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31 残りのお仕事
そういえば…今は何時くらいかな…。
ネアにも他のお仕事があるだろうし…。
時間を確認しないと…
「ネア…今は何時くらい?」
「えっ…?今?…えーと…」
そう言いながら…ネアは部屋の時計を確認することに…。
壁にかけてあった時計は、音を鳴らしながら時を刻んでいる…。
「あっ!大変!もうこんなに時間がたってるなんて…残りのお仕事もしないと…!」
「間に合いそう?」
「ギリギリかも…どうしよう…」
うーん…。
もともとは俺に原因があるからなぁ…。
よし!
「それなら…俺も手伝うよ!」
「えっ…グリンも?この森…初めてでしょ?」
ネアは少し困惑気味だったけど、俺は自信満々に胸を叩いた。
「大丈夫!ネアのためならなんだってできるから!」
「そっ…そう…。それじゃあ…一緒に手伝ってくれる?」
「もちろん!」
こうして…俺は残された時間でネアの手伝いをすることになった…。
よーし!頑張るぞ!