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「家康と光秀の小説」書いてたのに

 これから書くネタ(小説?)は、実体験に基づいております。んですが、フィクションです。

私は、H22年に入り、病院で「統合失調症」との診断を受けました。

その理由の「一部」が、この「おバカ小説」の原型?です。

 メインは何故か、400年以上前の「本能寺の変」関係者周辺ですが、他にも…

腕を六本持つ「仏様」軍団が、そこいらじゅう「徳のありそうな人物」探して、取り憑こうと飛び回ってたり。

偉大なるロッカー 故・キヨ様がコンサート開いてたなあ…最後のほうじゃ。


 私の場合、統合失調症「前駆期」は、のどか〜なネタが多くて「病気」と気づかなかったんです。

振り回されてましたがね…

この病気特有の「幻覚他(ドーパミン異常放出)」を、私は「笑える心霊現象」と思ってたんです。おトボケでした。


 病気の原因は「過度のストレスと不眠」とか。この二つのせいで、ドーパミン出まくっちゃったと。

まあ…異常現象が余りに続く為、備忘録とってたけど、最後は1日4〜5ページになってましたしね。

その備忘録も、「急性期(急激な症状悪化時)」に、一枚残らずビリビリに裂きました。

「処分しろ」と、”妄想”に脅された為です。しかも理由不明で「一族郎党滅ぼすぞ」とのお話でした。

最大に症状悪化した際、集団でガンガン来た”命令”で靴をはかず外出し、ダウンジャケットで、冬の海に入りました。

一時間位色々と”妄想のキャラ達”に責められながら、クラゲと一緒に浮いてたりしたもんです。


 ま、ええわ。これが本題じゃないんで。

”妄想の中心人物”に、脳内で、私はこう会話した事があります。

「あなたがメディアで”ミューズ”してるんなら、今回の事も脚色してネタにしたら?面白いかもよ?」

結局、相手が”妄想クン”だった為、オノレで恥さらす事にしました…面白いんかなぁ??

現実でてきたのまんまは書けぬ故、BL表現は、出さぬよう努めます。(何故あんな展開だったんだ?)


 ちなみに、私は、戦国時代はむしろ苦手です。ゲーム類もしませんし。

あと別に、特にBL好きってワケでもないです。

そして”中心人物”ですが…申し訳ない。ハッキリ「嫌いな方」でした。悪いんですが…

それに、私はこの方と全く無関係です。


 あと…やはり偶然ですが、今年2010年は、この方の「没後400年」にあたって…んだよなぁ?1610年に亡くなっておられるので。

表面に、ハッキリ”彼”が現れはじめたのは、H21年6月でした。基本フィクションですが。

出した「主役のひとり」のハンドルは、まんま”つるぎ”にさせて戴きます。ある事情ゆえ。

”つるぎ”の由来は、ハチャトゥリアンの「剣の舞」からとりました。

 途中の小ネタ自体、妄想じみてるので笑っていただきたいですが、資料等ある場合は、明記したいと思います。全て半信半疑ですけれどネ。

それではー


〜H21年5月。

 H20年の年末ちかくまで、仕事がハードだった。その中の事だった。

同居中の母が、骨折で入院する事態になった。

母は、年末年始を病院で過ごした。痛々しい。他の家族と、連日、見舞いに行った。

H21年1月中旬、退院後、自宅で面倒を見る事になる、他の家族、ヘルパーさんに助けられながら、母の面倒をみた。

 私個人、夜通しつきっきりの世話だ…いや、こんなの、通常の介護/子育てされている方なら「それがなに?」て所と思う。

言い訳させて戴くと、働く身で、この直前まで、かなり忙しい状態が続いていた。

急ぎの仕事→母の入院→年末年始→母の介護+仕事…と、続いてしもうた感じだった。

 深夜に何度も起きて、諸作業を手伝う。睡眠…休日も外出がままならない。

私なりに、ストレスは溜めていたと思う。


 せめて夜中や休日に「気分転換」したいと切望していた。

だが、つるぎは、30代後半にもなる女だ。立派なオバチャンだ。

普通だろう、遊んだり習い事を…も出来そうにない。第一、その前から、休日に人に会えない位疲れきってたし。

なんっかないかなぁ…若い頃なら、マンガとか読んだけど…

「マンガかぁ…室内で、母にメーワクかけずに静かに笑えるしな」(←この”笑える”が重要)

小説は、もともと変に偏った趣味の人間だ。ノンフィクションが好みなため、余りアンテナにひっかからない。

ドラマ・映画もだ。恋愛物×、お涙物×…

ノンフィクじゃ、気分転換どこじゃ…やはりマンガかぁ……


 早速翌日、帰宅時のスキ見て、本屋を覗いた。

目当て作品なぞない。余りに最近、マンガから離れていたので…と、ひとつ目をひくタイトルがあった。

へろ〜っと見廻り、普段近寄らない「青年マンガ」の棚で止まる。これ、見覚えある…

ずーいぶんと前、男性雑誌に紹介されていた記事を思い出した。ヘンなタイトル。あれ「1巻(服)」当時じゃないかなぁ?

