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セー◯ームーンの”原案者”というのか!?細川幽斎!!

 H21年7月くらいと思う(備忘録やぶいちまって、よく解らない)。

ネット小説「十兵衛さん」の下書きは、マイペースに進んでいた。

へ〜んに、「細川幽斎」が出まくるよーになった以外は「当初」のままだった。


 こんな話もなんだが、私は大抵、朝風呂に入る

変更するすべはなかったが…(実際は<私ひとり>の入浴なのだが…)脳内だと「男女混浴」になってしまうのだ。

へんに若い(でもって現実より長髪気味の)私と、ボーズ風の男が、仲良く浴槽に並んでるのだ。もちろんマンガ風の姿だ。なんとも間抜けな光景だ。

頭の中に、とぼけたボサノヴァ「メディテーション」が流れてるしーこの当時からの、”ヒトに相談出来ない”悩みのひとつだった。

そして、そんな妙な毎日を送りつつ、東京に通って、仕事に追われていた。


 自宅だったがー妙な事を思い出していた。

「光秀さん、裃(肩衣)ハカマ」の件である。大したことじゃなかったが。

「朝日新聞社”植物の世界”の、例の号…表紙、鮮やかな空色+雪、って、明智さんカラーっぽいよなあ」

フッフッフ…と、脳内で(音声でない)”覚えある男の笑い声がーま〜たボーズ風・細川幽斎だ。リキが入ってる。

「私は昔から、様々な所で”明智光秀ファン獲得”に力を尽くしてきたのだ!!」

そういって胸を張る。墨色っぽい衣も、剃髪も、私にゃなーんも有難みが感じられない。今だ”新作和歌”のひとつも出ないし。

第一、向こうも私も”マンガ風姿”で、脳内で会話してる。

私は何故か、「オレンジ色の服」なぞ着させられておるし。

「光秀さんの”宝塚”の劇があるって、聞いたことあるけどー」

「それ所でなく、色々あるが、お前の解る範囲で教えてやろう」

ヅカは、聞いても私は解らんか…つーか、私はゲーム、歴史小説、ドラマ、歌舞伎…どれもペケだ。


「”とんがり帽子のメモル”というアニメは覚えているか?」

…………?

「むっか〜し、やってた記憶が…(1984年)少女向けアニメのクチでしょ?」

じつは大昔、TVアニメがやってた時、絵が綺麗で「流してた」。だが内容が全く思い出せない。

「あの”小人”の宇宙人は、実は、死後の人間の魂を表しているのだ」

「…………」

シーンとした。脳内が。

「…話が、お前には高尚すぎたか?」(←マジメな顔で言いやがった…)

「そんなんじゃなくて…イミがわからない…」

つーか、いつから”私の所”にいる?この、享年77歳の歴史上の人物は?

「じゃ、こう言うか…あのアニメの主役美少女”マリエル”は、”明智光秀”だ…!」

「ーはァ!?」

「”M”で始まるだろう名前が!しかも、洋服は白、水色、青、と…”明智カラー”だ!」

「覚えてないよ!子供の頃(だっけ?)の話で、思い出すのもー」

「ちなみに、長髪イジワル美少女”グレイス”は、”G”ー”細川ガラシャ”だ。別に、父娘仲が悪いってワケではない。<美人さんふたり>というイミだな…フッ♪」

「……(汗)」

「しかも”グレイス”には、”細川カラー”のカラシ色の服を着せていたし」

ナゼに、”本能寺の変・他”と、”美少女アニメ”が同列になんのかもわからんが…

「なにさ?その”細川カラー”って?旗指物、白黒とかじゃなかったっけ!?」

「無礼な!!…そうか本当に知識が無いのだな、気の毒に」

憮然とするボーズ幽斎氏。一応私は”藤孝さん”と呼んでいたが……機嫌が悪くなるので…

「金にー黄、カラシ色、オレンジ色のグラデーションが…細川家にとって”神聖な色”なのだ」


 こりゃ多分…全くの、私の(脳が勝手にデッチあげた)創作だ。

ネットでも随分引っ張ったが、少しも、それっぽい話ひとつ出てこなかった。

どっから来た設定なのやら…家紋に使う”金”はともかくさぁ。

H22年3月迄、悩んで…出した結論はひとつだった。

「マゴの忠利クンが、熊本行ったから…”からしれんこん”(細川家紋/九曜に似てるからウケた・説有り)と、”熊本みかん”?」

本ッ当に!!他になーんも浮かばなかった!!…どなたか宜しかったら、真偽をお教え下さい!!


