回りや食事を運んでくる看守は、皆翼を持った天使たちだった。

「そんでもってエンディミアンに連れて行かれた囚人は誰一人、牢屋に戻ってこないって話なんだよ。」

「へえ・・・」

「まあ、戻ってこない以上、エンディミアンに連れ出さた先に何があるのかも、さっぱり分からない。天使たちに聞いたところで答えてくれないからね。ただ、噂はあるんだけど。」

 本当に色々と知っているおばさんである。

 聞くところによると、彼女はもう5年くらいここで囚人として居続けているらしい。

「噂?」

「そうだよ。ここの牢獄の中でDr.パルマドールを見たって奴がいるのさ。」

「誰だ、それは?」

「Dr.パルマドール。奴はエンディミアンの狂った科学者マッドサイエンティストだよ。希代の天才で天使たちにも一目を置かれててね。専用の研究所が天使の領域フィリアラディアス内にあるくらいだ。」

 とここまで言って、ミシアは誰も聞いている人間もいないのに声を低くした。

「ただあんまりいい噂は聞かない。例えば実験のために不浄の大地ディス・エンガッドの街を一つ燃やしたとか、夜な夜な人体実験をしているとか・・・ね。」

 なるほど、そんなきな臭い噂のある科学者が、こんな牢獄に何の用があるかと想像豊かな人間が想像したところ、もしや実験の材料でも物色しにきたのではないか、と考えたのであろう。

 何の証拠もない憶測の域を超えていない噂にすぎない。

 しかし、普通なら天使が囚人を引っ立てるところを、エンディミアンがそれを行う。

 そして、その囚人は牢を出たっきり戻ってこないというのは、恐らく何かしらの理由があると考えることは考えすぎなのだろうか。


―――偶然にしてはできすぎている


「そのエンディミアンに連れて行かれる囚人って、何か共通点とかあるのか?」

「は・・・?さあ、あたしも連れて行かれた囚人の全員を知ってるわけじゃないからね。」

「そうか。」

「あんた、何考えてるのさ。」

 その問いには答えなかった。

 もし何か共通点があるのならば、エンディミアンに連れて行かれるように、自分を仕向けたいなどと私が言えば、今の囚人女性を哀れみの目で見ている他の囚人たちに白い目で見られることは間違いないからだ。