「へうげもの」ー山田芳裕先生の、有名な歴史マンガだった。


(*”へうげ”には、全くモンダイも責任もないです。笑える、深い漫画で、今でもファンです。

ただ多分、”へうげ”以外を読んでも、この時から、な〜んかしらみんな色々出てきちゃった可能性…高いですね。)


 ハマった作品は、繰り返し読む人間だ。小説や漫画は。

「へうげ」、深夜、家を出られない時ー結構、読み返していた。

明智光秀氏が、ビミョーに”革命家”ぽいのも、私が気に入った原因かもしれない。しかも少し少女シュミ(美学?)入ってるし??


 トシを考えての”歴史物”で、予備知識ゼロだったがー実は以前、陶芸を少し習っていた。

イミもわからず、緑の”織部釉”をどばどば、素焼きの器にかけていた。

「うおっ古田左介=織部!?ヤッタ〜!!」てなノリで読んでたレベルだ。


 勤務先は、東京某区の、ちっこいデザイン会社だ。帰り道、ご近所のデカい書店をチラと覗いてみた。

「古田織部」本探しだ。マンガの他に、追加情報が欲しくなったのだ。

あった。一冊…相当カタそうなのが(H21/5月時点)。買うの止めてしまった。


(*普通の方なら、織部=陶芸・茶道で探すでしょうに…ヘンなヤツです。歴史書のほうを探しまわってました。あった事がスゴイ!)


 自宅に帰らないと。だが気分転換はしたい…「信長公記」あたりを買おうか?

信長時代の第一級資料と名高いが…どう考えても、かえって暗くなりそうだ。それに、この時本屋に「信長〜」が無かった。

「じゃ、光秀さんサイドのでも探そか?」

切り替えに5分ーこの時は本当に、自分の時間が無かった。


 翌日、とにかく「母から離れる時間」短縮の為、地元本屋を覗いた。

ここにも「信長〜」は無かったが、別の本にあった。この年に出たハードカバーだ。

明智光秀さん御子孫・A様による、有名な「〜427年目の真実」だ。


(*この御本も、全く問題ありません。本当に真面目に書かれていて、随分読み返させていただきました。

私が、図々しくも”家康と光秀”で小説書いてみる?”て思ったのは、上記の本の影響と思います。

直に、当時の資料読もう、と思ったのも、”私”自身の筈なんです。が、ど〜も途中から、”やらされてる?”気が随分としてきました…)


 睡眠時間は、平均3時間かな…当時。

夜、眠れず、マンガや資料を読むか、「小説原型」を書いてすごした。

別に登録中(途中で止まってる)の小説”十兵衛さん”が、それである。

大学ノートに、ぼさ〜っと落書きしてたのを、詰めたものだ。<◯HKで、非暴力でロボットアニメ>って?てな話の予定だった。

 当時の日本国首相は、かのアニメ好き・麻生太郎氏だった。

”ジャパニメーション”が、世界に広まってる、とマスコミも騒いだ時期…今はそれすら、時代おくれの気がする。


 小説、(十兵衛=明智十兵衛=光秀氏の別名)、8割がた、書き終わっていた。が、

ここに出す間の「備忘録」(余りにヘンな事ばっか続く為、メモとってた)と、計ノート5冊分。

”海水浴さわぎ”翌日、妄想対象からガンガン脳に”処分命令”が飛んできて、一枚のこらずビリビリに裂いてしまった。


 このあたり(H21/5月位)じゃ、上記の、おトボケ小説の骨格位は決まっていた。

◯HKで、海外向けに”ロボットアニメ”を!しかも”日本の歴史物”として!!(ぜ◯まいざむらいで十分かと思うが…)

主役は、徳川家康と、故・明智光秀ーとした。

アホだと思ったが、イメージ作りにイラストを描いてみる。アニメキャラ風(10〜20代位の)家康と光秀だ。

描くと、ど〜も光秀氏、<娘>とイメージだぶるのか、肖像画のせいか、中性的になる。あと、CDで「リベラ」を流す事もあった。

 実は以前にも、人様のHPに、文章?を書かせて戴いてた。

私の場合なぜか、「文章を書く時期」と、「仕事他が、長期で過酷な時期」が重なってるようだ。

ストレスが溜まらんと…ドーパミンが多量に出ないと、私は小説(て程のものか判らん)が書けないのか…??