(*色についちゃ、ここらへんじゃ”この色が好きー!!位なもので可愛いですが…

<統合失調症・急性期>一気に症状が悪化した際は、軽い病状の私でも悲惨でした。

”この色のも、この色の物も触るな””言う事が聞けないのか、何も食べるな””水も飲むな、飢え死ね”というノリでした。

ガンガン集団で、脳にきました。私は、三日間位が一番ひどかったかな?

”ビルから飛び降りろ”というのもありましたが…逆らって、現在があります。)


「ーそれで、これー」

私は、”脳内”で、自分の髪をつまんだ。

「なにがだ?」と、細川幽斎氏。

「なんか、現実より髪が長い(内巻きボブ風)し、20代位…?しかも、服がオレンジ色…」

「”カッパー・エンジェル”という、花の写真をずっと飾らせてたのに、自分の使命を理解していなかったのだな。私に気づきもしなかったし」

ゲッ!?と思った…

現実に、職場で”カッパー(=濃オレンジ)エンジェル”なる花の写真を、机に貼付けていた。形がヘンで面白いので。

「…どこのどいつが、オレンジ=細川、なんて思うよ…?」(←相手が元・戦国武将と思ってあげてない)

「…なんだと?」

「”とんがりなんとか”もだよ。どーやったら、女性キャラが、カラシ色ドレス着てるからって、”細川ガラシャ”のイメージアップにつなげる?”白と水色”だからって、”明智光秀”とつなげて考えるヒトなんかいないでしょーが!!」

「フッ」と、不敵に笑う、細川幽斎。不安が倍増した…本当にいつから”うち”におるのだ?

”戦国の一流文化人・細川幽斎”。私のとこに来て、”現代(?)のオタク”に育っちまったのか!?

「私はーハッハッ!”メモル”より凄い、世界的に有名な作品でも、”ラブリー明智光秀”を礼賛しておるのだ!!」

午前2時を過ぎていた。そろそろ気絶したかった…


 私は、仕事は休まずいっていた。この不景気、そうそう休める訳もない。

だが、てんてこまいの作業中に時折、ひょいっと”こんなネタ”が入ってくるのだ。ジャマったらありゃしない。

数日後のはーもっとヒドかった。これも夜半だったか。

「お前の友人に、やたら星占いに詳しい者がいたな?」

こんな、ボーズ幽斎氏のひとこと(幻聴?)から始まった。

たしかに、おひとりー”元・旧友”がいた。長年、色々あって、前年に関係断絶してしまったが。

”アセンダントのイミも解らないなんて信じられない!!”てノリの、かなりのマニアな方だった。私は、彼女と”星座の相性”が悪いという理由で、長年イヤミを言われ続けた。自分との相性をみる為、他の人達の星座も調べまくっていた…

「思い出したくない人物なんだけど、なに?」

「私も彼女は嫌いだがー(←て、いつからおる設定なんじゃ!?)彼女の御実家の近くに、有名な漫画・アニメの原作者がお住まいだったろう?フッ」

「……?」

なんとなーく、聞いた…というか、元旧友がぶーたれてた覚えが……

「その、元オトモダチの、脳内の”西洋占星術”データ持って、御近所の”漫画原作者サマ”の枕元に立ったのだ…いわゆる”ミューズ”だな。フフ、つまり私は”セー◯ームーン”の、原案者のひとりだな♪」


(*↑妄想の産物です!!)


パコッ!と、脳内で、細川幽斎氏をこづいた音が響いた。

”妄想”といえ、清和天皇サマに連なる、良き血統の方の頭は、いい音がした。

「アホ、スカ、タコ〜!!…どこが”本能寺”と…いや、”光秀さんイメージアップ”と関係があるんじゃあ!?」

幽斎氏のハゲ頭には、いかにもマンガな「ばんそうこう」が張り付いている。

「フフ…そこがシロートの…いや玄人もないか。私は本当に永きにわたり、”メディアを操ってきた”からな…」

「先日よかイミわからんわッ!解説せい!!」

「アニメの”セー◯ームーン”は観ていたよなッ!」

「”流してた”!!…料理中とか、たまにTVつけてただけだ!当時、一体私が幾つだと思ってるんだ!?」

背を丸め、座りこみ落ち込む坊主風”細川幽斎氏のハゲ頭が光る…

”自信作(?)”を、私が観てなかったのが、ショックなのか?

私は”セー◯ー戦士”が何人いて、彼女達の”敵”がなんなのか、全く知らんのだぞ!!


