異世界への憧れ
くだらない。
この世界のほぼ全てがくだらなくて、退屈だ…。
俺の名は秋原錬人。高校生で、そしてオタクでもある。
マンガやアニメ、様々なオタク文化に惹かれている。
その中でも俺が最も惹かれているのが、ファンタジーである。
有名なものからマイナーなものまで、ファンタジー小説はほぼ全て読んでいると豪語してもいいと思っているほどに俺はファンタジーオタクである。
というか割と本気で異世界へ行ってみたい。
そう…こんなつまらない世界でなく……!
「おい錬人」
「ん?」
今話しかけてきたのは神崎蒼馬、はっきり言えば中二病だ。
俺はこいつの妄想話にたまに付き合っている。
まあ俺のファンタジー知識が、この妄想の設定作りに役立ってるらしい。
「この前のレジェンドラーゴについてだな……」
「ああそれか……」
レジェンドラーゴとはこいつの妄想話に出てくるモンスターで、俺が考えたものだ。
ほかにも色々と話をしたりする。
……こいつとTRPGをしたら楽しそうだと思える……そう考えるとこのつまらない世界の人の中でもマシな奴に見えてくるから不思議だ。
他にも娯楽などこんな世界でもいいと思えるところは多少なりともある。
だが俺はそれらを捨ててでも異世界で過ごしてみたいと本気で思っていた。
いや…覚悟があったのだろう。
その覚悟が俺を異世界へと導いたのだろう……。
小説を書いたのは初めなのでおかしなところはあるはずですがこれから宜しくお願いします。