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野原にて(222文字)
たまにはこんな話もいいかと。
野原に小さく咲く白い花があった。
しかし、それ以外にも多くの草花がその野原に生えていた。周りと雰囲気が違っていたその白い花をみんなは馬鹿にしていた。
「ちょっと白いからっていい気になって」
「僕の黄色い花の方が人気なんだってさ。これだから外から入ってきた奴は」
小さい白い花は、何を言われてもそこで咲き続けていました。ある時、そこに一人の人間がやってきました。
「この花は?」
白い花は、何と見つかっていない新種だったのです。
読んでいただきまして、ありがとうございました。
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