 すこしづつ、「家康と光秀の小説」は、下書きが溜まっていった。

つーか、「大村ユ〜コ」(”惟任退治記”作者がモデル)っつー、妙な”着物歴女”の話が出来つつあった。

作業は主に、夜11時〜午前2時。キツいが、資料(新書、戦国時代のノンフィク本)を読みつつ書いていた。

それだけならまぁフツーか…ただ同時に”奇妙な現象”がでてきた。

「…ジャマされてるみてー…?」

一度なぞ、夜、横たわって「家康と故・光秀のやりとり」考えてるさなか、見えない”なにか”に<肩を蹴られた>感覚すらあったのだ。

 あと、2回程、なにか考えてる時、自分と全く違う意見がー音声でない”男の声”で、脳内でツッコミが入ったりした。

私は”誰か、身内の男性の霊?”と思ってしまったのだ。すでに亡い身内と別の人物。

母が、実は、自宅で時折「霊を見た!!」と騒いでいたからだ。

母の発言すべてを肯定してたワケじゃなかったが…


H21/6月

「”私の服”着た男のオバケが出た〜ッ!!」と…母が騒いだ。


 6月になって、引っ越しをした。元々は、エレベーターのない建物上層に家があった。

私自身は、低い所が苦手。環境が変わるのも大の苦手で、転居はイヤで仕方なかったが…母の身体負担の関係上、仕方ない。

本当に、ご近所さんだったが、かなり急な転居だった。

同じ間取りの家。同じ駅からの通勤。かなり恵まれた事のハズだった。


 だが、この「新居」に移ってから、更にミョ〜な事が起きた。

「要介護」の母が、その介護ベットの横に「幽霊が出た」と騒ぎだしたのだ。正確には、

「お前の服(白い縄編みセーター)着た、丸顔の若い男が出た〜ッ!!」…だった。

わたしに今見える、取り憑いてたと自称する”妄想クン?”も、まぁ丸顔っちゃー丸顔だ…それはいいが。

かーなり、母は怯えていた。

元々、やたら怖がりなクセに、真夏の「怪奇特番」が大好物の母だ。

今の住居の周辺の方々に”調査”は、さすがにしづらい。かといって、70代の母は本気でビビってる。放置しとく訳にもいくまい。

 半信半疑だった、私の「解決策」は、ヘンに消極的なモノだった。

市販の、某宗教家さん出版本付録の「仏様プロマイド」を、母の部屋に貼っただけだった。


「出た〜ッ!!」と言われた”若い男のオバケさん」は、その後、現れる事はなかった。

母いわく「自分を心配そうに見下ろしていた」そうだが、一回きりだったようだ。


「気のせいか、本当だとしても実害はなさそうだな」と、ホッとしたー2日後。

今度は私が妙な目に遇った。いや全く、実害はねーのだが。

私の部屋は、隣部屋があり、そちらは暗かったが、ふすまを開けていた。

その暗がりから、なーんか、”流れて”きたのだ。

肉眼で見たそれは、ぼやんとした「白い丸いもの」だった。野球ボール位の大きさかな?

そいつが「へろ〜ん」と、私の部屋に流れてきて、消えてった。

 私は、サッパシ訳がわからん。ボサノヴァを流したまま「ー寝よっ」と、まんまフトンに倒れてしまった。


 ずいぶん…半年以上後、思い当たったのは、「オーブ」とかいう現象だ。

死者の魂のエネルギー?時々写真に撮れるっつー…ありゃなに?スカイフィッシュの類似品?

未だに「白い丸いの」がなにか、私にゃ解らない。

ただ、万が一「オーブ」てな心霊現象としてー

ありゃ、フィルムや写真に撮れるモンで、「肉眼で目撃」て話は、私は聞いた事が無い。

 この「オーブ?」も、”統合失調症”の幻覚の一部か。これがハッキリした”始まり”なのかー?

だとしたら、完全な”幻覚”は、これ一度きりと思う。

後はもう「マンガ?」みたいなのが脳内に出るのがメインになるからだ。

「ボーズみたいな若い男」と、彼が甘ったれた時の姿、丸顔の「子ボーズ君」

最初から綺麗な姿だったが、途中から”観音様ヘアー”になっちゃった「若い美形男性」

スイッチが切り替わるように”私自身”まで、マンガキャラ状態で出てくるようになりやがった。

後日、3回位に分けて、登場人物が山程増えていき…どーんどん、メンドーな事になってゆくのである。

 








 


  



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