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詩❲家族❳

りんご色のほっぺ

作者: 日浦海里

大人の指一本ぐらいしかない

小さな手をいっぱいに

大きく大きく伸ばしている君


両足を上げて

ぱたん ぱたん

両手を伸ばして

もぞもぞもぞ


必死でつかみ取ろうとするのか

君の真っ白なほっぺは

りんごのように真っ赤っか

かわいくてつい

ぷにぷにほっぺをつんつんつん


目が合って微笑むたびに

心からの笑顔を浮かべる

お腹をちょっとくすぐったりすると

きゃらきゃらと

大きな声で笑う


お顔全部をくしゃっと潰して

身体全体を細かく揺すって

全身で笑顔になってくれるから

こっちも自然と笑顔になれる


一生懸命開いた手の平は

この先何を掴むのかな


でも、今は君の小さな手を包んでいる

私のこの手を離さないでね

斜に構えないで

思い切り笑ってみるのも

大切なことだって思う


それはどんな言葉よりも

自然と周りを笑顔にしてくれる


そんな気がする

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― 新着の感想 ―
[良い点] やさしく、ふわやかな雰囲気が素敵で好きです(^^) 斜に構えないで、思い切り笑ってみる… 最近思いきり笑うどころか、自然に笑うということがほとんどないですね~…汗 …作り笑いはよくしますが…
[一言]  なんにも話していないのに、嬉しいことがものすごく伝わります。  こういう光景は、傍から見てるだけでも幸せを分けてもらえますよね。  ほんわかしました。今日は赤ちゃんを見るたびにニヤニヤ…
[良い点]  「君」がとっても可愛いです!!   (*´∀`)♪  そんな「君」を見守る温かな眼差しに  胸がきゅうっとなりました。  その小さな手の中には、無限の未来と可能性が  あると信じます…
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