身近な人が突然天に召されると、
身近な人が突然天に召されると、なんか呆然としますよね。
遠方で会えなかったけれど、本当は会いに行くことができたんじゃなかったのか、とか。
せめて電話で話すことはできなかったのか、とか。素敵なカードを送ればよかったとか。
その人のことを考えていたこと、たくさんあったはずなのに、行動するのを後回しにしていた自分を悔やんで、でも、時間は巻き戻せなくて。
コロナ禍で、お葬式という形でお見送りすることもできません。
色んなことを考えます。自分が支えなければいけない人のこと、こういったことが連鎖反応みたいに、大事な人に及んでしまわないために、今の自分にできることは何なのか……と、必死で考えています。
日々に忙殺されて、ストレスのなか心がスれてしまって、いつの間にか、命というものの重さについて、実感が薄れていたような気がしました。
命は、散ってしまえば儚くて、綺麗だったと、その尊さに、喪ってから気付かされるものですね。
これを読んでくださった皆様は、「あの時、ああしておけばよかった」と、どうか後悔なさいませんように願います。
そういえば、今朝がた、不吉な夢を見たなぁ、なんて今さら思ったりするんです。
実際には、きっと偶然なんだろうけど、もしかして無意識に何かを察知していたのかなぁなんて。
今さら、そんなこと考えても何にもならないのに。
いのちって重いです。大切に思える人が天に召されると実感しますね……。なんか、思いきり、スれた考え方をしていた自分を振り返って、恥ずかしいような情けないような気持ちになりました。
なんでもない毎日を、今ある人達を、もっとちゃんと大事にしなきゃと思いました。
そして、あらためて、今、現在進行形で、世界で起きていることを思うと――言葉も出ませんね。