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(異世界に転移しちゃった…)

超人気Red♪Tuberのオナキンはいつものように家で動画投稿をしていた

「ブンブンハローRed♪Tube」

………なんか違うなぁ

もう一回撮り直す歯科内科…

もう日常に刺激がなさすぎて動画のネタ尽き始めてAreYouMoreほんと悲しい!

あ、あー!一つ気づいちゃったコレ!

LETS渋谷のロフトで商品見ましょう!

────

オナキンは渋谷のロフトへ向かうと雑貨コーナーへと足を進めた。

「ん?なんだこの本」

そこには雑貨コーナーに置くようなものではナイ分厚スギル…本があった。

「異世界転生モノ…昔流行ってたけど最KIN♪はどーなんだろ〜か〜♪」

オナキンはその本を手にとって開いてみた。

するとその本は周りのものを物凄い勢いで吸い込み始めた。

「わーへっへっへっへっ!?チョットマッテチョットマッテ…←キレてる」

オナキンはこんなものが雑貨コーナーにあるのにキレた。

が、本はどんどん吸引力を強め、←ついに人を吸い込む力になったw

「もうどうすればいいのこれ…許せんなぁ…許せんなぁ!」

そう言いながらオナキンは本へと吸い込まれてしまった。

────

「どこだここ…」

本に吸い込まれたオナキンは周りを見渡した。

どうやら周りは草原のようだ

「もしかしなくても…本に吸い込まれて異世界に来たってことですよね?異世界転生じゃなくて異世界来訪になっちゃったじゃーんやめろよクッパお前はー」

そういいながらオナキンは元の世界へ戻る方法を考える。

「まあ、順当に考えればこっちの世界でまたあの本を見つければ戻れそうだなぁ…」

とはいえどあの本がどこに行ったのかは正直正確には分からない。

「とりあえず気長に探す歯科内科…」

オナキンは異世界ものの中なら安住できる村、村があると考え探し始めた。

────

オナキンはしばらく歩くと何やら見覚えのある建物を見つけた。

「あれは…もしかして渋谷のロフト!?あの本に吸い込まれたのか…?」

そしてオナキンはある一つの不安がよぎる。

もしかしたら、いやもしかしなくても自分が本を開いたせいで渋谷のロフトの人々ごと異世界に来てしまったのではないか。

いや渋谷のロフトだけならまだしもヒカマニ界のほとんどを吸い込んだ可能性もある。

「おい自分何を四天王!?やらかして(泣く)」

とりあえずオナキンは食べ物や吸われた住人を探すため渋谷のロフトの中に入ることにした。

「ありえないよこれ…ありえない…」

渋谷のロフトは異世界転移した衝撃か中のものは散乱していてまるで廃墟だなぁ、そうに決まってる。

「おーい、誰かいま〜すか〜♪」

そう言うと突如として狂気にまみれた声が聞こえた。

???「それでは、ぶった斬りまーす」

そういうと渋谷のロフトの暗闇から自分と全く同じ容姿の包丁を持った人物が飛び出してきた。

オナキン「グ、グロキンさん!?」

グロキン「エッ………チああオナキンか」

グロキンはそう言うと包丁をしまった。

グロキン「本当にすみませんでした(クッパ)さっきゴブリンが居てぶった斬ったばっかりだからてっきり人型のモンスターかと思ったんですカトロ」

オナキン「そうか異世界だからモンスターもいるのか…」

グロキン「チョットマッテ…俺も薄々気づいてはいたけどなんでお前はここが異世界だって言い切れるんですか〜ん?」

オナキンは少したじろぎ告白する。

オナキン「実は…」

渋谷のロフトで本を開き渋谷のロフトを異世界に転移させてしまったことを告白した。

グロキン「俺もその時は渋谷のロフトにいたけど遠くの物が吸い込まれてるのは見たなぁ、そうに決まってる」

オナキン「やっぱり異世界転移したのは渋谷のロフトだけじゃナイのか…」

グロキン「まあ…でも異世界転移とか面白そうでドキドキしてきた〜」

オナキン「そうかなぁ…?」

すると突然大きな唸り声が聞こえた

オナキン「なんだ?」

グロキン「さっき倒したゴブリンと声がオナじだ、気をつけろ!」

すると暗闇からゴブリンの大群が飛び出してきた。

グロキン「さっきよりも量が多スギル…もしかしてさっきの仕返しに来たのか?」

オナキン「多勢に無勢で(泣く)」

グロキン「いや一体一体は弱いから全然倒せる、いくぞ!」

オナキン達は既にゴブリン達に取り囲まれている。

グロキン「クライナサイ!回転斬り!」

オナキン達を取り囲むゴブリンを一掃する。

が、ゴブリン達は無尽蔵に湧いて出てくる。

オナキン「あー一つ気づいちゃった!キリがナイ!」