 特別何か考えがあって、そんなことを考えたわけではない。

 ただ、引っ立てる相手が天使よりもエンディミアンのほうが、はるかに逃げ出せそうな気がした。

 そう。ただ単純にそれだけなのだが、何も共通点もないなら私からは手を打つすべもない。

 いつしか来てくれるかも知れない、エンディミアンの訪問を待つしかないわけである。

 かくして、エヴァのこともハクアリティスのことも断罪の牢獄ここからの脱出も、何もかもが八方塞はっぽうふさがりである。


「あーあー。」


 私は色々面倒になって、ごろりと横になった。

 今日はまだ拷問に私を引っ立てる天使がやってこない。

 私はそのまま睡魔に吸い込まれ、日常化してきた囚人生活に戻るのである。




―――そして、何日経ってもあのエンディミアンに連れて行かれた女性囚人はそのまま戻ってこなかった




「おい、起きろ!」

 何かが私の背中を力いっぱい蹴る。


―――拷問の時間か


 そんな突然の暴力にも、囚人として生活するここ一ヶ月ほどで大して驚かなくなった私は眠気の残った顔のまま、私を蹴った天使を見上げた。

 私を拷問するのは相変わらず天空騎士団アイッシュグランド第三師団の面々だ。

 その中でも迎えに来るのは、決まってこの一番下っ端らしい背の低い騎士の格好があまり似合っていない天使だった。

 毎日毎日、同じことで私を拷問し続けている天使たちは、未だにハクアリティスの行方をつかめていないらしい。

 それなら、いい加減に私を拷問しても何の意味もないことに気が付けばいいのに、そんな気配は全く見られない。

「はいはい、今、起きますよ・・ん?」

 また蹴られるのも嫌なので、昨日の拷問の傷を押さえながら起き上がると、その背後に見ない顔があるのに気がついだ。


―――それは翼を持たない人間、エンディミアン


 私は下っ端天使に手の拘束具をつけられると、牢から出される。

 エンディミアンが私を引っ立てていく事に周りの囚人たちが戸惑うような表情を一様に浮かべているのが目に入った。

 特にミシアは私を気にしてか心配そうな表情を浮かべている。

 私は彼女に大丈夫だというように少し笑ってやると、大人しく天使とエンディミアンに従った。

 かくして、下っ端天使はいつもの拷問部屋への通り道ではなく別の道を歩く。

 やはり、エンディミアンがいるせいなのだろう。

 私は注意深く辺りを見回た。

 まあ、ここは牢獄なのだから、どんなにあたりを見てみたところで牢と囚人しかいない。

 しかして、牢屋の区画を過ぎると長い螺旋状らせんじょうの階段をずっとずっと上に上ってゆく。

 牢屋区画も円状の廊下にひしめき合っている。

 恐らくこの断罪の牢獄エヴィラ・アメンド自体が、筒状の塔の形をしているのではないかと想像できた。

 ただ、牢や廊下、この階段にも全く窓のようなものがないために、外を窺うことはできないので確かなことは何一ついえない。

 そして、天使とエンディミアンは一つの扉の前で立ち止まると、私をその中に押し込んだ。(本当に乱暴な所作は最初から変わらない)


「あーあー。来ましたね、来ましたね。」

 しかして、私が部屋に入ると、キーキーと高い音の声が私を出迎えた。

 それは妙に細くて白い男。

 眼鏡をしていて、服装などはきっちりしたものを着ているのに、どこかだらしないほこりっぽい感じがする男だった。


―――なんだこの男は?


 私はかなりあからさまに男を見ていたと思ったが、男のほうは私を見たままへらへらと気持ち悪く笑っている。

「Dr.パルマドール。お分かりかと思いますが、このアーシアンにはまだ聞かなければならない事があります。お渡しはしますが今日中にこちらにお戻しください。」

「?!」


―――この男がDr.パルマドール!


 エンディミアンにつれていたかれた先に、人体実験をすると噂される狂った科学者マッドサイエンティストの姿。

 どうやらミシアの言っていた噂は、あながち嘘というわけでもないらしい。


―――ならば私はこれから人体実験をされるのか?


「はいはい。わかってます、わかってますよ。大体、大体ですね、あなたたち天空騎士団アイッシュグランドがもっとしっかり、しっかりですね?情報を吐かせていれば、もっと早く私がこのアーシアンを貰い受けることができるのですよ!できるのです!」

 なんとも珍妙なしゃべり方だ。

 意味もなく同じ言葉を繰り返して、言っている言葉の意味を分かりにくくしている。

 それでも話の意味を考えるに、貰い受けられて何をされるか分かったものではないが、ハクアリティスがまだ見つかっていないから、私の命はまだ何とか大丈夫なようだ。

「なんだと?!我々をエンディミアン如きが侮辱するな!貴様などラインディルト様のご命令さえなければ!!!あのエンシッダの腰巾着め・・・っ!」

 そう言って下っ端天使が怒鳴ると、Dr.パルマドールはむふふと小ばかにしたように笑った。

「黙れ、黙るのです!貴様が何を言おうが、わたくし、わたくしはラインディルト様に、このアーシアンのことを命令されているのです!!はいはい。わかったら、さっさと渡しなさい、渡すのです!」

 何ともせっかちな様子でDr.パルマドールは言い捨てると、私たちに背を向けて部屋を出てってしまった。

「お待ちください!」

 するとエンディミアンが慌てて私の手についている鎖を、天使からひったくるとその後に続いた。

「う・・・わっ」

 私は急なことに声を上げたが、小走りになるエンディミアンに飼い犬のようにひっぱられるままにDr.パルマドールの後を追った。

 かくして、私は何が何だか分からないままにエンディミアンに引っ張られたままいると、気が付つけば断罪の牢獄エヴィラ・アメンドを脱出していた。

加筆・修正 08.5.30

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