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8番通路を進む先
※この作品は「8番出口」二次創作小説です
先に原作をプレイ等する事をお勧めします
また、原作と大きく内容が異なります
「0」
看板に書かれた数字を確認し、また絶望する。
「(またかよ、また0か…)」
これで何回目か、ここに戻ってきたのは。
まあ、ここはおかしいから実は同じ「0」でも違う通路なのかもしれない。
そう考えぞっとする。
失敗する度に出口から遠のいている?
いやいや、そんな訳ないと考え直した。
またいつもの様に通路を進む。
見慣れたあの光景が視界に入る。
「(異変はない)」
真っ直ぐ進む。
「1」
数字を確認してまた進む。
あの通路を進む。
「2」
また進む。
「(扉開いてる)」
反対に戻る。
進む。
進む。
戻る。
何回も繰り返す。
「7」
数字を見て身震いする。
通常なら安堵する所だろう。
また歩く。
異変はない。
進む。
看板が見える。
「8」
階段は無かった。
進む。
異変はない。
進む。
「9」
また9にたどり着いた。
この「8番出口」は何かがおかしい。