 気をとりなおして…

「白に、水色、青でコーディネートしている”セー◯ームーン”の登場人物がいるんだ。”水野亜美”という、人気キャラだ」

知らん。私は「な◯よし」読むトシでなかったし…漫画もアニメも、何年も前に終わってるだろし…

「姓名が逆だが、”あ””み”で始まるだろう…大人しく、生真面目な性格で可愛いぞ。私の光秀そっくりだな♪」

「……???」

この時は深夜に帰宅し、自室にいたが…本気で頭を抱えてしまった。

この”細川幽斎”という人物は親友?、マゴもいた戦国武将”明智光秀”氏を、<美少女>にしか見てなかったのか〜ッ!?


(*↑あくまで、脳内のドーパミン過剰分泌のせいと思ってやって下さい。私もイミ解らん…)


 おまけの偶然だが。

元々の「九曜」、江戸中期以降の「はなれ九曜」とも…細川家の「九曜紋」は元々、天体信仰を表しているそうな(太陽と、いろんな惑星ね)。

だから”星占い”と全く無縁ってワケでもないのだ。ま、大した偶然でないケド。

 更に…H21年の「Casa BRUTUS」”戦国デザイン編”に載っていた記事だが…

安土・桃山時代、器等に描かれる”絵”は、吉祥等の意味も含んでたりしたそうで…

耳・手足のなが〜い”月のウサギの精霊”が描かれている物もあったそうだ。

(志野織部兎文向付/京都市考古資料館・所有)

…数ヶ月後に買ったこの本見て、ずっこけた。

この「器」は、桃山時代の作だそーで…モロに、細川幽斎氏の生きた時代のモノなのだった…ハァ…


「ふ…ん、じゃ(本当と思えんが)”セー◯ームーン”は、”光秀チャン礼賛”だけやってたんだね?ほー」

「…そんなワケないだろ…フッ」

嫌な予感がした。幽斎氏、しばし含み笑いしてやがる。腕組みし、頬を指でかいている。

「せめて、もーちょいルックスが良ければ、楽しめたのにのう…」

「なんだよッ!その、さげすんだよーな眼は!?」

「”セー◯ームーン”のアニメの頃は、ロングヘアだったろう?」

ゲッ…!!嫌な事を言いそうだ…!!

「近所のデパートで売ってた”オレンジ色のセーラーカラーのスーツ”を買って、着てた筈だが」

「あ…あれは、色が面白かったから、買ってみただけじゃないか…!!」

当時、黒、白…と、同じよーな色ばかりの服のなか、「緑」「オレンジ」の服があり、気に入って、オレンジのを購入した。カーディガンスーツだった。

黒のふちどりが、前立てまであり…実際に着用すると「ウ◯トラ警備隊のコスプレ」ぽくなる代物だった。

しかも、(当時も)ええトシして”セー◯ームーン”のファンと間違われた。

若き?日の、嫌な思い出のひとつである。


「もっと美しければ…ガラシャの様なら、”セー◯ービーナス”のコスプレになったろうに」

「………悪かったな。美人でなくてよ」

…とゆーか、”細川”オレンジ色のセー◯ー戦士(いたような?)=細川ガラシャ??

「と…当時から、私を操ってた…てか?」

「フフ…さあ、どうかな…?(笑)」

また含み笑いしている、細川幽斎氏だった。


(*当然ですが…現実は違うので、ご安心下さい。当時”オレンジ?珍しー!!”と、服を選んだ覚えがあります。ファンと間違われたのは実話ですが…現在なら、マイブームの”緑”を迷わず選ぶと思いますが…上記はあくまで病気の症状です…)


「以前は、”カラシ色の服”も着ていたろうが。髪をウェーブにして」

それも”グレイスのコスプレ”と言いてぇのか!?一着位、そういう色の服があってもえーだろが!!それとも”自分の導き”とでも!?

「麻色の細身のワンピースとか、好んだ頃で、マイブームだったんだよ!…そーいや、あのワンピ、無くなったんだよな。なんでか…」

「ああ、”あれ”か。ガラシャにやった。お前より似合うと思って」

……はぁ!?

「”明智さん”と交流無くなっちゃって、<迷ってた>んじゃなかったっけ!?」

二ヤ、と笑う、ボーズ風・細川幽斎氏。

「当時、明智家の玄関先(??)に、置いてきた。のオバケを包装して、無記名で…フッ♪」


(*どこまでも、”妄想”ですから…この頃、こーゆー意味不明な脳内現象に日々、苦しめられました…)




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