明るいホラーを検索してみた
ノリと勢いで投稿します!
タイトル通りの明るいホラーをどうぞ!
……たぶん明るいはず。
拙く、粗く、短いお話ですがよろしくお願いします。
①
幽霊の方が落ち着いているパターン。
主人公は王都でも名のある高位貴族。
しかし、極度の怖がりで夜の廊下を歩くときは必ず悲鳴の準備をしていた。
そんな彼の前に現れたのが同年代の幽霊青年。
「あ、また影にびびったの? 大丈夫だ、ただの家具」
幽霊はなぜか妙に落ち着いている。
主人公が怖がるたびに淡々とフォローしてくる。
「ほら深呼吸。はい、吸って~吐いて~」
「幽霊に呼吸指導されるなんて屈辱だ」
文句を言う主人公の背中をポンポンと優しくたたく幽霊。
「人影が見えた?あれは初代様の甲冑のレプリカ。本物は宝物庫で厳重に管理されているから勝手に出てこられないでしょ」
幽霊の話を聞いて失神する主人公。
「君、放っておくと死ぬほど怖がるから俺が世話をするよ」
そう言って主人公を抱き上げて寝室へ運び込む幽霊の顔はとても慈愛に満ちている。
②
主人公がベッドで震えていると突然ベッドの端に青年が座った。
「よ、また怖がってたの?」
彼は幽霊。
生前と同じノリで話しかけてくるため、主人公は毎回心臓が止まりかける。
「やめろ! 座るときは音を立てろ!」
「幽霊にそれ求めるのか?」
幽霊は主人公の怖がりを面白がりつつも本気で心配していて、夜になると勝手に部屋を片付けたり「この絵怖いよな?隠しておくか?」と気遣いを見せる。
主人公はただ、幽霊の存在が怖いだけなのだが、そのことを幽霊が理解してくれない。
③
主人公か廊下で物音におびえた瞬間、どこからともなく青年の声がした。
「危険を察知。護衛モード起動」
その声は幽霊。
生前は護衛騎士見習いだったらしく、死後もそのまま主人公を守る気満々だった。
「若、背後は俺が見てる。安心して怖がれ」
「安心して怖がれ。ってなんだ!?」
幽霊は主人公がおびえるたびに敵と判断して家具やカーテンを軽くたたいて確認する。
「よし、安全。怖がっていいぞ」
「怖がらせるな!」
だが主人公は幽霊がそばにいると少しだけ心強かった。
生成AIで『小説家になるぞう』に投稿するためのあらすじを提案してもらっていたらこんな案を出してくれた。
僕が怖がりだから怖くないホラーってどんなものか質問してみただけ。
今回のお題は『ホラー』だけど苦手なんだよね、ホラーは。
とか考えてスマホをいじっていた僕の背後に何かの気配を感じてしまった。
え、何?
何かいる?
……。
微かな物音。
なに?
なに!?
何ー!?
カサ……カサ……って聞こえるよ!?
カサ…かさ…傘…嵩・笠・暈・加佐・瘡・量……。
あ、いろいろな【かさ】に変換できる!
面白いねスマホ。
ほかにもあるかな【かさ】って読める漢字。
……いやいや、現実から逃げちゃダメだ。
そう!この物音の正体はゴキブ……なのだ!
そうだよ、なぜ僕は物音がヤツだと思わなかったんだ!
きっとそう!
僕はゴキっ……だと思い込むことにした!
……ふう。
さてと、なるぞうのネタ作りを~……!
ひっ!?
また音!?
今度はピチョン……という水が落ちる音だ。
なんだ、ちゃんと水道の蛇口が閉まってなかったんだ~……。
って、僕はまだ帰宅してから一度も水道の水を出してないんだけど?
そしてまだ僕の後ろに気配を感じている件。
嫌だな~……。
振り返りたくない~。
だけど何故かこういうときって振り返ってしまうんだよね。
そうしないとなにがいるのか確かめられないから。
怖いから見たくない、振り向きたくないのに身体が勝手に動く!
なんで~!?
いーやーだー!
見たくないー!
暗い中でスマホを片手に、僕は背後の暗闇にぎこちない動きで首をねじる。
得体のしれない力が僕の首を勝手に動かす。
ぎぃゃー!!
っていうのが僕が昨夜見た夢だったんだよ。
普段はホラー映画見てもゲームをしても平気なのに、夢の中では僕はホラーが大嫌いになってて。
不思議なのが、このスマホ。
なぁここ見て?
検索した記憶ないのにいつの間にかホラー小説のあらすじをAIで調べたことになってんの。
これってどういうことなんだろな?
え?
笑えない?
たくさんの作品の中から選んで読んでくださって感謝申し上げます。
私自身がホラーを苦手としているので、ホラーが苦手な方にはちょうどいいかもしれません。
結局は夢オチかい!とパッシ~ンと突っ込みたくなりましたよね~。
すみませんでした。