グロキン「この量ならもう無視しちゃったほうがいいかもしれないねぇ…」

オナキン「そーっすね」

オナキン達は探索のために渋谷のロフトの2階へと向かう。

オナキン「グロキンさん!あれ見てほしいんです!」

オナキンが指差す先には一回り体の大きいゴブリンがいた。

グロキン「あーなるほどね。あいつがゴブリンを呼び寄せていたってわけだなぁ、そうに決まってる」

オナキン「つまりあいつを倒せばいい…ってことですよね?」

グロキン「ソノトオリ!」

大きいゴブリンはオナキン達を見つけ手に持つ棍棒を叩きつけてきた。

オナキン「わーへっへっへっへっ!?普通の奴と力が違いスギル…」

グロキン「ここが正念場だなぁ、そうに決まってる」

大きいゴブリンは棍棒をグロキンに向かって振りかざす。

間一髪のところでグロキンは包丁で棍棒を押さえ込む。

大きいゴブリンは棍棒をそのまま包丁に押し付ける。

グロキン「ここにきて限界を感じております」

オナキン「過去と未来の狭間助けます柿!お前はこれで死ね!」

オナキンは大きなゴブリンを思いっきし殴りつける。

がその巨体はビクともしナイ!

オナキン「あーもうだめだこりゃ。終わった…終わったぁ…!」

そんな時刀を持ったオナキンやグロキンとも違う容姿の人物が大きなゴブリンを斬りつける。

オナキン「お、お前は…鎖国キンさん!?」

鎖国キン「いやーあぶねあぶね…目の前で知人が二人とも死ぬとか耐えられないからな」

グロキン「本当に、ありがとうございます!」

斬りつけられた大きいゴブリンは再び立ち上がり棍棒を強く地面に叩きつける。

オナキン「え嘘だろ嘘だろ!」

グロキン「あいつ渋谷のロフトを崩壊させる気だね、言うまでもない」

そんなことを言ってる間にどんどん大きいゴブリンは地面を何度も叩く。

鎖国キン「チッ…さっさと脱出するぞ!」

オナキン「やぁりましょう!」

だが一階へ戻る階段はゴブリンの大群が壁になっている。

グロキン「邪魔なのでこの世から…消え失せろよ!」

グロキンはゴブリンを幾つか斬り倒すが大きなゴブリンの指示で一階への道はまたゴブリンで埋まる。

グロキン「←キレてる こんなの何体倒したって終わらナイ!」

鎖国キン「ならば…動きを止めてやる!喰らえ『鎖ノ刀』!」

鎖国キンがそう言い刀を振り上げると周囲のゴブリンが鎖によって繋がり動きが止まった。

鎖国キン「過去と未来の狭間のうちだ、さっさと出るぞ!」

オナキン達は急いで渋谷のロフトの外へと出たー!出た、出たぁー…

そして出てしばらくすると渋谷のロフトは潰れとてもじゃないが中に入れる状態じゃなくなってしまった。

グロキン「あーあ もしゴブリンがいなけりゃ住む土地にしようと思ってたのに」

オナキン「阿野、ェ…アッスイマセ」

グロキン「いや別に責めてるわけじゃナイ!とは言えどこんな異世界でどう過ごしごしていくか…」

鎖国キン「異世界?やっぱりそうなのか。」

オナキン「そういえば鎖国キンさんには話してなかったなぁ」

オナキンは事の一環を鎖国キンに説明した。

鎖国キン「なるほどな。俺は渋谷のロフトどころか別の国にいたけど吸い込まれたからな。おそらくヒカマニ界のほとんどが吸い込まれただろう」

オナキン「やっぱりそーっすよね…(泣く)」

鎖国キン「まあでも悲しい話だけじゃないぞ。実は東の方に村、村を見つけたんだ。渋谷のロフトと同時に目に入ったからさすがに渋谷のロフトへ向かったが…もしかしたら異世界の住人がいるかも知れない。」

グロキン「なるほど。そこだったら寝床や食料もあるかもしれないねぇ…」

オナキン「そうと決まれば3人で行きましょう!って言いたいじゃないですか」

鎖国キン「そうだな。何があるか分からないからまとまって行動したほうが安全だ。」

グロキン「鎖国キンがいるとか安心でンフーンフフフフ」

こうして三人は村、村へと向かうことになった。

キャラ紹介コーナーとの事です

・オナキン

超人気Red♪Tuber。異世界ではネット環境なんてナイ!ため動画投稿は止まっている。ぉ何?中毒者で33時間7分連続ぉ何に成功したこともある。

・グロキン

とにかくグロいのが好きで一般人を捕まえては拷問する凶悪犯だった。だがオナキンと出会ってからは悪人や復讐したい相手のみをぶった斬るように。

・鎖国キン

ヘイトキンという危険人物の兄。弟と違い無闇に差別したりはしない。刀を持っており刀の扱いはレさキャラトップレベルである。

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